起業失敗後の心境 ドン底を経験すると肝が据わる

私は、40代で20年近く勤めた会社を退職して、インターネットビジネスで起業しました。しかしうまくいかず、1年で廃業

その後貯金を切り崩しながらバイトをし、なんとか再起を目指しているのが現在の状況です。

そして2020年の今、新型コロナウイルスの打撃で、金銭的にはドン底を経験しています。

世間的に言えば、今の私の状態はかなりヤバイ状況にあると思います。それでもなんとか生活はできているので、本人も不思議なぐらい。

夢を描いて起業したものの、待ち構えているのはドン底だったというオチ。これが現実ですね。

でも本人の感情というか、精神的には割と平気だったりするんです。起業失敗したことに後悔はしていないんですね。

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失敗してもわりと平気

起業に失敗して、さらに新型コロナウイルスが重なり、再起への道がさらに遠くなりました。

でも不思議なことに、別に不幸ともなんとも思っていないんです。

サラリーマン時代のほうが不安でいっぱいでした。

転勤や人事評価に怯え、同期の出世競争で妬み、人間関係で苦しんで、早朝覚醒や出社拒否で苦しんでいたサラリーマンの時よりも、自分の人生を生きている実感があります。

安定という意味では、サラリーマン時代のほうがずっと良い生活ができていました。家族で旅行も行けましたし、外食も躊躇なくできました。(もちろん今は両方とも無理です。)

でも不思議なことに、夜もぐっすり眠れますし今のほうが幸福感が高いのです。精神的にも安定しています。

退職する前は起業して失敗したらどうしようと不安でしたが、いざ失敗してみると「なんだこんなものか」と意外とあっさりするものです。

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早いうちに失敗してよかった

考えようによっては起業に失敗してよかったかもしれない、とも思っています。

何故なら、たとえ自分のビジネスで成功したとしても、いずれピンチの時がやってくるからです。

未来永劫ずっと右肩上がりに成長できるビジネスなど存在しません。

どんなビジネスでもいつかは冬の時代がやってくるのです。

それは市場環境のせいかもしれませんし、震災のような自然災害かもしれません。あるいは、自分自身の驕りや慢心から来るものかもしれません。

そんなピンチがやって来た時、失敗を経験した人と成功しか知らない人では、ピンチへの対応の仕方が変わってくると思うんです。

ある程度会社が大きくなった時に迎えるピンチは、ダメージも大きいです。金銭ダメージも大きいですし、自分の家族、そして社員までも巻き込むことになります。

こう考えると、退職してまだ日が浅いうちに失敗を経験できて、ある意味よかったのかもしれません。

これから自分が再起を果たす過程で、かならずこの失敗経験が役に立つと思うからです。

起業に失敗しても後悔はしていない

起業する前や会社を辞める前の段階では、自分の事業が失敗するリスクについては、当然考えていたつもりです。

でも心の底では、なんとかなるだろうと軽く考えていました。失敗が現実になるとは思ってもいなかったのです。

当然、今のようなバイト生活になるなどとは、辞める前は思ってもいませんでした。

もしタイムマシンがあったら、退職前の自分に「失敗するから会社は辞めるな」と言ってあげるでしょうか?

おそらく言わないでしょう。言うとしたら、「あまり借金するなよ」ぐらいでしょうか。

なぜなら起業に失敗しても私はまったく後悔していないから。

「あのとき会社を辞めなきゃよかった」と、少しも思わないのです。

むしろサラリーマンを辞めることができたことを、誇りに感じているぐらいです。

もし交通事故とか重い病気で死が間近に迫ったとしても、退職できた自分に誇りを持って満足して死ねるでしょう。

もちろん、起業に成功してから死にたいというのはあります。

それでも、もし自分に「死」がやってきたときに、サラリーマン辞めたかったのに辞められない自分で死ぬのと、たとえ失敗したとしても辞められた自分で死ぬのとは、同じ死ぬのでは人生の意味が全く違ってきます。

たとえ起業に失敗しても、あんなにいやだった会社を自分の意思で辞めることができたんだから、いいじゃないかという気持ち。

今は失敗している状態ですが、いつかうまくいけば良いな、という気持ちでいます。

だから気持ちは常に前に向いています。後悔などしていられません。

起業に失敗しても、精神的にはわりと平気です。肝が据わるんでしょうかね。もちろんお金がなくなる恐怖は大きいです。

でもそれ以上に前進したい、再起したいという気持ちが強いのも確かなのです。

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40代退職のリアル

40代退職のリアル

40代で退職を経験した私が、当時の日記を元に書いています。退職するまでの苦悩や経験、家族のこと、お金のこと・・・・・・。私のつたない経験が、皆様にとって少しでも役に立てば幸いです。

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