退職する前って、退職したら自分の理想の毎日を送るのだ!と期待に胸を膨らませるものです。
もちろん、退職後どうなるかわからない不安もあります。でも、期待感もそれ以上にあるのです。
私もそうでした。
つまらない会社に行く必要もなくなる。転勤に怯えることもない。
これからは自らの手で自分の人生をコントロールできる。さあやるぞ!と、退職前は希望に燃えておりました。
果たして退職後はその理想の毎日が訪れたのでしょうか? それとも無残な敗北者としての生活が待っていたのでしょうか?
退職後どうだったかというと・・・
まずは、結論から言ってしまいますね。
思い描いていた理想の毎日は、退職後は半分実現しました。
でも、もう半分はまだ実現できていません。
実現できていないこと
実現できていないことは、まだ思うように自分のビジネスで稼げていないということ。
どのくらい稼げていないかというと、バイトやらの副収入がないと生活できないほどというとイメージしやすいでしょうか。
私の住んでいる地域では幼稚園の補助金が出るのですが、その申請フォームに年収を書き込むのは大変つらいです。
サラリーマン時代の年収からすると半分以下、いやそれより酷いですからね。
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実現できていること
実現できていることで一番大きなことは、自分で自分の人生を好きなように作っていけるということですね。
これは、会社員では絶対に実現できないことです。
会社に勤めていれば、辞令ひとつで住む場所を決められてしまいます。子供も転校させなくてはいけません。場合によっては単身赴任となったり。(その方が良いという人もいるようですが)
でも、会社を辞めた今は、子供の教育を考えて住むところを好きなように決めることができます。小学校卒業のタイミングで引っ越そうとか、将来の計画を自分で立てることができます。
会社勤めではそれが難しいのです。どこに異動になるかわからないのに、計画も立てられるわけがない。もし計画を立てるとしたら、単身赴任前提でしょう。
マンションを買った次の月に海外赴任となることは、サラリーマン社会ではよくあることです。
半分しか理想を実現しなかったことをどう見るか
退職前に思い描いてた理想の毎日。
半分は実現できて、もう半分は実現していない。
これはどう考えればいいのでしょう。
半分しか実現できないなら、退職しないほうがいいのでしょうか。
それとも、半分も実現できればそれだけで価値がある、と思いますか。
どちらをとるかは、その人の価値観によるのですが、私の場合はこう考えます。
実現できてないことは、これから実現する
実現できてないことは、これから実現すれば良いのです。
私の場合は、まだ思うように自分のビジネスで稼げていませんから、それだけで生活できるように稼げるようになれば良いわけです。
そうなったらしめたもの。
退職前に思い描いていた理想を全部実現できたことになります。
これってすごいことだと思いませんか?
サラリーマンのままであれば、自分の理想を実現することはゼロだったわけですから。
今は100点満点中50ですが、それを51→60→80と、ちょっとでも100に近づけるようにしていけばいいのです。
もしかすると100に到達できないかもしれません。
でも、私はそれで良いです。
ゼロを50まで実現できたんですからね。
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