退職して後悔しているかと聞かれれば、答えはノーに決まってます。
退職後に起業しましたが、もうサラリーマンには戻りたくありません。
当然、元の会社に戻りたくもありません。
でも、20年近く勤めてきた会社。未練が無いかと言われれば嘘になります。
嫌で嫌でしょうがなかった会社ですが、退職してみると不思議と懐かしい気持ちになります。
とは言え、もう絶対そこには戻りたくもありませんが!
このページでは、主に退職後の未練について書いてみます。
退職後の会社の未練あるある
退職したら、もう後戻りしたくありません。前を向いて前進したいのです。
起業や独立・開業で退職すると、もうサラリーマンには戻りたくないという気持ちが、猛然と湧いてきます。
そして、その気持が仕事をがんばろうというモチベーションになります。
サラリーマンに戻りたくないから、なんとか仕事を成功させようと思うのです。
転職した場合も一緒です。元の会社には絶対戻りたくないという気持ちがあるから、新しい会社でがんばろうという気持ちが起きるのです。
だから、早起きする必要もなくなったのにもかかわらず、サラリーマン時代よりも早起きをし、残業する必要もないのに関わらず、24時間仕事のことを考えてしまうようになりました。
結果的に、サラリーマン時代よりも長時間仕事をするようになりました。
ただ、それは人から指示された仕事ではなく、自分で創り出す仕事なので、それを苦痛を思うことは一切ありません。
長時間働いても、平気で仕事に没頭することができます。
そういう状態になったら、もう昔の会社のことなど思わなくなると思うのが普通でしょうね。でも実態はそうとも言えません。
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会社員時代の夢を見る
本当は、時々会社員時代の夢を見ることがあります。
昔の同僚と働いていた時の夢だったり、出張したときの夢だったりします。苦手な上司が夢に出てくることもありました。
そんな夢を見ると、辛かった会社のことでも妙に懐かしく思えることがあります。前の会社の人たちはどうしているんだろうか、と考えたりします。
会社の近くを歩いて、誰かに会わないかと期待する
昔の会社の近くを通った時があります。
以前よく通っていた居酒屋やコンビニの前を通ったり、会社のビルの前を通ったりしました。
偶然に会社の誰かと出会わないかな、と期待している自分がいるんです。もう戻りたくもないのに、昔の同僚に会うことを無意識に期待して、なんとなくキョロキョロしてしまうんです。
昔の会社のホームページを見てしまう
ちょっと時間が余ったときなど、昔の会社のホームページを見てしまうこともあります。
新商品が出ていないかとか、部署はどう変わったのかとか、業績はどうなのかとか、詳しくチェックしている自分がいます。
当たり前だけど、自分が退職した後も会社は回っていることを再確認。なんか寂しい気持ちになったりもします。
戻ってきてくれと言われたい
退職してしばらく経ちますが、いまだに元の会社から「戻ってきてくれ」と言われるのではないかと変に期待している自分がいます。
有り得ないことですが、社長から直々に連絡があったらどうしよう、とか妄想したりしています。そんな連絡があっても断ることは明らかですが、条件によっては戻っても良いかも、と思っている情けない自分もいます。
知らない番号から携帯がかかってきても、もしかしたら元の会社からかも?と思ったこともありました。
起業がうまくいかないときなどは、そんな妄想に取り憑かれたこともあります。もしかすると、今ならまだ戻れるんじゃないかと期待するんです。
会社のカレンダーを期待する
昔の会社では、販促用に毎年壁掛けカレンダーを作成していて、社員には1部支給されていました。関係各所に配った後、残りが出た時など、以前職場で働いていた人に送ったりしていました。
それを覚えていたので、なんとなく自分のところにもカレンダーが届くのではないかと密かに期待していました。
年末ギリギリまで待ちましたが、結局会社のカレンダーは届きませんでした。急いで来年のカレンダーを買いに行きました。
未練は無いが、懐かしい
人間っておかしなもので、あんなに嫌だ嫌だと思っていた会社でも、未練を感じることがあるんです。
昔の仲間とバッタリ会ってみたい衝動に突き動かさることもあります。
未練たっぷりあるのかと言えば、そういうことでもありません。
元の会社には絶対に戻りたくない、サラリーマンに戻りたくないんです。でも、変に懐かしく感じてしまうことがあるんです。
もし今、会社に行くのが苦しくてしょうがないとしても、これから退職してしばらく経てば、その苦しさが懐かしく感じられる時が来るかもしれません。
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