昔の記事になりますが、
我々40代としては、退職するかしないかの相談というのは、極力自分の中で考えることが大切だと思います。特に、自分の中で迷っている場合は、相談などしない方が良いです。相手の意見に惑わされてしまうからです。
https://40taishoku.com/taishoku-decision/dont-talk-colleague/
といっても、時にはどうしても誰かに相談したい!という場合が出てくると思います。
私も、退職しようかどうしようか迷いに迷って、ついにはどうしようもなくなって、誰かに相談したくてたまらなくなったことが数回ありました。
でも、完全に本心が固まるまでは、会社はもちろんのこと、家庭や知人には極力相談しない方が良いでしょう。
もしも反対があった場合は、(悩んでいる時は特に)簡単に心が折れてしまいやすいからです。
では、どうしたら良いか。
会社や家族、知人以外の第3者に相談できる方法などあるのでしょうか?
あります。
しかも、とても効果の高い方法です。(実際に試しました)
その中で、実際に試してみたものの中から効果が高かったものを3つご紹介したいと思います。
自分に相談する
誰かに相談したくてたまらなくなった時、まずは自分自身に相談してみてください。
今からでも、すぐに実践できますよ。
相手への気遣いも必要ありません。なんせ、自分が相手ですから。
と言っても、どうやって自分に相談したらいいのか、わからないと思います。
方法を2つ紹介したいと思います。
スポンサーリンク
自分宛に相談メールを出す
自分のメールアドレス宛に相談のメールを出します。
退職したいこと、何に悩んでいるのか、自分はどうやって生きていきたいのか、など・・・・・・。
だけど、ただ単に相談のメールを書くだけだと、どうしても愚痴っぽくなりやすい。相談なのか、愚痴なのかわからなくなる場合があります。
それを避けるために、社会的に成功した人(大企業の社長とか歴史上の偉人とか)へメールを出すつもりで書いてみてください。20年後の未来の自分宛でもいいですね。
自然と緊張してきて、軽はずみなことを書くことにためらいが生じます。(やっぱり偉い人には、愚痴とか軽はずみなことは言い難いですよね。)
きちんと論点を整理して書くようになります。
そうすると、客観的に自分を見ることが出来て、書いているうちに考えが整理されてくるのがわかるでしょう。
そんなには、スラスラ書けないと思います。書いているうちに何回も突っかかるところが出てくると思います。30分〜1時間ぐらいはかかるかもしれません。
でも、それで良いのです。突っかかるところというのは、自分でも曖昧になっている部分ですから。そういうところを潰していく感じで書いてみましょう。
最初の内は、「面倒くさいなあ」と思ってしまいますが、書き進めていくうちに、だんだん筆がノッてくるでしょう。
そうやって書いていくと、今まで固執して汲々としていた考えが、意外にもちっぽけなことに気づかされたりするでしょう。
一通り書いてみたら、メールを送信します。
自分宛に出すのですから、すぐにでも開封できますが、そこは焦らずに。2~3日は間隔を置いてから開封します。
間隔を置くことで、書いた時の記憶や感情が和らぐので、自分の書いたメールといえども、まるで他人が買いたものを読む感じに近くなります。(まあ、完全にはそうならないですけどね。)
開封するときは、自分が社会的に成功した人(大企業の社長とか歴史上の偉人とか)あるいは、20年後の未来の自分になったつもりでメールを読んでくださいね。
そういう感じで自分の相談メールを読んで見ると、納得できる点、間違っているなあと思える部分が見えてくるでしょう。
自分の相談メールに対して、どうアドバイスするか?を考えてみてください。
納得できるかできないかを別にして、それが、あなたの現時点での答え(本心)になります。
この方法は、お金もかからないし、即効性もあるので、お薦めです。誰も束縛しないですし。
誰かに相談したくなってきたときは、まずこの方法を試して見ると良いと思います。
神社に行って手を合わせる
自分宛の相談メールとはまた違った角度で、自分と相談できるのがこの方法です。
気分を変えたいときなど、神社やお寺に行って手を合わせると意外と思考がクリアになった経験はありませんか?
https://40taishoku.com/taishoku-decision/shrine/
私は、悩んだ時など、良く神社に行きました。(神頼みというわけではありません。)
私は、無神論者なので、いわゆる運命論やスピリチュアルな事象には、一切興味関心はないです。(占いとかパワーストーンとか、パワースポットとか。)
でも、神社に行くとなんとなく厳かな感じになって、自分の悩みを解決するヒントがもらえるような気がするのです。
目をつむって、自分の根幹に語りかけるのに最適な場所だと思うのですよ。神社という場所は、新しいものが無く、昔からのものが多い場所でもあります。
おそらく、そういうところがリラックス効果となって、落ち着いて考えられる場所になるのでは?と思います。
神社は、意外と日本各地いろんな所にあります。
ネットでも探せるので、近所に無さそうだという方は、探してみてください。たぶん一つぐらいは見つかると思います。
私は、悩みがピークだった時などは、毎日神社でお参りしてから出社していました。
スポンサーリンク
電話相談を利用する
さて、自分にメールも出したし、神社にも行った。
でも、あくまでも自分とは違う他人に相談したい!場合もあると思います。
人の意見を聴きたいという場合ですね。
こういう場合は、電話相談を利用してはどうでしょうか?
民間の電話相談サービスじゃなくて、公共のものが良いです。無料で受けられるものも有ります。
都道府県や市レベルで、仕事やメンタル面で悩む人のための電話相談サービスを提供していますので、まずはここを利用したいです。
サービスを受けられる曜日や時間制限はあるのですが、気軽に利用できるし、親身に話を聞いてくれるのでお薦めです。
公的サービスだから安心ですしね。
私も、かなりアップアップになった時、2~3回電話したことがあります。親切に対応してくれました。
せっかく住民税を払っているので、使わない手はないです。
私の場合は、結構これで解決することも多かったです。
スポンサーリンク
カウンセリングを利用する
電話じゃなくて対面で話をしたいときは、この方法が良いと思います。
心療内科を受診して、カウンセリングしてもらう方法です。
https://40taishoku.com/family/mental-clinic/
カンセラーがじっくり話を聞いてくれます。ダメ出しされることも無いです。
しかも、きちんとカルテを作って、カウセリング中はメモを取ってくれるので、自分の悩みの進行具合も把握できます。
同時に、うつ病とかの病気の診断もしてもらえるので、一石二鳥です。
デメリットとしては、カウンセリングは定期的に行う必要があるので、お金がかかるということですね。
スポンサーリンク
まとめ
以上、実際やってみて、効果があった3つの方法をご紹介しました。
どうだったでしょうか?
良さそうなものがあれば、是非トライしてみてください。
経験者だからいえることですが、退職しようかどうしようか悩んでいる時が一番つらいです。
ここをなんとか乗り越えると、急に視界が開けてきます。結論が見え出してきます。
ふんばりどころです。
もうちょっとのしんぼうです。
https://40taishoku.com/taishoku-decision/20years-of-monmon/