私のように20年も悶々としていると、どうしても気持ちにブレが出てきます。
退職しようかどうしようか、なかなか決心つかないんです。
揺れ動く退職の決心
ある日は、独立してバリバリ稼ぐぞ!と思ったら、また別の日は、独立なんて無謀なことは諦めて会社員として仕事を全うしたほうが良いのでは? と考えたりします。
震災の時に、独立することを決意した後でさえ、私はかなり揺れ動きました。
https://40taishoku.com/taishoku-decision/megaquake/
こういう気持ちというのは、恋愛と同じで、告白しなければずっと思い煩ってしまうものです。でも、告白するのはとても怖いんです。なんせ、一度告白すれば、もう後には戻れないのですから。
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会社員でいることは「心地良い」
本当のことを言えば、会社員って心地良いのです。指示された仕事をこなしていれば良いのですから。
与えられた役割の範囲で頑張ればそれで評価されて、毎月の給料やボーナスがもらえるんです。基本的に同僚や取引先もみんな良い人です。定期的に飲み会もあります。同僚と美味しいランチも食べれます。
会社を辞めて独立してしまえば、仕事は自分で見つけてくる必要がありますし、給料は誰も払ってくれません。同僚や取引先も、もういません。新しく出会う人が信用できるかできないか、自分で判断する必要があります。
給料が安定していれば、家族も安心できます。仕事で嫌なことがあっても給料は貰えます。独立して給料が不安定になったとしたら、家族や親戚も大変心配するでしょう。
会社員のままでも良いのでは?
こういうことを考えると、なにも独立というチャレンジをしなくても、会社員のままでも良いのではないだろうか? 定年まで普通に過ごせればそれで良いのでは? と思うのです。
でも、そこで思い返すのです。「心地よい」会社員のままで過ごして、それで良いのか?、と。死ぬ時に、「ああ、あの時チャレンジしておけばよかった」と後悔するのではないか?、と。20年の悶々期間は一体何だったんだ?、と。
退職しようかどうしようか迷ったら
もし、独立するか会社員のままでいるかどうしようか迷ったときは、もう一度自分の志を見つめなおしてください。自分が死ぬ時のことをイメージしてください。
あの時チャレンジして良かったなあ、と思いたいか、それとも、チャレンジなどしなくてよかった、と思いたいのか。
会社員は、「心地良い」です。会社という城で守られています。退職するということは、今まで守ってくれた城を出ることです。
その「心地よさ」を手放してでも、城を出てチャレンジしてみたい!と思えるかどうか。何度も何度も繰り返して考えておくとブレません。