とうとう退職最終日を迎えました。
20年近く勤めてきた、この会社での会社員人生もこれで終わりです。
周りの人たちは特に普段と変わることもなく、ありふれた日常の一コマといった感じです。
私自身は特にやることも無く、暇を持て余し、退社時間をチラチラと目をやりつつ過ごしていました。最後の時間を迎えてみると、いやにあっけなくて退職日でした。あっけなさ過ぎて逆に寂しい感じもしました。
こんなにあっけないのなら、これまで深刻に悩んできたのがちょっと馬鹿らしくなったような気もしました。
退職日当日の会社の様子や当日のスケジュールを中心に、退職日当日に感じたことを書いています。
退職最終日の様子はこんな感じ

退職最終日。
仕事は全て引き継いでやることないし、会社の人とランチ一緒したくないので、午後から出社。
周りは普段と変わりない
自分にとっては特別な日なのですが、他の人にとってはそれはあまり関係のないこと。
普段通りのいつものオフィスの様子です。
逆に普段通りが、ありがたかったりします。
自席について、机の中のものを整理します。
ひとつひとつの物に思い出があって、あれだけ嫌だった会社も振り返れば楽しかったな、なんて思ってしまいます。
周りの人達は、パソコンのキーボードに向かって書類を作ったり、電話で怒鳴ったりして、かなり忙しそうにしています。
最終日は自分だけヒマ
自分だけはやることもないので、のんびりしています。
周りは忙しそうなのに、自分だけ暇なので少し罪悪感もあります。
邪魔になってはいけないので、自分はパソコンの画面をボーっと眺めるだけです。
今日が本当に最終日なのか、ちょっと信じられない感じもします。
それぐらい、いつもと変わらない普通の一日のような気もします。
でも、定時が近づくに連れ、自分がこれから退職するのだという実感がじわじわこみ上げてきます。
▼実は最終日を迎えるまでは、けっこうドキドキしてました。
退職日当日の主なスケジュール

- やることないので午後出社
- パソコンやメールの整理
- 関係部署まわり
- 所属部署で最後の挨拶
- 退職プレゼント
- エレベータお見送り
- 最後の通勤電車
- 帰宅
退職日当日にやることはこんな感じでした。
退職最終日なので、当然引き継ぎは終わってます。自分あてに仕事の電話やメールが来ることもありません。
やることはほとんどないのです。つまり、ヒマ。
退職最終日に必ずやらないといけないこと
- 社内関係部署への最後の挨拶
- 何事もなく平穏無事に会社を去ること
退職日は総じて暇なのですが、退職最終日にやらなければならないことが二つあります。
それは何と言っても社内関係部署への最後の挨拶。
それと、何事もなく「平穏無事に」会社を去ること。
退職最終日は、この2つが最終目標です。
言ってみれば、最後の挨拶をするために退職最終日があるようなものです。
やることなくてヒマなのですが、最後の挨拶の時間が来るまでは緊張してしまい、そわそわします。
▼挨拶ってちょっと照れくさいけど、やっぱり社会人としてはやるべきだと思います。
パソコンデータやメールを削除
自分はなにもやることがなく、完全に蚊帳の外に置かれています。
就業時間が迫ってきたので、会社に返却するパソコンのデータを整理します。
あとから見られたら嫌なので、プライベートのメールは全部消去。
消去している途中で、東日本大震災の時に家族に向けて打った「地震、大丈夫?」というメールが出てきて感慨深かった。
▼東日本大震災の時は会社で一晩過ごしました。このときのことがきっかけとなって、退職を真剣に考えることにしました。
退職日当日は平穏無事に過ごそう
退職日当日は、何事もなく平穏に過ごし、会社の外に出ることが一番です。
変に揉め事など起こすと、せっかくの退社時間が伸びてしまいますからね。
新しい仕事など受けるのはもってのほかです。
というか、退職最終日に退職者に仕事を振ってくるような上司も同僚も取引先もいないとは思いますが。
変に仕事を頼まれたら、間髪いれずに後任に投げましょう。
こんな日に仕事を頼む方が間違っています。
明日からあなたは会社にいないんですからね。
とにかく「退職日当日は大過なく過ごし、定時とともに去る。」これです。これに尽きます。
最後は、関係部署に挨拶まわり
就業時間30分前になったので、関係部署に挨拶まわりしました。
特に仕事で関係のあった女性社員達にはお菓子を手渡します。当然、男性社員は省略。
短い挨拶で済ますつもりがついつい長話になる人もいて、最後は若干バタバタになってしまいます。仕事を邪魔してはならないので、挨拶はほどほどで引き上げることに。
明日から顔をあわせることもなくなるんて、信じられない気持ちです。
仲の良かった同僚からは、落ち着いたら一緒に飲みに行こうと誘ってくれました。これは単純に嬉しかったです。

周りはいつも通り忙しくしているのに、自分だけ何もやることがない。
疎外感も少し感じました。
ボーッと時間を潰していると、定時がやってきます。
さあ、いよいよ本当に退社する時がやってきました。
いよいよ最後!退職の瞬間

終業時間が来ると同時に、退社することにしました。
早いところ会社を引き上げたかったのです。
定時同時のタイミングはちょっと間が悪いので、ほんの少し間隔を置いてから、
「じゃあ、そろそろ失礼いたします」
と言いました。
会社のみんなは、暖かく見送ってくれました。あれだけ嫌だった上司の顔もありました。
最後の挨拶した後で、退職プレゼントをいただく
よく定年退職の人などは、記念写真を撮ったりしてワイワイやりますが、私の時はそんなのありませんでした。
ただ朝礼みたいに、職場の皆さんに最後の挨拶をしました。
挨拶が終わったら、退職プレゼントをいただきました。
ひとりでエレベーターに乗る。寂しい・・・
普通にあっさり見送られて、一人廊下に出ました。
感覚としては、普通に退社するのに近い。本当に呆気ない。
そのまま下りエレベーターの1階のボタンを押しました。
エレベーターの前まで見送ってくれたのは、2〜3人だけ。
なんとなく寂しい気持がしました。
まあ見送ってくれただけ良いのかな・・・・・・。
あっけない退職最終日
涙は出ませんでした。
20年近く勤めてたきた会社ですが、最後は結構あっけないものです。
退職することをずっと夢にまでみて来たのですが、実際起こってみるとなんとあっけないことか。
退職日当日は、あらかじめ進行が決まっていたイベントみたいに、淡々と終わってしまいました。
まあなんにせよ、物事の終わりというのは得てしてそういうものかもしれないです。
真剣に退職を悩むことなんてなかった
これだけ呆気ないと、今まで退職しようかどうしようか真剣に悩むことなどなかったのかもしれないと思いました。
上司に引き止められるとか一切なかったし、同僚から裏切り者呼ばわりされることもありませんでした。
もちろん私の退職に涙する人もいませんでした。
私一人が会社を去ったとしても、会社はビクともしないのです。

「えっ? こんなものなの?」
って感じで、実にあっけないものでした。
今まで20年近く働いてきたのに。寂しいものです。
▼退職に悩んだ日々もこれでさようなら、です。
会社から外に出た!「これで終わった!」

終業時間が過ぎて、会社の外に出た時にまず感じたことは、「これで終わった」という安堵の気持ちでした。
若干の開放感もありました。これでもう嫌なことから逃れられた、という気持ちが強かったです。
それからしばらく経って、これからの新しい生活にワクワクした気持ちがジワジワと湧いてきました。
がんばるぞ!と気合をいれました。
気合を入れたと同時に、ちゃんとやっていけるのだろうか不安な気持ちと、本当に辞めちゃったんだなあ、という寂しさを感じました。
帰宅後、家族からの出迎え「新しい人生」

いつもより少し早目の時間に帰宅しました。
家族は、いつものように迎えてくれた
家族はいつものように迎えてくれました。
なんかホッとしました。
自分の帰る場所はここなんだよな、って実感しました。
今までかなりつらかった思いが解放されたみたい。
涙が出そうになるほど、嬉しかったです。
家族を支えていかなくては!
妻と子供の顔を見て、「これから本当に家族を支えていけるのだろうか? がんばらないといけないな」と、気を引き締めました。
▼家族がある方の退職は、決断するまでに相当悩みます。でも行動を重ねていくことで本当に退職できる状態に持っていくことができます。
退職最終日の感想「あっけなかった」

退職日当日はあっけなかった
過ぎてみれば、退職日当日はあっけなかったです。こんなものか、という感じ。
いや、自分が長年勤めていた会社人生自体があっけなかったのかも。
でも別に一生を賭けて会社に人生を注いできた訳ではないので、会社を去ることに対しては悔しくはありませんでした。
長年働いてきた感謝の気持ちもありましたが、やっぱり早く会社を去りたい気持ちの方が強かったのです。
なんとなく寂しい気持ち
とはいえ「これで一つ終わったんだ」と、なんとなく寂しい気持ちもあったのも事実です。
でもそれは霧吹きのように一瞬のこと。
これから頑張ろう!気持ちを切り替えた
寂しい気持ちはすぐに、「これから頑張ろう!」と前向きの気持ちに自動的に切り替わりました。
その証拠に、帰りの電車の中では、明日からのことばかり考えていました。
▼退職後の様子。こんな風景が見えるようになります。
▼家族がいるけど退職しようかどうしようか悩んだら、こちらのぺージを参考にしてみてください。








