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ちょっと待った!社内の人間に退職相談するのが危険な理由

いくら辛くて苦しくても、社内の人間には退職相談してはならない理由

本心は、退職したくてたまらない。

でも、会社ではその本心は隠しておきましょう。

退職することを正式に会社に言うまでは、絶対に本心を明かしてはいけません。

親しいと思っている同期や同僚に対しても、本心は言うべきでは無いと思います。

うっかり言ってしまうと、自分の立場が悪くなります。心変わりして退職を取りやめた時のダメージが大きくなります。

退職が正式に決まるまでは、本心は隠し続けた方が良いです。

辛いけど誰にも相談しない方が良い理由

誰にも相談しない方が良い理由

  • やる気無い人という評価
  • すぐ辞めような人いう評価
  • 上司は人事部に密告します
  • 同僚は上司にご注進する
  • 同期や後輩はあなたを追い落とす材料にする
  • 家族への相談も危険
  • 転職エージェントへ相談すると転職させられる

本心を隠しながら仕事するのは、ものすごく辛いものがあります。

なぜなら、一緒に働いている同僚や上司、取引先に、自分は嘘をついているという感覚に陥ってしまうからです。

「オレ、こんな笑顔だけど、本当は会社辞めたいんだよなー」

「売上向上のための改善策とか言っているけど、オレ会社辞めたいんだよなー」

こんな風に、自分の会社辞めたい本心を隠しながら、それと反対のことを言うのは、ものすごく辛いです。

表と裏の2重生活とでもいうのでしょうか、ちょっとした罪悪感も生まれてきます。

でも、苦しいからと言って、まさか同じ会社の同僚とか上司に相談はしませんよね?

絶対にしない方がいいです。

なぜなら、そういう後ろ向きのことを一度でも言ってしまうと、「あいつ、やる気ない」というレッテルが貼られてしまうからです。

いつ辞めるかわからない人物という評価が一度でも定まると、本気度を試すために異動の対象となったり、昇進対象から外されたりします。

退職するからそんなの関係ねーよ!という人もいるかもしれないですが、気が変わって退職しなくていいや、会社で働こう!ってなった時、会社に居づらくなるのは目に見えています。

同僚にも「アイツ会社辞めてーって言ってたのにまだ会社に居る」とか後ろ指差されたりすることにもなります。

だから、本音と建前の二重生活は辛いのですが、社内の人間には本心を話すことは絶対に避けた方が良いです。

正直者がバカを見ます

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管理人
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上司は人事部へ内密に報告する

それにね、仮にここだけの話だから内緒にしてくれ、って言ったって、人事部には必ず話が行くと思っておいた方が良いです。

上司に相談するとしても、話を聞いた上司が内密に人事部に話をすると思っておいた方が良いです。そうしない人もいるかもしれませんが、人事部へ話をしないとは断言できません。

上司としても、人事部へ報告する理由があります。

もしかしてアイツ辞めるかもしれないって、そうやって事前に情報を流して根回ししておかないと、その上司にしても、上層部からの信用無くしちゃうんですよね。

そうすると、部下の情報を事前に察知できない無能な上司、というレッテルを貼られてしまいます。そうなると、上司も出世が難しくなる。

だから、事前に報告しておいた方が上司にとっては無難なのです。

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同僚は上司へご注進する

同僚への相談もリスクがあります。

信用できる同僚などいない、と思っておいた方がいいです。

いつ口を滑らせて、上司へご注進するかわかったもんじゃありません。

いや、そんな甘いものではありません。必ずご注進する人はいます。

ちょっとした会話の中で、「そういえば、あの人辞めたいって言ってた」というのを無意識に言ってしまうことがあります。その人に悪気はなくても、会話のやりとりの中でつい出てしまうことがよくあるのです。

同期や後輩はあなたを追い落とす材料にする

同期入社で会社に入った人というのは、よりプライベートな部分が濃い人間関係になりがちですが、私は、この同期というのが一番怖い存在だと思います。

なぜなら、同期というのは、出世競争の渦中にあるからです。

終身雇用というのが崩れてきていると言いますが、まだまだ年功序列は根強いです。

20代30代はまだそんなに出世に差は出てきませんが、ご承知の通り40代となるとはっきり差が出てきます。

少しでも良いポジションを得るために、弱味を見せた人間を蹴落とすぐらいことは、やってのけるでしょう。

懇意にしている同期なら話を聞いてくれるだろうと思って、つい「辞めたい」と相談したら、いつまにか「あいつ、すぐ辞めそう」というレッテルを貼られて異動になったという話はよくあります。

社内の人間には相談しない

会社組織は怖いですね。

一度人事部へ話が行けば、もう後戻りできないか、評価が下がることを承知で会社にとどまるか、ぐらいしか選択肢はありません。

だから、いくら人柄が良くて信頼できる、と思っていても、社内の人間には絶対言わないほうがよ良いです。

言うのは、会社に正式に辞意を伝えた後にしましょう。

いくら辛くても苦しくても、その一線は死守した方がいいと思います。

その苦しさをバネに、退職準備に励んだほうがまだマシです。

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家族への相談も危険

家族への相談はどうでしょうか。

安易にするべきではありません。

なぜなら、あなたの退職について家族がどう考えているかわからないからです。

もし、「退職したい」と家族に打ち明けて、家族があなたの退職に反対するスタンスであればどうでしょうか?

一瞬であなたの居場所はなくなります。

安易に相談したばっかりに家庭内の雰囲気は最悪になり、退職することをあきらめざるを得なくなります。

ですから相談する場合は、家族のスタンスをまず見極めることから始めてください。家族があなたの退職を受け入れてくれると確認してから相談するようにしてください。

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転職エージェントへ相談すると転職させられる

では、社内でもなく家族でもない、第3者的な立場である、転職エージェントでの相談はどうでしょうか。

転職サイトに登録すると、担当のコンサルタントがついてくれて、転職に関する相談にものってくれます。

しかし、これ転職が前提の話。

「会社を辞めたい」イコール転職ではありません。自分は本当は独立したいと考えているかもしれません。

でも転職エージェントに相談してしまったばかりに、唐突に転職気分が盛り上がり転職を決めてしまうことも多くあります。

そして、転職して数年後に気づくのです。

「やっぱり自分のやりたいのはこれじゃない」

では、どうしたらよいのか?

でも、実際のところ、誰かに相談したくなるんですよね。誰かに話をして、スッキリしたくなるんですよ。

でも、冷静に考えると、我々40代の年代って誰にも相談する相手がいないんですよ。

当然のことながら社内はダメ。

社外の友人って言っても、そんな相談ができる付き合いなど無いし、家族に相談と言ってもシビアなことは不安にさせるだけで話せない。

そう考えていくと、どこにも相談相手がいないんですよね。

メンタルクリニックのカウンセリングはどうか?

だから、みんな内に溜め込んじゃって、うつ病を発症したりするんです。

実際、うつ病のように病気になる方が楽ですからね。

精神内科ではカウンセリングもあって、そこで相談もできるし。

うつ病になることで、自分がものすごく悩んでいることをオープンにできますしね。退職したいという気持ちも正当化できます。

病院では、みんな親身に話を聞いてくれますよ。まあ、お金はすごくかかりますけど。

でも、病気が治ればいいですけどね。

治るまでに時間もお金もかかる。家族に不安や負担もかかる。

そう考えると、そう簡単にうつ病にもなれない。

だから、うつ病は最後の手段。最後まで取っておいてください。

心療内科受診で会社に知られることはありませんでした

さて、話が脱線してしまいました。

「相談しない」をデフォルトとして考えておく

我々40代は、退職についての相談ができるチャンスは、ほとんど無いと思っておいた方が良いです。

「相談するなんて甘い」と思っておいた方が良いぐらいです。

でも、裏返すと、自分で決めることが出来る、ということなんです。

相談するということは、結局は誰かに結論を委ねる、ということですから。

我々40代は、自分で結論を出せる年代です。

少々つらいことがあるかもしれませんが、自分で考えて自分で結論を出した上で行動するようにしたいです。

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一番頼りになるのは、自分自身

退職というのは、最終的にひとりで決断します。

なぜなら、自分の人生の出来事だからです。

会社で仕事をするのは自分自身だからです。会社で多くの時間を過ごすのはあなたなのです。他の誰でもありません。

他の人のアドバイスを聞いても流されてはいけません。

頼りにするべき情報は直感

一番重要な情報は、あなたの気持ち、感情、そして直感です。

会社を辞めるのが本当に自分にとっての本心なのか。

会社を辞めてから、なにをしたいのか。どんな希望があるのか。

退職後の生活をイメージすると良い気持ちになるのか、憂鬱になるのか。

そういったことを自分に問いかけてみてください。

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管理人ハタカズ

40代で退職を経験した私が、当時の日記を元に書いています。退職するまでの苦悩や転職失敗経験、家族のこと、お金のこと・・・・・・。そして起業失敗経験まで。私のつたない経験が、皆様にとって少しでも役に立てば幸いです。詳しいプロフィール ■PDF冊子「退職の迷い解消ハンドブック」無料プレゼント中!

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