明日から仕事だと考えるだけで、不安感や恐怖感がマックスになります。
これが3連休明けとか長い休み明けだと、かなり憂鬱になります。
私が実際に行っている休み明けの不安感・恐怖感を解消する方法をご紹介いたします。
休み明けの不安感を払拭する方法
明日から会社だと考えると、不思議と不安感がやってきます。
何なんでしょうね、この不安感は。
そもそも、この不安感が嫌なので、永遠に仕事が始まらなければいいと思っていたくらいです。(退職してからは、この不安感だけは無くなりました。)
出勤日が近づくに連れて、だんだんリアルに恐怖が襲ってきます。会社のことを考え出すからです。
理想の一日をイメージする
ちょっと逃避に近いものがあるのですが、このやり方が一番手っ取り早いです。
会社が始まる前の恐怖感を和らげることができる、というメリットがあります。
こんな状態が自分の理想だ!ということをイメージします。
たとえば私だったら、自分の事務所に爽やかな気分で自転車で出勤する。売上も右肩上がりで毎日が充実している、といったように。
理想の自分をイメージする具体的な方法
では、どういうふうに理想の自分をイメージすれば良いのでしょうか。
妄想でも期待でも良いので、「こんな自分になっていたらいいな」とイメージします。
でも、「大成功してフロリダのボート付きの豪邸で女優と暮らしている」とか、あまりに自分の現実とかけ離れないように。
人間、そんなに変われませんからね。身の丈にあった妄想で良いのです。
例えば、実家で家族と一緒に美味しいおせち料理をつまみながら、「退職して良かったね」と言っているシーン。
一瞬の場面ですが、そこには大切な情報が3つあります。
すなわち、来年の今頃は退職している自分がいること。そして、退職したことに後悔していない自分がいること。さらに、それを家族も喜んでくれていること。
この思い浮かべた場面を実現するために、あなたは1年間頑張るのです。
この場面を実現するために、一体何をしたら良いんだろうと、いろいろと考えを巡らせるはずです。
イメージからブレークダウンしていく
たとえば、「あのとき思い切って退職してよかったね」と妻と笑いながらしゃべっているシーンをイメージしたとします。
今まではただ単にそういうふうになったら良いな、と思ってそれでおしまいだったはず。
でもこれからは違います。
イメージしたシーンを現実のものにするには、どうしたら良いんだろう? と考えてみてください。
あれやこれやとやることがたくさん思い浮かんでくるでしょう。
思い浮かんだことはいっぺんに全部はできませんから、一番てっとり早くできることや一番重要だと思えるものに絞ってみてください。
あるいは、「これをやったら次にこういう影響が出てくるから、今後はこれをやる」といったように、ストーリーを組んで考えてみても良いですね。
たとえば私の場合は、「退職してよかったね」というシーンを実現するには、まずは自分のやりたい仕事がうまくいくように準備すること、仮に失敗したとしても大丈夫なように節約したり貯金を増やしておくことなどが必要だと考えました。
このように考えていくと、自ずとやることが明確になってきます。
休暇中の時間を使って、本を読んだり、家計の収支を計算したりと具体的な退職の準備を始めることができるようになったのです。
それを見た家族も「あ、この人は本気で退職することを考えているんだな」と思うのです。
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ゴールが明確に設定されていると、不安感も少なくなる
未来の自分をイメージするということは、ゴールをイメージしたということです。
ゴールをイメージしたということは、ゴールを設定したということなのです。
そう。
だから、来年の自分をイメージしたということは、来年のゴールを設定したということなのです。
ゴールシーンがきちんとイメージできているんです。
このイメージこそが、湧きあがってきた恐怖感を消していくのです。
さらに言うと、ゴールを実現するために、なにをすれば良いかがはっきりと自分の中に見えているのです。
だからこそ、正月明けの不安感や仕事はじめの恐怖感を感じることなく、自分のやるべきことを実行できる、というわけです。
会社に行くのは嫌だけど、来年の今頃にはイメージした自分になっていたい!
だから、前に一歩踏み出そうという気持ちになれるのです。
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脚本・監督・主演はあなたです
思い浮かんだ場面は、来年1年間をストーリーにした、あなたが主演する映画のラストシーンのようなものです。
このラストシーンに持っていくために、いったいどんなストーリーを描いたら良いのでしょう。脚本・監督・主演はあなたです。
あったかいお風呂にでも浸かりながら、ゆっくり目を閉じてイメージしてみてください。
来年の今頃。自分はどこにいるのか、誰といるのか。誰とどんな会話をしているのか。笑っているのか、泣いているのか。
これが来年の目標になります。来年1年間の心の支えにもなります。
今日、思い浮かんだイメージは、来年1年間忘れずに頭の中に残るでしょう。そして、イメージ通りのラストシーンを実現させましょう。