直観で人生決めてもいいの?
もちろんOKです!
というか、そのほうが後々良い決断ができるかもしれない、と私は個人的に思います。
下手に効率性とか合理性とかお得度とかごちゃごちゃ考えるより、自分の気持ちとか好き嫌いとか直観で決めたほうが早く決められるし、無理もない。
自分にあった選択ができるので、結局後悔も少ないです。
どうしていいかわからなくなった!という方、なんか人生疲れちゃったなあ、という方は特に、直観を見直してみてはどうでしょうか?
このページでは、転職や独立・起業などの人生の転機を直観で決めるメリットやその方法について紹介しています。
人生が息苦しくなった理由
何をやりたいかわからなくなっていませんか?
ふと気づいたら40代になっていた。
自分の人生本当にこれでいいのかな?
40代で感じる閉塞感というか、八方塞がり感というか、肩苦しさみたいなのを感じるのは、たぶん自分の気持ちがないがしろになっているから。
いつの頃からか、効率ばかりを優先する人間になってしまっていて、自分の気持ちはそっちのけ。本当の気持ちにフタをして、こっちのほうが合理的だから、お得だからと、安易に決めてしまっていた。
上司にいかに気に入られるか。仕事のため、家族のため。自分の気持ちをぐっと抑え込む。
そういうのが積もり積もって、いつの間にか自分が何をしたいのかがわからなくなっている。
そういう自分に慣れきってしまっていて、もうどうしていいかわからない。自分の気持ちを考えないのが普通になってしまっているんです。
ふと、40歳を過ぎたあたりから、「なんかおかしい」「違和感を感じる」というのが出てくる。これまで自分の気持ちをないがしろにしてきたツケが回ってきたのかもしれない。
合理性を追求しすぎていませんか?
なんかこれまでずっと、効率性ばっかり考えてきた。
「こっちの方が効率がいいから」「こっちのほうがお得だから」「こっちのほうが楽だから」
そんな考え方で、人生決めてきた。
そのときは、そんな決め方が正解だと思ってた。周りもそれでいいと言っていた。
学校を決めたときも。就職先を決めたときも。引越し先を決めるときも。
自分の気持ちなんて、少しも考えなかった。いやむしろ、自分の気持ちなんて考慮に入れないほうが良いとまで思ってた。
自分の気持ちを優先すると、感情的になって、自分を甘やかすのではないか? そんなことで決めてよいはずがないと思ってた。
それが今になって、うまく行かなくなってきた。
他人の人生を生きていませんか?
人に評価されることだけが、最善の生き方だと思ってた。
評価が下がることを恐れていた。他人の評価が下がるのは、自分の価値が無くなることと等しいという考え方だった。
だから、いつも他人の評価を気にしていた。他人の顔を伺っていた。
他人の期待に沿うような、行動や言動をとっていた。こう言えば、こう行動すれば、相手は納得するだろう。そんなことを考えて生きてきた。
もちろん自分の気持ちや感情は考えない。もし「嫌だな」とか「苦手」だなという感情が湧き上がってきたら、即座にフタをして押し込めていた。感情が外に出ないように、表情を固定していた。
何かを決めるときは、自分を中心にして決めるのではなく、常に周りがどう言うかを中心にして決めていた。
誰かから非難されるようなことは絶対にしない。ここでも自分の気持ちは無視。それが正解なんだ、と思ってた。
でも、そういう決めた方をした後でいつも感じる違和感。なんか違うな。
そう思っても、「しょうがないよ」と自分を無理に納得させてきた。
でも、それはまるで他人の人生を生きているような虚しさを感じる原因になっていることに、40代になって初めて気づいた。
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いまこそ直観を見直そう
自分の気持ちを大切にしよう
閉塞感や違和感があるのは、これまで自分の気持ちをあまり考慮せず、周りの顔色を伺いながら決めてきたから。
もし閉塞感や違和感から抜け出したい!と思うなら、いまこそ自分の気持ちを尊重してみませんか?
自分の気持ちを尊重することは、すなわち自分の直観を信じることです。
いままでずっと自分の気持ちをないがしろにしてきたので、いったいどうやったら自分の直観に気づくことができるのかわからないかもしれません。
でも、それはすごく簡単なことです。
なにか決めるときに、自分の心に照らし合わせてみて、自分の感情(好きか嫌いか、心地良いか不快か)の反応を確かめてみることです。
詳しい方法については、こちらのページから無料でダウンロードできる「退職の迷い解消ハンドブック」に自分の気持ちの確かめ方を載せましたので、興味のある方は是非試してみてください。
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どっちが安心できる?
私はこれまでずっと効率主義というか、物事の判断基準を効率性、合理性、経済性を最優先に考えてきました。
また、判断の結果やプロセスはすべて、周りの評価を下げないようなレベルになるようにしてきました。
そして、もちろん自分の気持ちや感情を判断基準にすることは恥ずかしいものとして考えていました。
この考え方を180度転換して、直観を重視するやり方に変えたのは、40代を迎えて人生に行き詰まりを感じたからでした。
そして今、これまでの効率主義と直観を大切にするやり方とを比べてみると、圧倒的に直観を大切にするやり方のほうが自分に合っていると実感するのです。なぜもっと早くからこの考え方でいかなかったのか、と悔やむほどです。
40代を迎えて人生に行き詰まりを感じたとき、一番足りないと感じていたのは自分の気持ちでした。
自分の気持ちがわからなくなっていたのです。いや、わからないというより、認めたくなかったのかもしれません。
本当は「違う。こんな生き方したくない。これは自分の人生じゃない」と感じているのに、それを認めるとこれまでの自分を否定してしまうことになる。それがすごく苦痛で、自分に嘘をついているようにも感じられるのです。
それで思い切って自分の気持ちを尊重するやり方に変えてみると、これまで苦しかった「自分に嘘をついている」が、跡形もなく消えてしまったのです。
結局、退職を決めたのも、自分の気持ちを尊重したからだし、廃業もそう。そして、その後転職を決めたのも、すべて直観で決めたからです。
もちろん、直観で決めた後でうまくいったこともあるし、うまくいかなかったこともある。それでも、間違った選択を後悔したこともないし、自分に嘘をついていると感じたことも無い。
これまでの効率主義と直観を大切にするやり方、どっちが良いか?と聞かれれば、やはり直観を大切にするやり方が良い、と答えるでしょう。
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最後は直観で決める
ここまで直観を大切にするメリットを書いてきました。
では、効率性を優先する決め方は捨ててしまったほうが良いのでしょうか?
最初は効率性も必要
物事を決めるとき、最初の段階では、効率性や合理性を重視して考えたほうが良いと思います。
例えば、転職するにしたって、いきなり直観で決めた会社に転職する人は少ないでしょう。
やはり、自分のスキルや経験、年収、勤務地や会社の知名度など様々な項目を検討するはずです。
その時点では、合理的に考えることも必要です。周りの人の目を考慮することも必要だと思います。
でも、最後の最後でこの会社に転職する!と決めるのは、自分の気持ちすなわち直観で決めるのが良いと思います。
なんとなくこの会社で働きたいと感じる、この会社で働くのが自然な感じがする、などなど。
そういうふうに自分の気持ちや感情や直観で選べば、新しい環境に無理やり合わせることもありません。
直観に従えば後悔も少ない
直観に従えば従うほど、後悔も少ないです。
反対に損得で考えれば考えるほど、決めたあとで後悔することが多くなります。
なぜなら、「もっとお得な方法があったのではないか?」「実は自分だけ損をしているのではないか?」というように考えてしまうからです。
効率性重視もそう。「もっと効率的な方法があったのではないか?」「実は自分だけ非効率なのではないか?」と思って、自分で決めたことに自信を持てず、後悔してしまうのです。
でも、直観で決めていれば、自分の気持ちに素直に従っている分、たとえ何か嫌なことが合っても「まあ、そんなこともあるかなー」ぐらいにとどまってしまいます。
周りの人に「なんでそんな選択したの?もっと良い方法があったのでは?」と聞かれても、「だってこっちのほうが自分に合ってるから」と堂々としていられるんです。
同じ時間を生きるなら、やっぱり直観に従った方が良いと思うんです。
行き詰まったときほど、直観を働かせよう
人生に行き詰まりを感じたときこそが、直観を働かせる最適なタイミングだと思います。
いくら頭でうんうん唸って考えて答えが出てこないとき。そんなときこそ直観を働かせてください。
やり方はすごくシンプル。自分の気持ちはどうかな?と自問自答すること。
行けそうかなと感じるか、それとも難しいんじゃないと感じるか。
難しそうと感じたら、実際にやってみるとやっぱり難しいことが多いです。どこかで無理をしていたり、障害が多かったり。人から賛同を得られなかったり。結局最後はあきらめてしまうことも多いんです。
でも、行けそうかなと感じたら、その方向が進むべき道だと思うんです。
ほら、よく「光が見えた」とかいう表現をするでしょ。それと一緒です。
なんとなくの感じでも良いです。行けそうかなと感じたら、前に一歩進んでみてください。
これまでさんざん頭で考えてきたじゃないですか。だから理論的には行けるはずです。
唯一やってはいけないのは、行けそうだなと思っているのに、前に進まないこと。躊躇している間に見えている光もそのうち消えてしまうのです。
↓直観に関して見つけた面白い本