私の40代前半は、まさに人生の八方塞がりにありました。
何かやろうとしても何かしら障害がでてきて、前に進めない。
早く会社を辞めたいと内心かなり焦っているのに、周りの環境すべてが障害になって、自分のやりたいことを妨害してくる。
右に行っても地獄。左に行っても地獄です。
まさに八方塞がり。フラストレーションがどんどん溜まっていく感じでした。
この地獄のような状況が永遠に続くように感じ、「どうせ駄目なんだ」と絶望していました。
でも、今はそうは考えていません。
地獄のような状態は永遠に続きませんでした。
今では嘘のように八方塞がりの状態から脱しました。
もし、自分が八方塞がりでどうしようもなくなった時は、必ず春は来ると思ってください。
八方塞がりの状態のときは、時間はかかるけど、うまく解決する時が必ずやってきます。
寒い冬が終われば必ず春が来るように、だんだんと状況は改善されていきます。
時期が来れば、必ず状況は改善します。
そう思っておくだけでも、心が軽くなると思います。
八方塞がりは乗り越えられる
辛い時は永遠に続くわけじゃないです。
自分も経験しましたが、八方塞がりを自覚してからどんなに長くても3年も経てば、自分が八方塞がりだったことすら忘れています。
八方塞がりの時は永遠ではない
八方塞がりだ、どうしよう!
とパニックになりそうな時は、そのうち春が来るよ!って思っていればそれで良いのです。
これは、実際に八方塞がりを乗り越えられたから言えるのです。
そのうち、必ず出口はみつかります。だから、自暴自棄になったり、やけくそになったり、やる気を喪失してしまったり、とかそういうのは止めたほうが良いです。
八方塞がりの時は自分から動かない
必ず出口がある!と信じて、前向きに考えてください。そういうときは自分から状況を変えようとは思わないこと。
トンネルから抜けるときは、周りから変わっていくものです。
私が八方塞がり真っ最中だった時は、パニックでした。いつか春が来るなんて思ってもいなかったので、このつらさが永遠に続くのかと思い絶望を感じていました。
そう、八方塞がりにあるときって、どう考えても、好転する感じが見えてこないんですよね。真っ暗闇のトンネルの中で、出口が見つからずどうして良いかわからない状況。
私も八方塞がりにいるときは自分の人生、ゲームセットだと思っていました。完全に負け犬だと思っていました。このつらさから逃げ出せるなら、逃げ出してしまいたいと思っていました。
ひどく焦って、やらなくても良いような自己啓発セミナーに参加してしまったり、さらに状況を悪化させるようなこともしました。
もしその時、いつまでもつらい時が続くわけじゃないことを知っていれば、無意味なことをする必要もありませんでした。そして、もっと早く八方塞がりを突破できていたと思います。
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理想的な形で八方塞がりを突破する時がやってくる
なにをやってもうまくいかない、周りが壁に塞がれている状況にあるときはとてもつらいです。
わたしもそんな八方塞がりで出口が見えない状況の中、
「はやく会社辞めて自分のやりたいことをしたい。いったいそれは叶うんだろうか?」
と、いつも嘆いていました。もしかしてそんなのは、ただの理想なのかも。自分にはできそうにもない、と不安になったりもしました。
でも、大丈夫。
最後は、充分理想的な形で叶いました。
最初は退職に反対していた両親からも、退職して起業することを賛成してもらえました。
つらかった会社も辞めることができ、独立の夢も叶いました。
会社を辞めたら無職になるから、引越し先が見つからなかったらどうしようとあれほど悩んでいたのに、引越ししなくてもよくなりました。
あれほどつらかった時期がまるで嘘のように、これまで無理だと思っていたことが現実になり、あれほど夢見ていたことを本当にできるようになっているのです。
しかも、これらは自分から状況を変えようと動いた結果ではありません。自分は目の前のこと、できることだけをやっていただけです。
でも、ある時から徐々に視界がサーっと開けるように、周りが変わってきたんです。
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八方塞がりを突破する方法
八方塞がりにある状況をいかに突破するか、これは仕事においても、そして人生においても言えることです。
八方塞がりのときは、一気に突破できない
では、どうやって八方塞がりを突破するか、自分の経験から考えてみたいと思います。
まず言えることは、一気に突破することは不可能ということです。
四方八方が壁に囲まれている状態ですから、一気に突破するには壁が多すぎるんです。
やっぱり、ひとつひとつ絡まった糸をほぐすようにして、できることから解決する。
これに限ります。
八方塞がりにあるときって、あれもやんなきゃこれもやんなきゃって、一度にやるべきことを同時にやろうとしてしまうんだけど、それ無理です。
コツは、目の前にある課題を解決しやすいところからやること。
いきなり大きな課題じゃなくても良いです。小さい所、すぐに解決できそうな所から手をつければ良いのです。
目の前のできることから始める
たとえば、妻が起業に反対しているとします。
この時まずやることは、妻に自分の起業を賛成してもらうことじゃありません。妻の起業反対はひとまず置いておきます。
それよりも、長いこと自分では気になっているけど、なかなか実行できないことをやるべきなんです。
例を挙げてみると、穴の開いている靴下を新調したり、お尻にできた湿疹を治しに病院にいくことだったり。長いこと散髪に行っていなかったら、ちょっと高めの美容室に行ってみるとか。
そんなことをやってください。ひとつひとつ。
長いこと放置していたことをやってください。
あくまでも自分が気になっているけど、今まで時間がなかったり後回しにしていたことをひとつづつ解決していくのです。
問題を解決するために、外堀から攻めるように。
目の前のことをこなしていくと、チャンスが開けてくる
こうやって目の前のやることをひとつひとつこなしていく。
そうすると、だんだん状況が変わっていきます。
今まで四方八方塞がっていたのが、ちょっとずつ減っていってチャンスが開けていくのです。
八方塞がりの時って、問題山積みで自分では抱えきれない状態にあることなんです。
トラックに荷物をいっぱい詰め込みすぎて、重くて動けなくなっているのです。だからそういう時こそ、目の前のやることをひとつひとつこなしていくことで、それだけ荷物も減って軽くなってきます。
周りの人も、あなたの荷物が軽くなってきたことを見て、何かが変わってきていることに敏感に気づきます。そこから、あなたの思いが伝わるのです。
つまり、目の前のことをこなしていくことで、あなたの本気度を周りの人に知らせることができるのです。
こうなると完全に潮目が変わります。
今まで無理だと思っていたことが、ほんの少しのきっかけでうまくいきそうなチャンスが見えてくるのです。
そしてチャンスが開いたと思ったら、パクっと食いつけば良いだけなんです。
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八方塞がりは怖くない
八方塞がりだ!と思うと、夢も希望も無くなるような気にもなりますが、それは時間が経てば徐々に解決していきます。
そう思っていれば、八方塞がりは怖くない!
必ず解決するときがやってきます。
その時までは一気に状況を変えようとはせず、目の前の小さなことから取り掛かってみてください。