会社員として会社の仕事を全うしながらも、退職すべきかどうするかを悩むのは、ものすごくつらい時間を過ごすことになります。
どうやって辛さを紛らわすか
お金のこと、健康のこと、家庭のこと、近所のこと、住む家のこと、自分の考える商売がうまくいくかいかないか、会社の仕事のこと、同僚のこと、人間関係のこと・・・・・・。
もう本当に竜巻のように、次から次に様々な悩みが一度に自分を襲ってくることがあります。それはものすごくつらいです。自分1人では背負いきれないほどの重い悩みですが、それを聞いてくれるところも無いのです。自分で切り開いていくしか無いのです。
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私は「こんなにつらいなら、会社員のままでいたほうが楽だ」と何度も思いました。でも、今から思えば、そんなつらい思いを乗り越えたからこそ、退職できたのだし、退職したことに対して後悔していないと胸をはれるのです。
でも、その当時はそんなことはわかりませんから、どうやってこのつらさを紛らわそうか?と必死になって探していました。
そんな中で自分なりに編み出したのが、神社へのお参りです。
日本には、有り難いことにたくさんの神社が立っています。町のいたるところに、大きい神社から小さな神社まであります。通勤途中には必ず1つか2つあるでしょう。
私は、通勤途中に神社を見つけて、頻繁に通っていました。
手を合わせて、じっと目をつむって、自分はどうしたいのか? どうしたら悩みを解決できるのか? 自問自答するのです。
すると、スーッと心が落ち着いて、こうすれば良い方向に行くのでは? というアイデアが浮かんだりします。
もちろん、それはご神託とかそういうものではありません。神社という、いわば非日常の特別な場所で、心を落ち着かせて冷静に考えた結果、考えがある程度整理されて解決策を思いつく、ということです。
1回だけではなく、何回も何回も通って、ひとつひとつの悩みについてどうしたらいいか、神社に手を合わせました。
解決策が見つからないない時もあります。でも、そういうときでも、目をつむって手を合わせていると、心が落ち着いてくるものです。神社の持つ不思議な効用です。
私は、スピリチュアルなことには全くと言っていいほど関心無いのですが、神社のお参りは自分の考えを整理するには持って来いの場所だと思います。