退職して脱サラしたい!
でも、フランチャイズで独立するか、いっそのこと起業するか、どっちがいいんだろうか。
自分に向いているのはどっちだろうか。
フランチャイズ独立か、それとも自分で起業か。それぞれのメリット・デメリットを整理してみました。
ちなみにここでの起業というのは、一人でフリーランス(自営業)として起業する場合に絞っています。
一人でフリーランス起業するメリット・デメリット
フリーランス起業のメリット
- 仕事場所・時間に縛られない
- 自分な好きなこと(得意なこと)を仕事にできる
フリーランス起業のメリットといえば、仕事場所や仕事時間などを自分で自由に決められること。
仕事内容、報酬、人間関係なども自分の好きなように決められます。嫌いな人との仕事は自分の裁量でやるかやらないかを決めることができます。
極端に言えば、1日30分の労働時間でも誰にも何も言われません。
ベッドの中で寝そべりながら、夜中にゴソゴソ仕事して昼間は寝てても良いわけです。
(ただし、ちゃんと稼げればの話ですが)
フリーランス起業のデメリット
- お客さんは自分で開拓しなければならない
- めっちゃ不安
- うまくいかないことの方が多い
- 全責任を負う
- 仕事取れないことも多い
- 集客でつまづきやすい
- 収入が不安定。安定しない。たくさん稼げる月もあれば、全く稼げない月もある。
はっきりいってデメリットの方が多いです。
しかも自分の好きなこと(得意なこと)が、果たして市場ニーズがあるのかどうかも、やってみるまでよくわからないです。
やってみてほとんど集客できない、お客さんがつかない、ということだって多いです。そうなったら悲惨です。退職してしまったのに集客につまづくほど怖いことはないです。
フリーランス起業は集客でつまずきやすい
私にはそういう経験あります。私が起業したのは厳密に言えばフリーランスではなくWEB上の会員サービス事業ですが、ほとんど集客できなかったです。
集客できないと、収入がないのに出費だけがどんどん増えていきます。この恐怖、あなたは耐えられますか?
でもまあそうなったらそうなったらで、他のことを探すことになります。必死です。必死に探せば結構仕事は見つかるものです。多分死ぬまではいかないでしょう。
最近はクラウドで仕事を取れるサービスも多いですしね。バイトしたり、最悪再就職しても良いですし。
ちょっと後ろ向きのことを書いてしまいました。こんなこと書くと、やる気なくしますね。
フリーランス起業のデメリットをまず克服する
でも私は思うんですけど、メリットが活きてくるのは、まさにデメリットを克服してからの方が多いように思います。
そこまで待てずに再就職する人も多いのが現実なんですけどね。
集客の問題さえクリアしてしまえば、あとは楽なのがフリーランス起業なんですよ。そこまでの状態にいくのがすごく大変だし、人によってはすごく時間がかかったりします。
仕事が安定するまでは、3年以上ぐらいかかるとみておいたほうが良いのではないでしょうか。(私の場合は、それ以上かかってもまだまだ安定しませんが)
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フランチャイズ独立のメリット・デメリット
フランチャイズのメリット
- すでにビジネスモデル確立されている
- 成功がある程度約束されている
- ブランドの力を借りることができる
- 本部のノウハウを活用できる
フランチャイズのメリットは、ビジネスモデルが確立されており、ゼロから集客に悩む必要がないというところです。
トラブルがあった時もすでに先例があることも多く、本業に集中できる体制が整っています。
フランチャイズのデメリット
- 決まったことしかできない
- 本部が信頼できるかわからない
- 本部の意向
- 人間関係(バイト、本部の人)
- 失敗した時のリスク
- 初期投資
フランチャイズのデメリットとしては、よりシビアなところ。フリーランスのように仕事する場所や時間の自由なんてありません。
常に結果が求められます。うまく従業員を使いこなし行かなくてはなりませんし、本部との付き合い方も考える必要があります。
でもそれはやはり自分が独立してビジネスをするのですが、言って見れば当たり前のことではあります。
そして当然のことではありあますが、頑張れば頑張るほど、報酬も大きくなってくるのです。
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こんな人が向いている
フリーランス起業とフランチャイズ独立のメリット・デメリットを比較したところで、どんな人が向いているのかを整理してみましょう。
フリーランスでの起業に向いている人
- 自分の好きなことでお金を稼ぎたい。
- 自分の人生を自分でコントロールしたい
- 自分と家族が最低でも食っていければそれで十分(もちろんそれ以上に稼げれば最高ですが)
私自身を分析してみると、どっちかというとフリーランス起業に向いているんですよね。
でも起業前は、どちらかというとフランチャイズよりのことを考えていました。
起業してみて失敗して、自分がフリーランスよりだということに初めて気づいたんです。自分の志向とは違う方向に向いていたので、結局無理していたんでしょう。違和感ばかり感じてましたから。
それまでは自分がどんな志向を持っているかなんて、分析したことなかったですから。(というか、早く退職することがメインだった)
起業する前にきちんと自己分析していれば、自然体で無理なく仕事できていたかもしれません。後の祭りですが。
フランチャイズでの独立に向いている人
- 絶対に成功したい
- お金を稼ぎたい
- これまでに得てきた自身の能力をフルに発揮したい
- 効率的にビジネスをやりたい
自分自身を分析してみると(と言ってもただの直感ですが)、「絶対に成功したい」「お金を稼ぎたい」という気持ちが少なかったように思います。
それよりも「もっと自由に生きたい」「好きなように暮らしたい」という気持ちの方が強かったです。
でも実際に起業してみるとわかりますが、もっと自由に生きたい」「好きなように暮らしたい」という気持ちって、実は自分のことを優先させているということなんです。
フランチャイズというすでに確立されたビジネスで、お客様の目も厳しい。自分の気持ちを優先することが難しいんです。
自分の気持ちよりも、お客様のことを優先させることが第一になってきます。
だから自分の気持ちを優先させたいと考えている人は、あまりフランチャイズには手を出さない方が良いように思います。
それよりも、もっとビジネス中心に自分の気持ちを持っていける人、高い目標をクリアしていきたい方には、向いていると言えます。
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自分がどっちに向いているか、チェックしてみよう
こうやって整理してみると、自分がどっちに向いているかなんとなくわかってくると思います。
フリーランスの方は、あまり人と関わらずに自分の好きなことを中心にやっていきたいという人が向いていて、フランチャイズの場合は、もっと積極的に仕事をしたい!という人に向いています。
会社にいながら、起業を体験する方法
どっちが自分に向いているのかわからなければ、提案したいのは、まずは行動してみることです。
悩む時間が勿体無いですからね。行動してみれば、どっちに向いているか、自ずからすぐわかります。体で理解できますからね。
でも行動すると行っても、すぐに退職せよと言っているのではありません。会社にいながらでも行動はできるのです。
会社にいながら、フリーランス起業を体験する方法
フリーランス起業なら自分の好きなこと、ビジネスにつなげたいものを発見して、SNSなどで発信して反応を見て見る。
あるいは、最近多くなってきているシェアオフィスを見学してみるのも良いでしょう。
シェアオフィスには、フリーランスで働いている人がたくさんいます。
平日に休みを取って、雰囲気を探りに行くと良いでしょう。どのシェアオフィスも気軽に見学させてくれます。
交流会を盛んにやっているところもあるので、そう言うのに参加するのも悪くはないと思います。ただし、変な輩もいるので、美味しい話や一緒にビジネスやろう系の話には簡単に乗らない方が良いでしょう。
会社にいながらフランチャイズ起業を体験する方法
FC独立なら、まずはフランチャイズ関係の本を読んで基本的な知識を得ましょう。
それから、ネットで検索して気になるフランチャイズの資料を取り寄せてみましょう。資料を見るだけでもだいぶ違いますよ。
気に入ったFCがあれば、フランチャイズフェアや説明会に出かけて、本部担当者と話してみても良いでしょう。そこから人脈が広がっていきます。
ゼロからビジネスを立ち上げるのは、結構キツイなあ。
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もっと大きなビジネスを一人で立ち上げたい
フリーランスではなく、もっと大きな規模のビジネスで起業したい
起業ネタはあるけど、やりたいビジネスの規模が大きすぎて、一人の力では時間もお金もかかりすぎる!という場合はどうしたら良いでしょうか。
もちろん仲間を募って、あなたのアイデアに出資してもらうというやり方もあります。
これは起業するときの正統なやり方ですが、実際やってみると、このやり方はかなりタフな人じゃなければやってられないのも確かです。
かなりの度胸と言うか、何言われても平気という人じゃないとすぐに倒れます。
ちょっとした小さなことでもへこたれてしまう繊細な人にはあまり向かないと思いますよ。
私がそうでした。すぐへこたれました。打たれ弱い人は向いてないかも。
フランチャイズで資金を作ってから、好きなことで起業することもできる
打たれ弱い人であれば起業できないのか?と聞かれれば、決してそうではありません。
「まずはフランチャイズで成功して資金を作ってから、その後で好きなことで起業することもできる」と言う考え方もできるからです。
もちろんフランチャイズで成功することが前提になりますが。
とはいえ人生は長いので、一つに絞ることはないと思いますよ。最終的に自分の目標が達成できればそれで良いのではないでしょうか。
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出世諦めた40代がフランチャイズ起業では、失敗しにくい理由
出世をあきらめる前に、フランチャイズで活路を開くことも検討すると良いです。フランチャイズなら、すでに商売の仕組みが確立されていて、成功ノウハウが蓄積されている点が最大のメリットです。
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起業成功のコツは、サラリーマン根性を早く捨て去ること
一つだけ言えることは、フランチャイズにせよ、フリーランスにせよ、一度起業すれば、サラリーマン意識は早く捨てるべきです。
でも長年染み付いたサラリーマン意識はなかなか落とせないのが現状ではあります。
私も退職して1年ぐらいはなかなかサラリーマン意識が消せず、稼ぎがゼロなのにも関わらず、無意識的に給料日をあてにしてたりしました。
経験からすると、サラリーマン意識が抜けた頃から自分のビジネスが軌道に乗り始めるように思います。(人それぞれかもしれませんが)
フランチャイズ、フリーランス、それぞれの特徴を考えて起業しよう
私の場合は、割と大きな規模のビジネスを考えて起業しましたが、結局仲間を募ることもできず、出資を募ることもできず、一年で廃業しました。
起業失敗の原因を自分なりに分析してみると、まあ所詮は無理な起業だったのかもということもあるのですが、集客など経営のポイントが全く分かっていなかったということが大きいです。
今は別の道でなんとか再起しようと貯金やバイト、ネットの仕事などで毎日を送っておりますが、最初からフランチャイズでの独立も視野においておけばよかったとも思います。
フランチャイズでの独立なら、ある程度の経営ノウハウは確立されていますからね。それなりに本部から要求されることは多いですが、失敗につながるような無駄を踏むことはありませんからね。
オススメのフランチャイズ検索サイト
初心者に優しい「フランチャイズの窓口」
「フランチャイズの窓口」は、独立開業初心者に対応したフランチャイズ比較・検索サイト。
個別FCやターゲット市場の情報量も多く、さらに情報の鮮度も高いので信頼感があります。窓口スタッフに電話相談もできるのも、初心者にとってはプラスの安心があります。
海外のFC本部も豊富に掲載されていて、海外のビジネスを日本に展開するチャンスです。マクドナルドやセブンイレブンも元は海外のビジネスでした。
面白いビジネスもたくさんあり、これまでに培ったビジネス経験に照らして有望と判断すれば、是非資料請求してみるべきです。
これから伸びそうな有望なビジネスは、ある意味早いもの勝ちという側面が強いですからね。
未経験者に優しい「BMフランチャイズ」
商工会議所のビジネスマッチングサイトとして有名な「ザ・ビジネスモール」からフランチャイズ比較サイトとして派生したのが、「BMフランチャイズ」。
この経緯から優良な商工会会員企業がたくさん紹介されています。
専門業界に詳しいコンサルタントの起業セミナーなど、独立や起業に興味あるけどフランチャイズでの独立に不安を抱える方へのアドバイスも豊富。
安心してフランチャイズの独立開業を始めることができます。
今なら資料請求すると、ビジネス本の無料プレゼントがあります。