会社を辞めたい気持ちを図る3つのチェックポイント

精神的に一番つらいのは、退職しようかどうしようか悩んでいる時です。

本音のところは退職したいけど、今の会社で、もうちょっとがんばれそうな気がする・・・・・・。

このまま会社に残るか、思いきって退職するか・・・・・・。一体どっちを選ぶのが正解なのか、自分でもよくわからなくなります。

実際のところ、どっちかに決めしてしまえば、精神的にはかなり楽になります。 とは言っても、なかなか本当に会社を辞める決心をするのは容易ではありません。

何か基準となるものがあれば、その基準と照らし合わせることで自分の気持ちを客観的に炙り出せるかもしれません。

そこで、経験も踏まえて、自分の本音に気づくためのチェックポイントを3つリストアップしてみようと思います。

会社を辞めたい気持ちを図るチェックポイント

緊急度の低い順に並べました。

  • 【レベル1】サザエさん症候群の前倒し
  • 【レベル2】怒りの感情を押さえ込む
  • 【レベル3】地名を口にできない

 

スポンサーリンク

【レベル1】サザエさん症候群の前倒し

毎週日曜日午後6時から放送している「サザエさん」を見て、翌日の会社を想像して嫌な気持ちになることを俗にサザエさん症候群と言います。

でも、私に言わせればサザエさんを見てはじめて憂鬱な気分になるのは、むしろ健全な状態だと思います。

本当に会社に行くことにストレスを感じているならば、土曜日の午前中から憂鬱な気分になります。

これをサザエさん症候群の前倒し現象と勝手に呼んでいます。

土曜日の朝に目が覚めた途端に、月曜日の会社のことを考えてしまい、せっかくの休みも気分が陰鬱になってしまうのです。

まだ会社を辞める段階ではない

かなりストレスが溜まっている状態ですが、実際に退職を決断するには時期尚早です。

この段階では、目の前にある仕事のプレッシャーから単に逃げたいだけということも考えられます。その状況が解決すれば、憂鬱な気分も晴れる可能性があります。

退職は数ある選択肢の中のひとつぐらいに考えていた方が良いと思います。

【レベル2】怒りの感情を押さえ込む

日本人の特徴かもしれませんが、会社では、感情をおさえているものです。上司の指示に黙って従っているけど、内面ではかなり怒っていることが多いんです。

表面に出ている怒りは氷山の一角で、実はその下に怒りがたくさん溜まっています。そして、そのことに本人はまったく気づかないのです。

感情を押さえ込むことになれしまっているのか、感覚が麻痺してしまって、自分が怒りを感じていることに自覚しなくなっているのです。

隠れた怒りの感情に気づく

一度客観的に自分を観察してください。毎日のように怒っている自分に気づくでしょう。自分もそうでした。怒りを押さえ込むことになれてしまっているんです。

そして、その怒りの大きさが、20代の頃よりもかなり大きくなっていることにも気づいてください。怒りを溜め込んでしまっていることは、少なくとも良い人生とはいえないと思います。

効果のあった怒りの対処法

もし自分が怒っていると気づいたら、「あ、自分は今怒っているんだ」と自覚してください。

自覚さえすれば、怒りは自然と鎮まっていきます。

精神的ストレスが高い状態

精神的にはかなり参ってきている状態です。

夜なかなか眠れなくなったり、朝まだ早い時間に起き出してしまったりすることもあります。どうしても会社に行きたくない出社拒否になることもあるでしょう。

私はこの段階で、メンタルクリニックに通いました。カウンセリングを受けたり、妻に会社の愚痴を言う事で気持ちを紛らわしました。

退職した方が自分にとって良いかもしれないと思い始めたのもこの頃です。

心療内科受診は、つらい現状を打開するための最初のステップになる

マフラーで首を吊る真似をした日、会社を辞めたいことを妻に相談した

【レベル3】海外の地名を口にできない

海外や国内の地名を言うことを警戒するようになっていませんか?

もしイエスと答えるなら、かなり会社にストレスを感じている証拠です。

この段階まで来るとかなり末期なので、早めに退職を決断した方が良いかもしれませんよ。

地名を言うと転勤を暗示する

なぜ、海外や国内の地名を言うことを警戒するのかと言うと、不用意に地名を言うことは、そこへの転勤を暗示してしまうからです。

ちょっと解説が必要ですね。

たとえば、
お客様と上司と3人でランチに行くことになったとしましょう。
どこの店にしようかと、上司が聞いてきました。

でも、うかつに「本格的インド料理」とか「タイ料理」などと提案しようものなら、

「そうか、◯◯君はインドが好きか。ちょうどよかった。そろそろ次の駐在員を決めなきゃいけないタイミングだった。今後の人事会議で提案しよう。」

と、上司が考えてしまうかもしれないのです。

うかつに「インド」と発言したばっかりに、5年間ぐらいインド駐在員として働かなくてはいけません。退職しようかどうしようかと悩んでいる人間に、転勤はかなりこたえるのです。駐在期間は退職しにくいですからね。

まあでも、そんなことで、転勤なんて有り得ないと普通は思いますよね。

でも、当人は、結構真剣に考えていました。

転勤に繋がりそうなワードはすべて自粛

会社ではうかつに海外の地名は言わないように気をつけていました。空港へのリムジンバスやNEX、スカイライナーの類の乗り物も極力見ないようにしていました。転勤を引き寄せてしまうような気がしたからです。

それほど転勤が嫌でしたし、海外への転勤を恐れていたからです。転勤に繋がりそうなワードを言うことは、極力避けていました。

末期症状

ここまで来ると、もう末期症状です。

上司が何か言うたびに、転勤の辞令が出るのではないかとビクビク怯えるようになります。

仕事も満足にできなくなり、仕事のやる気もまったく無くなっています。

会社ではゾンビのように過ごすしかなくなります。

こんな風になってしまったら、働き方を変えるしかありません。(私はこの反動から、絶対に転勤辞令が無い起業を選択しました。)

自分の本音と向き合う

どうでしたでしょうか。

さすがにレベル3まで行くとかなり病的ですが、殆どの方はレベル2手前で退職を決断すると思います。

私もレベル2の段階で、こりゃ退職した方が良いかもしれないと思うようになりました。でも、周りから反対があったりして自分でも悩んでいたため、結局レベル3まで来てしまいました。

会社ゾンビ状態になって、もう自分がダメになる、退職するしか無いという段階まで追い込まれて、上司に退職を告白することにしました。

40代での退職は、なかなか決断できないことが多いのです。でも、あんまり長いこと悩んでいても良いことはありませんので、自分の本音と向き合いながら、良い人生の決断をしてください。

一体どうしたら良い? 自分を見失った時に効果的な自己分析方法

おすすめ記事を読む

  • この記事を書いた人
40代退職のリアル

40代退職のリアル

40代で退職を経験した私が、当時の日記を元に書いています。退職するまでの苦悩や経験、家族のこと、お金のこと・・・・・・。私のつたない経験が、皆様にとって少しでも役に立てば幸いです。

© 2020 40代退職のリアル