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転職先に馴染めない。また会社を辞めるべきなのか。

転職先に馴染めない

苦しい転職活動を潜り抜け、見事内定を勝ち取って意気揚々と新しい会社に出社したものの、なんとなく会社に馴染めない、といったことが良くあります。

新しい環境に馴染むまでのある一定の期間内は誰でもそのような感覚を持つもので、だいたいところ少なくとも三か月ほどで消えてなくなって行きます。

ところがそれがなかなか消えず、それどころかどんどん馴染めない気持ちが強くなってくることがあるんです。

転職に失敗したと感じ、転職したばっかりなのに早くも次の会社を探そうと思ったりもします。

こんなことになるのなら転職などしなければ良かったと後悔します。

でも実際問題として40代以降の転職はそう甘くはありません。転職してから日が浅い場合はやはりマイナスポイントになってしまいます。それに転職活動を再開するなら相当の時間と気合いが必要です。

私も経験ありますが、こうなると正直かなりつらいんです。夜も不安で良く眠れなくなるし、会社でも居心地が悪い。まさにまるで生き地獄のような状況なのです。

と言うわけで、この記事では転職先に馴染めないとお悩みの方へ、私の経験を交えて対処方法を紹介したいと思います。

では、さっそく行ってみましょう!

転職後死ぬほど後悔したことある?ありますよ。乗り越えてきましたから。

問題点を整理する

一番最初にやることは、今の状況を一旦整理することです。

おそらく今はかなり混乱しているのではないでしょうか。

早くこの辛い状態から抜け出して楽になりたい!と思っていらっしゃるでしょう。

でも、その焦る気持ちをちょっと静めて問題点を眺めてみましょう。

会社に馴染めない原因を大まかに整理してみると、次の5つのポイントがあります。

あなたの場合はどれに当てはまりますか? 一つずつ見ていきましょう。

40代中途採用で使えないおじさん→こうやってリカバリーしました

問題点を整理する

  • 自分の性格の問題
  • 人間関係の問題
  • 会社制度の問題
  • 能力の問題
  • そもそも職業的な問題

自分の性格の問題

まず初めに確認しておきたいのは、馴染めない原因が自分自身にあるかどうかの確認です。

会社に馴染めないと言う時、自分の性格によることが結構あります。

私はかなりの内向型人間であまり自己アピールが得意ではありません。同僚と飲みに行ったりするのも苦痛です。むしろ早く帰って一人の時間を大切にしたいタイプ。

こんな性格なので、同僚や会社の人からグイグイ来られるとかなり居心地悪く感じます。それだけでウンザリして、会社に行くのが嫌なります。

なぜ苦痛に感じるかと言うと、自分を周りに合わせなければいけないのではないかと思ってしまうからなんです。本当は一人でいたいのに、笑顔を作って同僚とイヤイヤ付き合わなきゃいけないのではないかというプレッシャーがかかり、こんなプレッシャーが定年まであと20年も続くのかと思うと絶望します。

でも自分を偽って無理を重ねる必要などないのです。無理して周り合わせることなどなく、普段通りの自分でいれば十分なんです。

私なら内向型そのままで良い。無理に外交的になる必要すらないのです。内向型なら外交型の人にない内向型の良いところがあり、無理することはないのです。

私は幼い頃からこの問題について悩んでこのきましたが、こちらの本を読んで、自分はこれで良いんだという気持ちになりました。同じような悩みのある方にはかばりおすすめです。

ここで言いたことは、会社に馴染めないと感じる原因の一つとして自分の性格の問題があったとしても、そこはそのままで良いってことです。

内向型の人であっても、極端に人見知りであっても無理に積極的になることはありません。

周りに合わせるために自分を変えなくても良いのです。

どうでしょう? プレッシャーが一つとれて、ちょっと気持ちが楽になったのではないでしょうか。

でも、これだけではまだなんかしっくり来ませんよね。

それは会社に馴染めないというのは多面的なので、原因はひとつではない事が多いからなのです。

私も含め、多くの人が混乱してしまうにはそういう理由があるからです。

それでは、次の人間関係の問題を見て行きましょう。

人間関係の問題

人間関係の問題

多分この人間関係の問題が多くの人が悩んでいると思います。

この人間関係の問題は、組織で働く以上は、もうどうしようもないんですよね。

とはいっても、問題に直面している当人に取っては、人生を揺るがす大問題です。

私は以前の会社を人間関係が元で退職しています。不眠が重なり抑うつ症になり、出社拒否にまでなりました。今でもそのトラウマを抱えています。

健康を害するくらい悪化してしまったら、もう修復はできないので、その場から去るのが一番だと思います。

なので、悪くならないように出来るだけ予防することが重要でしょう。一度人間関係が悪化すると、もうよくなるなんてことはほとんどありません。悪影響にならないように予防線を張るしか無いと思います。

人間関係があまり良くない人、悪くなりそうな人にはなるべく近寄らない、変に介入しないことです。何か言われたとしても、額面通り受けない、友人やパートナーに愚痴を言うなどして、後に残さないようにしましょう。

あとこれは補足的なことですが、ベンチャー企業などに転職した場合よくあること。それは自分が40代の新入社員で、同じ年代の人たちは皆もう管理職。自分と同じ職位の人たちは20代と言った場合です。

こうなると正直辛いですね。私も経験ありますが、変にでしゃばらないことです。腰は低く、おとなしくしているのが鉄則です。

転職時にその会社の平均年齢ぐらい調べられますが、転職する前なので、平均年齢が若くても軽く見ちゃうんですよね。まあ、大丈夫だろうぐらいに考え易い。自分より若い人に指示されることに抵抗なければなんとかなりますが、そうでない方はかなり辛いものがあります。

それでは次は制度の問題に行ってみましょう。

会社制度の問題

転職先に馴染めない原因として、会社制度に馴染めないと言うことがあります。

人事の評価制度だったり、組織のあり方、在宅勤務の有り無し、服装、副業OKかどうか、休みの取りやすさ、残業有無などなど。

これは実際転職してみないとわからない部分でもありますし、前の会社と比較しやすい面もありますから、馴染めないとなった場合、前の会社の方が良かったと言うことになりやすいです。

とは言っても、もう辞めてしまったので後戻りは難しい。次の会社を探すと言っても次の会社制度がどうなのかは予測できません。

まあ、業界とか仕事内容、面接での雰囲気などである程度掴めるとは思いますが、40代以上の転職の場合、面接まで辿りつくのも結構な労力なので、実際のところ選り好みする余裕などないかもしれません。

そんなの絶対嫌だ!この会社制度には絶対馴染めないというのでなければ、これはもうそう言うものだ、と割り切っていくのが無難だと思います。

能力の問題

能力の問題

転職してまだ日が浅い場合、何も仕事ができない自分に不甲斐なさを感じることがあります。

自分より年下の同僚がテキパキと仕事をこなしているのに、力不足の自分がいる。不甲斐なさがだんだん自信喪失に繋がり、果たしてこの会社でやっていけるのか?と不安になってきます。

ぶっちゃけて言えば、誰にでもあることです。濃淡こそありますが、誰でも新しい環境には戸惑うものです。仕事のやり方や考え方は会社によって変わりますから、これまでのやり方が通用しないことも多いですよ。

この場合は、どちらかと言えば謙虚になって、新しいやり方を吸収して学んでいくスタイルに徹するのが良いでしょう。

よくあるのが、自分のやり方の方がいいと言って、周りに押し付けてしまい、厄介者レッテルを貼られること。

この時期は嵐のようなものなので、騒がずじっとして、自分のやるべきことをこなしていくだけで良いと思います。

そもそも職業的な問題

それでは最後の問題、職業的な問題に行ってみましょう。

これはつまり、営業とか、販売職とか、SEとか、職業的部分がそもそも合わない、馴染めない、と言う問題。

異業種で転職した場合に多い問題ではあります。

例えばITの世界に憧れてSEに転職したものの、指示された仕事ができなくてこんなはずじゃなかったと後悔することが多くあります。

憧れと実際はかなり違うんですよね。

でも、一度転職してしまったからには、またもう一回方向転換と言うのも難しい話になってくるんですよね。

自分を見失っている。自分の本音が見えない。

会社辞めたいけど、辞められない。

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管理人
管理人

じゃあどうするか

じゃあどうするか? そこですよね。話を進めていきましょう。

ここまで馴染めない原因をいろいろ整理して見て、自分に当てはまるところ、当てはまらないところがあったと思います。

じゃあこれからどうすればいいか。また転職をするのか、あるいは耐えるのか?

それを考えるには、2軸で捉えると良いです。

つまり、現実的な問題と将来的な問題の2軸。この2軸で考えると今やるべきことが浮かび上がってきます。

現実的な問題

まず現実的な問題から見てみましょう。

これはつまり言ってみればお金の問題ですね。

今の会社にいるとした場合と、別の会社に転職した場合を比較して見てください。

直近で転職活動していますから、自分はどんな年収の会社にいけるのかだいたいの感触を持っているはずです。

例えば、年収350万〜500万ぐらいのレンジで書類選考通っていて、それ以上になると箸にも棒にも引っかからないと言ったような感じです。

おそらく今の会社に決めたときもその年収レンジの中にあったと思います。

そして、次また転職先を探すとなれば、そのレンジは同じままでしょうか。もしかすると低くなる可能性の方が高いかもしれません。

実際に転職活動を始めてみないとわかりませんが、転職してまだ日が浅いうちにまた転職した場合、相当な苦戦待っている可能性はかなり高いでしょう。

年収を大幅に下げるかしか選択肢がなくなるケースが想定できます。

そうなった場合、生活費維持出来るでしょうか?

家族がいる場合、教育費や食費などは年々出費増えます。その他にも冠婚葬祭、住宅ローンの金利変動など諸々の想定外の出費も見込んでおく必要があります。

こう言ったことをきちんと見える化しておくために、お子さんが社会人になるまでの試算表を作成することをおすすめします。

できれば月単位で毎月の出費を計算してみると良いでしょう。グーグルのスプレッドシートを活用すれば無料で作れます。少し面倒かもしれませんが、必要なお金が明確になって不安が楽になります。

この試算を作ってしまえば、どうすれば良いかは、自ずと見えてくるのでないでしょうか。

現実的なお金が十分にあれば、万全の働き方を求めてチャレンジすることも選択肢に含めても良いでしょう。でも、あまり余裕がないなあとなったら、やはりここは踏み留まって置くべきでしょう。

でもかと言って何もせずにお金のためにただ我慢するのは、自分自身に対しても良くありません。

そうです。次に考えるべきは、これからどんなことをしておきたいのか、将来的な問題です。

将来的な問題

最終結論を出す前に、あと一つ重要な問題を考える必要があります。

それはあなたが5年後、10年後にどうなっていたいのか?と言うことです。

と言っても、やりたいことがはっきりしている人、そんなのサッパリ思い浮かばない人、様々だと思います。

これまで散々苦労してきた人などは、将来の希望を持つ気力もないかもしれません。私もかなりの報われない苦労をしてきましたので、やりたいことを思い描くだけで罪悪感を感じてしまうほどです。

でも、そんな気持ちはちょっと横に置いておいて、自分に許しを与えてあげましょう。

どんなにどん底でも、自信を失っても、将来こんな自分になりたいと夢みる権利はあります。

例えば私の場合は、10年後は自分の事務所を持って仕事をしたいなあ、と思います。

些細なことでも良いので、安心して思い描いてみてください。

どうでしょう。イメージできましたでしょうか。イメージできたら、今の仕事はそこに向かっていけそうかを考えてみてください。

もしかすると、全く違う方向性かもしれませんね。そうなったら、どうしたらイメージに近づけることができるでしょうか。

今度は、これまで整理してきたことを総動員してみましょう。

そうすれば、例えば現実的な問題から今すぐには会社はやめられないけど、10年後のイメージ近づくために今から人脈を作ってみようとか勉強を始めようとかいろいろ思いつくと思います。

10年後のイメージを実現するため、今からできること。

だんだん見えてきましたね。

では最後の仕上げといきましょう!

最後は直感

転職したばかりだけど、新しい職場に馴染めず、早く会社を辞めたい。でも本当に辞めて良いか自信がない。どうしたらいいのでしょう。

これまで様々な問題を整理してきました。

どうしたら良いか、おぼろげなところは見えてきているのではないでしょうか。でも、まだちょっぴり物足りない。本当にそれで良いか判断つかないことでしょう。

そこでとっておきの判断方法を紹介したいと思います。

それは直感に従うと言うことです。自分の気持ちを大事にしよう、と言うことです。

直感といってもなかなかわかりづらい人もいるでしょう。コツは「するべき」「しないと損」など理論というか頭の中だけで考えないことです。

頭で考えずに、感情とか気持ちを大事にするんです。「嬉しい」とか「楽しい」だったり、「嫌な感じ」「苦しそう」とか、そういう感情で最後は判断するんです。

自分は転職を間違ったのではないか。毎日嫌な思いをしている。人間関係も良くないし、給料も少ない。このまま我慢するよりリスクあるけど、当面の間は貯金もあるし、思い切って転職してみようかな。と思った時、少し立ち止まって自分の気持ちを確認してみましょう。

また転職した方が良いかもしれないと言う時。でももう少し頑張ったほうがいい気すると思えばその感情に従ってみようと言うことです。

するべきとは思うけど、なんか違う気がする。そんな感情が出てきたら、その感情は無視しない方が良いです。

そんな時は決断をちょっと保留にした方が良いことがも多いです。しばらく放置しておくと、思いがけないときに思いがけないアイデアがひらめくことがあります。

私の知人で50代の男性派遣社員として働いている方います。その彼が派遣から正社員を目指し転職活動していた時、希望する業種がなんか違うなと違和感を感じていました。

それで少し活動のペースを落として、しばらく様子を見ていたそうです。ある日家の掃除をしていた時に、そういえば自分がずっと好きでやっていたことを仕事にしてしまえば良いのでは閃いたことがあります。

それで早速転職サイトを検索してみると、タイミング良く求人があり、エントリーしてみるととんとん拍子に話がまとまってその会社に転職できたと言う話を聞いたことがあります。実話です。

そんなこともあるのです。

転職先が馴染めない時、いろいろと悩み、悔しい思いをすることもありますが、問題点を整理して、自分の現状を確認し、10年後に何をやっていたを見据えながらも最終的には自分の気持ちを大切にしてください。

良い人生を送れることを願っています。

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管理人ハタカズ

40代で退職を経験した私が、当時の日記を元に書いています。退職するまでの苦悩や転職失敗経験、家族のこと、お金のこと・・・・・・。そして起業失敗経験まで。私のつたない経験が、皆様にとって少しでも役に立てば幸いです。詳しいプロフィール ■PDF冊子「退職の迷い解消ハンドブック」無料プレゼント中!

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