40歳を迎え、40代に突入すると、「あちこち体にガタがきているな」と自覚することが多くなります。
まず最初に自覚するのが、なんといっても体力の衰え。
いつまでも若くない・・・・・・
公園などで子供と遊んでいても、すぐ息切れしたり、思った通りに体が動かず転んでしまったり・・・・・・。
転んで何もなければいいのですが、捻挫したり、骨折したりといった大怪我につながりやすく、なんとも情けないですが、まあ、そういう歳になったんですよね。
私も、公園で子どもと調子に乗って走り回っていたら転んでしまい、不覚にも肋骨1本折ったことがあります。
昔なら、転ぶ時にきちんと手をついて、自然と体を保護するような態勢を取れるのですが、そういうことは到底無理な話でしたね。無様に地面と衝突し、数ヶ月コルセットを巻いてました。
子供の学校や保育園・幼稚園の運動会に張り切って参加して、良い所を見せようとしてついつい無理をした結果怪我してしまうのは、何と言っても40代が多いです。まだまだ若いと思っているけど、もうそろそろ体力の限界がきているんです。
去年、次男の幼稚園の運動会で、マットで前転する競技に参加したのですが、その時に痛めた小指が、半年過ぎてもまだ痛いです。
最近「過剰な組み体操は大怪我につながって危ないので止めよう」という話がありますが、父兄の運動会参加も怪我をするので、見直した方がいいかもしれないです。(ひ弱な父親でスミマセン!)
さて、話が脱線しました。
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自覚したい、体の衰え
まあ、こんな風に怪我にまつわる話が止まらなくなるのも、40代からですよね。これが50代を過ぎると、だんだん病気の話も混じってきます。
髪の毛にはうっすら白髪が交じるようになってきますし、歯が痛いので歯医者に行くと、歯周病とか知覚過敏と言われ、加齢が原因だから完治はできないなどとアドバイスされたりします。
老眼の症状が出てきて。小さい文字が見えにくくなってきたり、肩が痛くて腕が上げられなくなったり。
今までなんともなかった健康診断では、かならず異常な数値が出てきたり。
頭のなかではまだまだ若いつもりでいるんですが、体はだんだん衰えてきているんです。
体は資本といいますが、我々40代の体はあちこち傷んできて無理が聞かなくなっています。まずは、このことを自覚したいです。
退職後は、健康にシビアにならざるを得ない
会社から離れると、自分で稼いでいかないといけません。嫌でも自分の健康には、気をつける必要が出てきます。
会社にいる時は、体調が悪い時は会社を休むことが出来ました。同僚があなたの仕事をやってくれたりもしました。
でも、会社を辞めて起業した場合は、休んだら何も仕事が進みません。さらに、大事な会議や打ち合わせを休むことは、仕事を失うことにも直結します。
納期が迫っている場合は、体調が悪いなどという言い訳は通じません。納期を守れない場合は仕事を失ってしまうことにもつながります。
このように、退職後は、健康や体調の管理に今まで以上にシビアにならざるを得ません。
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病気は、退職前に片付けておこう
一番避けたいのが、退職後に新しい病気が見つかって入院といったパターン。
仮にそうなったら、一体なんのために退職したのかわからなくなってしまいます。
入院費用もかさむし、入院している間働けないので収入もなくなるので、家族も生活が厳しくなってしまいます。
https://40taishoku.com/taishoku-decision/health-dock/
そうならないように、退職前に自分の体のことを出来る限り客観的に知っておくことが、大事だと思うのです。
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健康診断で指摘された項目は必ず把握しておく
自分の体の弱点を知っておくことで、自分の健康リスクを把握することできます。リスクを把握することは、リスクヘッジにつながります。
私は、健康診断で毎年悪玉コレステロール(LDL)の数値が高いので、退職する前に数値を正常にするべく、食生活を見直しました。
毎晩バニラアイスクリームをカップ大盛りで食べていることが大きな原因でしたが、その他にもごはんの量を減らしたりするなど、生活習慣を見直して、どうにか改善しました。
健康診断の結果というのは、一度見てそのまま放置してしまいがちですが、「退職」を機に自分の体の数値を細かく見ていくことを、強くオススメしたいです。
毎年異常な数値が出るようであれば、医師と相談するなりして、早めに対策した方が良いと思います。
会社員のままでいると、自分の健康を二の次として考えがちです。自分の健康なのに、どこか他人事のように捉えてしまいがちです。
でも、退職してしまえば、自分の体は大切な資本となります。
体がうまく動かなければ、稼ぐところじゃなくなります。
どこに弱点があるかを客観的に把握して、弱点を補うように適宜メンテナンスしていきたいですね!
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最低でも半年ごとに歯周病検診を
歯の健康維持というのは、我々40代としては、一番重要かもしれません。
自分では大丈夫と思っていても、知らないうちに歯周病が進行していたりします。完璧に磨けていると思っていても、実は全く磨けていない部分があったりします。
歯周病は、心筋梗塞や脳梗塞、糖尿病の原因になると言われています。風邪は万病の元、といいますが、歯周病はまさに大病の元ですよね。
http://www.jacp.net/perio/effect/
気にかかるところが一つでもあるなら、なるべく早く歯医者に行くことをオススメします。
最近は、3ヶ月毎とか定期的に歯周病検診をしてくれる歯医者さんが多くなっているので、是非定期的に歯周病チェックしてするようにしたいです。
もちろん、虫歯があれば、退職前に治療してしまいましょう。
歯医者さんに、自分の歯の状態について教えてもらうといいですよ。「歯のどの部分に磨き残しがあるか」とか、「歯周病になりやすいところはどこか」など、教えてくれると思います。
そういう弱点がわかれば、毎日の歯磨きから見直しができて歯の健康も維持できる、というわけです。
心筋梗塞や脳梗塞といった、突然死につながるような大病にかかるリスクも減らせる、ということです。
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他にも気になる所があれば、潰しておく
健康診断や歯の健康は、まあ誰でも当てはまることですが、それ以外のところで気になるところが「少しでもあれば」、それがなんなのかを把握しておくと良いと思います。
私は、数年前から歩く時、右足の付け根がゴリゴリ音を出すようになっていました。痛みもないので放置していたのですが、退職前にその原因を突き止めておこうと思って病院に行ったことが有ります。
病院で検査してもらっていたところ、先天性臼蓋形成不全と診断されました。足の付根の関節が小さいので、歩く時、足の骨と擦れ合うんです。そのためにゴリゴリ音がするのでした。
これは生まれつきのものなので治らないのですが、骨を支える筋肉を鍛えることで、症状を緩和することができます。筋トレの方法を教えてもらい、今でも筋トレを続けています。
もし、わからないまま放置していたら、年齢とともに筋肉が衰え来て骨を支えられなくなり、痛みがでてくる時期も早くなっていたと思います。
そうすると歩く時もなんらなかの支障がでるはずです。そうなると仕事にも支障がでてくるので、早めに病院に行ってよかった、と思いました。
人間って、わからない内は不安に思いますが、それが何なのかわかれば、途端に不安は吹き飛んでしまうものです。
健康も同じことです。
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会社を辞めても辞めなくても、健康をキープしよう
「退職」という一つの節目のタイミングをうまく利用して、悪いところをきちんとメンテナンスして、これからの人生を大いに楽しみたいものです。
でも、別に「会社を辞めるから」というのは、ひとつのきっかけに過ぎません。会社を辞めても辞めなくても、健康には常に気をつけておきたいですよね。
40代は、人生の折り返し地点に過ぎません。まだまだ先は長いですから。
退職したら全力を出しきれるように準備をしよう
退職後に何をやるかに関係ありません。なにをやるにしても、健康であることが基本となります。
退職後は、仕事にフォーカスしたいものです。健康の不安は、退職前に退治しておきましょう。
https://40taishoku.com/taishoku-decision/health-dock/
