アフィリエイト広告を利用しています

脱サラ後に子供から「パパの仕事何?」→即答できなかった

dad

結構ありがちなことなんですけど、子供から自分の仕事について聞かれることって、お子様をお持ちの方なら一度は経験あると思います。

この手の質問って、普通に仕事している時なら問題なく答えられますが、退職に悩んでいるときに限ってはあまり触れられたくない微妙な質問ではあります。

でも、退職した後で質問されるというのも、ちょっと微妙な気分になるものです。

退職した後なら問題なく自信を持って自分の仕事を語れるかと思っていたら、それが大きな誤算だったんです。

退職後「パパの仕事は何?」と聞かれたら、何と答えるべきか。

恥ずかしながら私の体験を紹介したいと思います。

自信を持って即答できなかった、退職後の自分の仕事

退職してしばらく経ったころ、小学生の息子から自分の仕事について質問されたことがあります。

「パパの仕事は?」子供からの質問にしどろもどろ

家族で夕飯を食べていた時です。

息子が唐突に質問をぶつけてきました。

「パパの仕事は?」

「会社の名前はなんていうの?」

恥ずかしながら、うまく答えられませんでした。

退職して起業したと答えようとしたのですが、「退職」とか「起業」と言っても小学生には理解できるはずがありません。

そこで小学生にもわかるように答えようと思い、どうしたらわかりやすい答え方になるのかと考えを巡らせました。

でも良い答え方が見つからず、結局モゴモゴした中途半端な答えになってしまいました。

しばらく答えに窮してから自分の名前を言い、自分の名前の会社に勤めていると答えました。

つまりものすごく遠まわしに「一人で独立して仕事をしている」と伝えたんです。(今から考えると全く素直じゃない、卑怯な答え方。)

とは言え一応子供も理解してくれたようで、「え、じゃあ、パパは社長っていうことだよね。すごい」と拍手してくれました。

でも個人事業主だから厳密に言えば社長じゃないんだよなー・・・・・・。

それに今、全く儲かってないし、拍手なんてされたら、「退職したものの廃業しようと思ってる」なんて、とてもじゃないけど言えない・・・・・・。

嬉しいような、くすぐったいような、それでいてどこか罪悪感がある、微妙な気持ちになりました。

スポンサーリンク

事業がうまくいっていない時の質問だった

なぜ答えに詰まってしまったというと、質問を受けたときのタイミング的なことがあります。

私は退職後、ネットを使ったビジネスで一人で起業することにしました。

ところが、いざ起業してみたら完全な見込み違いというのがわかりました。

売上を上げられず、貯金もどんどん減っていきます。

当然自分の仕事に自信を持てません。

「いつ廃業しようか」ばかり考えていました。

そんなタイミングでの質問だったので、唐突な子供からの質問にしどろもどろになってしまった、というわけです。

自分で決めた屋号を言うのが恥ずかしかった

タイミング的に自信を喪失していた時期というのもありますが、それにプラスして自分の屋号を子供に言うのがなんとなく恥ずかしいというのもありました。

転職していれば、「○○という会社で△△の仕事をしているよ」と答えられるのですが、退職して起業したからサラリーマンではありません。

一応名目上は個人事業主です。

でも屋号を言うのがなんとなく恥ずかしいんです。

自分で決めた屋号なのに、言うのが恥ずかしいんです。

事業がうまくいっておらず、廃業がチラついていることもあると思います。

もし事業が軌道に乗っていたとしたら、もっと自分の屋号に自信を持っていただろうと思います。

売上を上げられない自分が悪いのですが、そう言う悪いタイミングでも事前に答え方を用意しておけばもっとスムーズに答えられたのかもしれません。

退職したことに引け目を感じていた

あとひとつ理由があるとすると、自分自身退職して起業したということに、どこか引け目を感じていたから、というのがあると思います。

自分の中に大企業信仰というのでしょうか、名の通った会社に勤めたいという欲求があるようなのです。

サラリーマン生活が嫌で起業した自分ですが、まだどこかに会社に帰属したい意識が残っているようなのです。

起業して自分の事業を立ち上げるとすれば、当然、屋号や社名は誰も知りません。

誰も知らない屋号や社名を言って、子供をがっかりさせたない気持ちが働いて、モゴモゴした答え方になってしまったようなのです。

自分を見失っている。自分の本音が見えない。

会社辞めたいけど、辞められない。

堂々巡りをスッキリ解消しよう!

PDF「退職の迷い解消ハンドブック無料プレゼント中!

管理人
管理人

退職して視野が狭くなっていた

dad son

40代で家族がいる状況でも、自分の中では一生懸命に考えぬき、退職して起業しました。例え事業が失敗したとしても後悔はありません。

だから子供から「パパの仕事は?」と聞かれても、自信をもってきちんと答えられるはずと思っていました。

でも実際はきちんと答えることさえできず、自信を喪失している自分に改めて気づかされました。

自分のことしか見えていなかった

退職して起業したからには、「早く事業を軌道にのせて安心したい」と思っていました。

売上を増やすために、思いつくことを全部試そうと思っていました。

休んでなんかいられないと、怠け心が出てくるたびに自分に鞭を打っていました。

常に目の前のことに目を奪われていました。

自分の仕事の事だけしか見えていなかったのです。

そのために自分が何をやっているのかを、家族に説明する余裕すらもなくしていたのです。

ひょっとすると自分だけ浮いていたのかもしれません。

うまくいっていないときでも、家族への説明は大事

今まで自分の心の中では、事業がうまく軌道に乗ったら子供に詳しく説明しようと考えていました。

でもこれからは、たとえうまくいっていないときでも、こまめに自分の仕事のことを家族に話すことを習慣にしようと思っています。

退職して仕事環境が変わるからこそ、どんな仕事をしているか、今日1日どんな仕事をしたのかなど、説明するべきだと思います。

これは起業した場合でも転職した場合でも同じようにあてはまると思います。

家族は心配して、退職後のあなたを見守っているのです。

うまくいっている・いないに関わらず、できる限り説明するようにしたいです。

退職前に子供に説明しておけば良かった

私は退職前に子供にはきちんと説明しませんでした。

でも今となっては、退職前に子供に説明しておけば良かったと思います。

できれば、きちんと時間をとって説明しておけば良かったです。

「パパは今の会社を辞めて、新しい仕事をやるんだ。だから応援してね」と言う感じで。

起業・独立のオススメ本まとめ

自分を見失っている。自分の本音が見えない。

会社辞めたいけど、辞められない。

堂々巡りをスッキリ解消しよう!

PDF「退職の迷い解消ハンドブック無料プレゼント中!

管理人
管理人

退職の迷い解消ハンドブックバナー

おすすめ記事を読む

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
アバター画像

管理人ハタカズ

40代で退職を経験した私が、当時の日記を元に書いています。退職するまでの苦悩や転職失敗経験、家族のこと、お金のこと・・・・・・。そして起業失敗経験まで。私のつたない経験が、皆様にとって少しでも役に立てば幸いです。詳しいプロフィール ■PDF冊子「退職の迷い解消ハンドブック」無料プレゼント中!

© 2024 40代退職のリアル