40代で夢を叶えたい!脱サラして起業したい!
でも長くサラリーマンをやっていると会社員生活に浸ってしまい、独立や起業に向けた準備はなかなかできません。
そんなときに夢を叶えるためのおすすめの本はありますか?
夢を叶えるための本はたくさんありますが、その中でも私が40代で起業する夢を本当に叶えてくれた本を18冊紹介します。つらいときも本からの支えを得て、人生を変えてくれました。
私は、両親からの大反対を乗り越えた末、40代で家族持ちながら、やっと起業する夢を叶えることができました。自分だけの考えひとつで、人生の大きな決断をすることなどできません。まして、周りを説得することもできません。
何かを自分を支えてくれるものが必要なのです。
年齢を問わず、起業や独立の夢を叶えようと準備したい方は、是非読んでみてください。
「独立した人生」の夢を叶えてくれる本
まずは、デヴィ・スカルノのこの言葉から紹介しましょう。
デヴィ・スカルノとは、テレビでおなじみデヴィ夫人のことです。
今はバラエティ番組でタレントとして活躍していますが、彼女はインドネシア初代大統領故スカルノの第三夫人でした。
彼女の派手な言動こそ目立ちますが、この独立に関しての言葉は普遍的な真実であり、追求した理想だと思います。
この言葉にはインドネシア独立の父と言われる、スカルノの独立に対する信念が混ざっているような気がします。
だからこそ、このデヴィ・スカルノの言葉を知った時、会社に縛られること無く独立して生きていきたいと思うことは、別に悪いことじゃないんだと思えたのでした。
ということで、まずは彼女の回想記を紹介したいと思います。
デヴィ・スカルノ回想記 栄光、無念、悔恨
スカルノとスハルトの政権交代の話、デヴィ夫人の人生など、波乱ずくめの人生が、退職を悩む自分にとって、すごく参考になりました。
彼女の独立についての考え方は、自分の考え方と似ているように思いました。
そして、彼女は世界の著名人と交流しているのだから、その考えは世界に通用するのかもと思ったりしました。
もっと自分の考えに自信を持って良い、退職して独立して生きていっても良いんだと思えるようになった本です。
間違いなく背中を押してくれる本です。
ロックで独立する方法
別にロッカーになりたいわけじゃないんですけどね。忌野清志郎の本です。
ロッカーじゃなくても、一人の人間として独立することが、人間の最高の生き方ってもんじゃないのかな、と語ってくれていような気がしました。
でも、まあそんな難しいこと言いっこなしで、さっと読めます。ちょっと袋小路に入った時におすすめです。
そういえば、ロッカーって死語ですよね。
起業の夢を叶えてくれる本
さて、ここからは著名経営者の成功本を紹介していきます。ちょっと渋めの本が多くなってしまいました。
最新のものより、ちょっと古いほうが時代に流されない普遍的なことを語ってくれている気がします。
では行ってみましょう。
カーネル・サンダース―65歳から世界的企業を興した伝説の男
カーネル・サンダースといえば、ケンタッキー・フライド・チキンの創業者として有名。
彼は60代でKFCを創業したんです。40代の我々などひよっこですね。
この本は、最高におもしろいです。いろいろと手本にできると思います。
自分もカーネル・サンダースのようになりたいと真剣に思いました。くじけちゃだめなんですね。
安売り王一代 私の「ドン・キホーテ」人生
ドン・キホーテ創業者の本。
この本は名書です。読んだ時は、起業したビジネスがうまくいかず最悪の時でした。起死回生のアイデアがうまく行かなければ、廃業しようと覚悟した時です。
最悪な気持ちで手に取りましたが、読んで心がときめきました。貪るようにして、1日で読みきりました。
うまくいかないときを乗り越えることで、自分もビジネスも強くなるということを学びました。逆風をチャンスに変えることが大切なんですよね。
日本一の変人経営者
ココイチの創業者の本です。
この本は、すごい本です。自分で起業するときは、とても参考になりますよ。
役に立ちそうな所をちょっとだけ引用してみます。
実直にコツコツと実績を積み重ねていくことが重要なんですよね。
マインド面でもかなり参考になります。おすすめですよ!
ロスト・インタビュー スティーブ・ジョブズ 1995
2011年に亡くなったアップル創業者のスティーブ・ジョブズの幻のインタビューです。
このインタビューが行われたのは、ジョブスが自身が創立したアップルを追放されてNeXTのCEOを務めていたころの雌伏の時期でもありました。
iPodやiPhoneなど、数々のイノベーションを魔法のように実現してきました。その秘密の裏側に迫る本です。
とても面白いです。
どん底から億万長者
ちょっと見ためがトランプ大統領みたいで、うさんくさい感じがしたいのですが、中身はおもしろい。
エネルギー関連のアメリカの著名投資家ブーンピケンズの本です。代替エネルギーへの取り組みが有名。TEDでのプレゼンも面白いです。
「ガッツのあるおやじ」と言った感じ。とは言え、この人の発言は本物を感じさせる。ちょっと引用してみます。
自分自身の人生を生きるには、積極的に首を突っ込み、心から打ち込み、常に行動し続けることだ。毎朝、永遠に生きるつもりで目覚めるようにしよう。限界もなければ制約もない。
(どん底から億万長者)
「一番良く知っていることをしろ」。私は常にそう肝に銘じていた。
(どん底から億万長者)
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虚業成れり―「呼び屋」神彰の生涯
作家、有吉佐和子の元夫。
ボリショイサーカスなどの興行を成功させた人です。「北の家族」という居酒屋の経営者でもありました。
テリー伊藤の師匠と言われる康芳夫と働いていたことがあります。
かなりメチャクチャな人生ですが、最近では絶滅してしまった感のある、男のロマンがあります。こんな人生もあるんだと、反面教師として読むと良いと思います。
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ヤァ!ヤァ!ヤァ!ビートルズがやって来た―伝説の呼び屋・永島達司の生涯
興行師つながりでもう一冊。
ビートルズを日本に呼んだプロモーターの本です。
プロモーターというとヤクザな性格の方が多いイメージがありますが、この方はとても紳士的で合理的思考の持ち主。
自分の考えることに自信を持ち、それを貫いてきた人です。
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21世紀のブランドを創る 「星乃珈琲店」誕生物語---超積極策によるドトール日レスグループの復活劇
星乃珈琲店の成功までを綴った本です。
経営者の視点で書かれているので、経営者の考え方を学ぶことができます。お店を周る時には、どんなところに気をつけているのか。経営では、どんなポイントを見ているのか。
読んでいると、実際のメモから書いているんだな、というのがわかります。
とても参考になります。
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靴下バカ一代 奇天烈経営者の人生訓
靴下屋・タビオの創業者の本です。
いろんな実践的なアイデアにあふれています。
すごく良い本。いや、これから独立起業を志す人の教科書かな。
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吉本興業の正体
お笑いの殿堂、吉本興業の創立の歴史から現在に至るまで詳しく書かれています。
そういえば、2017年10月からのNHK朝ドラ「わろてんか」は、実質的創業者吉本せいがモデルらしいです。
分厚い本ですが、一気に読めます。
吉本興業という会社についてよくわかった。この会社の考え方は独創的で、とても参考になると思います。
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「社長、辞めます! 」 ジャパネットたかた 激闘365日の舞台裏
テレビショッピングで有名なジャパネットたかたの本です。
売り方のヒントにできる本です。
「伝える力」を付けたい人は、必須の本です。エッセンスをちょっとだけ引用してみます。
商品の機能説明は最小限にとどめ、その商品を顧客が手にすることで、どんな便利なことがあり、どんな快適さが得られるのかを集中的に話す。モノそのものではなく、モノが生み出す効果を話す。それがジャパネット流「伝える力」の基本だ。
(「社長、辞めます! 」 ジャパネットたかた 激闘365日の舞台裏)
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夢を具体化するために役立つ本
会社から離れて独立して生きて行くには、これからどんな社会になっていくか、半歩先を見極める必要があります。
これからの社会がどうなっていくかを考えるために、参考になる本を紹介します。
「ない仕事」の作り方
ゆるキャラを世に広めた張本人、みうらじゅん。
これから自分でお金を稼ぐ上で必要なことが書いてあります。特にフリーランスで独立しようと考えている人は読んでおきたい本です。
自分だけのことを考えるのではなく、お客さんがいかに気持ちよくなってくれるかを考えることがポイント。
しかもそのお客さんは顔が見える人。ひとりでいい。全員を喜ばすんじゃない。自分が好きか嫌いかではなく、その人が喜ぶかどうか。
このブログを書く上でも参考にしています。
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技術大国幻想の終わり これが日本の生きる道
失敗学で有名な畑村洋太郎の本です。
主に製造業を中心に書かれています。大企業からの視点に近いけど、退職を考えている人も読んでおきたいです。
この本に書いている予測は、大部分当たるのでは?と思ってしまいました。
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人工知能と経済の未来 2030年雇用大崩壊
人工知能と経済の未来について、すごくわかりやすく解説しています。
この本をよむだけで、AIの本質を浅く理解できます。
でも、本当にAIが社会を変えてしまうのか、信じられないです。
仕事は全部機械がやってくれて、人間はベーシックインカムで遊んで暮らせるなんて、そんな未来は果たして実現するのでしょうか。
2030年は、ちょうど我々の世代が60歳間際になる年です。ちょっと考えてしまいますね。
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アマゾンと物流大戦争
アマゾンとか楽天市場などのネットショッピングサイトの話。
年末は、宅配業者の忙しさが話題になりました。
ネットショッピングは便利ですが、どうやって商品をお客様へ届けるかが、ビジネスの勝敗を分けることになります。
退職してネットショップを始めようと思っている方は、読んでおいた方が良いです。
ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか
最後に紹介するのは、現代世界最高の投資家と言っても過言でもないぐらい著名なピーター・ティールの本です。
もし起業したくて躊躇しているなら、この本を読めば絶対起業したくてたまらなくなるはず。
そして、どんな分野で起業すべきかというヒントももらえるはず。
めちゃくちゃおもしろいです。
まとめ
以上、40代起業独立の夢を支え続けてくれる本を、18冊ほど紹介させていただきました。
退職すると、全てを自分で考え、道なき道を自分で道を切り開いて行く必要があります。失敗しても自分で責任を取るしかありません。
そんなときに羅針盤となり地図になってくれるのが、上に紹介した本です。
もちろん、この18冊はほんの氷山の一角に過ぎません。
これらの本をきっかけにして、素晴らしい人生を歩み、完全独立を成し遂げてください。
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「独立した人生」を生きるための本
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優れた経営者のメンタリティを学べる本
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これからの時代を探るために役立つ本
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