退職の送別会を終えて、
実際どんな感じだったのかをレポートします。
一言で感想を言えば、「あっけなかった」「予定調和」「つまらなかった」といった感じになると思います。
送別会自体あまり期待していませんでしたが、一生の記憶に残るような素晴らしい感動の送別会ではありませんでした。
まあそもそも、40代で会社を去っていくものに対して、費用を出して送別会を開催してくれるというだけマシということなのでしょう。
では、レポートしたいと思います。
いつ
退職日の10日ぐらい前でした。
どこで
会社の近く(徒歩10分ぐらいのところ)
だれと
部内の人間のみの10名未満の少人数送別会でした。
ちなみに、部内には女性の派遣社員の方が3名おりましたが、その3名とも欠席していたので、残りは男性社員だけとなってしまい、かなり寂しかったです。
一番えらい人は、部門長。肩書は部長です。
退職時は役職のない一般社員だったので、まあこの程度でしょう。(社長とか取締役とか偉い人がいなくてよかった。)
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一次会のお店について
なんでも食べたいものをリクエストしていいと言うので、しゃぶしゃぶをリクエストしてました。退職したら、まずそんな高級料理食べれませんからね。
「わかった」と了解してくれたので、しゃぶしゃぶのレストランに連れて行ってくれるのかと、内心期待してました。
でも、当日案内されたところはレストランではなく、普通の居酒屋でした。なんでも、しゃぶしゃぶコースというのがあるとのことです。ガッカリ・・・・・・。
まあ、現実問題として、お金を生み出さない退職者に、そんな高級レストランで食事させることは有り得ないですよね。大企業の優良企業じゃないんだし、売上はずっと横ばいだし、しょうがない。
店が狭く、ぎゅうぎゅう詰めで、しゃぶしゃぶを味わう暇もありませんでした。
正直、量も中途半端で、食い足りなかったです。(当然そんな不満は口には出しませんでしたが・・・・・・。)
退職の送別会で、しゃぶしゃぶは止めておいた方が良いかもしれません。
スケジュール
9時でサクッと終了・解散しました。
3次会でカラオケを上司から誘われましたが、キッパリ断りました。(そもそも上司が嫌いで退職するので、送別会までしたらもう上司へおべっか使う必要もないし、断ってしまいました。スッキリしました。)
送別会が始まる前
ドキドキです。
正直な所、送別会行きたくないと思いました。逃げ出してしまいたいぐらいです。緊張して吐きそうになりました。
メンタルクリニックで処方された精神安定剤のデパス飲んだところ、だいぶ落ち着くことができました。
退職の挨拶
ありきたりのことを2~3分で手短に。
退職後何をするかについては、ぼんやりした感じでぼやかしました。細かく言ってもどうせわからないと思うし、そもそも聞いてないと思うので。
最後は、「これまでどうもありがとうございました」で締めました。
これさえ言っておけばなんとかなります。拍手を貰って、若手からお菓子詰合わせ(ネットで調べると5000円ぐらいだった)をいただいて終了。
送別会終わった後の感想
「あっけない」「まあ、こんなものか」
男性だけだったので、いまいち盛り上がりに欠けて、正直つまらなかったです。表面だけのおざなりな感じがありました。
型通りというか、消化試合をこなしているような印象を受けました。
「早くこの場から立ち去りたい、早く終わんないかなあ。」と、終わる時間ばかり気にしていました。
20年間嫌なことも我慢して働いてきたのに、最後はこんなものかと考えると悲しくもありました。
まあでも、退職して会社から出て行く人に対して、こういう会を開いてくれるだけいいじゃないかと思うことにしました。
言われたこと
部門長からは、「うまくいかなかったら、またサラリーマンに戻ればいい」と言ってくれました。これは、素直にありがたかったです。
嫌いな上司からは、「退職したら苦労するぞ」と忠告されました。そんなのわかっている、と内心ムッとしました。
送別会ということもあり、引き止めは一切ありませんでした。
送別会を終えて
送別会が終わり、退職までにやるべきことの大きな区切りがついたという感じがしました。
送別会全体としては、あまり心のこもっていない、表面上だけの印象が強く残りました。20年近く働いてきたのに、とてもそっけなかったです。
まあ、送別会を開いてくれるだけマシと思うようにしました。そうでなきゃ、やってられない気持ちになりました。
派遣社員の方が欠席していたというのが、最後ひっかかりましたが、あえて理由は聞きませんでした。
これが日本のサラリーマン社会の実際なのでしょうね。
ちょっと悲しい。