40代男性を襲う、朝の憂鬱。早朝覚醒のリアル

毎朝の目覚めはどうですか?

ぐっすり眠れていますか?

目覚めが悪くて、ぐっすり眠れない方は注意した方が良いですよ。

特にまだ夜明け前の時間から目が覚めてしまっている方は、要注意レベルにあるかもしれないです。

単に年齢のせいかもあるかもしれませんが、もしかすると、早朝覚醒の症状で朝早く目が覚めてしまっているかもしれません。

私も経験ありますが、我々40代男性に多いのが早朝覚醒です。早朝覚醒とは、午前3時とか4時頃に目が覚めて眠れなくなってしまう、一種の不眠症です。

とてもつらい早朝覚醒

私も2年弱の間、早朝覚醒に悩まされ続けてきました。毎朝、会社や自分自身への嫌悪感や吐き気に苦しんでいました。

退職して半年ぐらいしてから徐々に改善していきましたが、今でもその時を思い出すと涙が出てくるほどです。

眠りたいのに、眠れない

私の場合は、だいたい午前3時半~4時頃に目が覚めていました。

いったん目が覚めると考え事をしてしまう性格で、会社や仕事のこと、人間関係のこと、お金の心配など、ぐるぐると悩みが生まれては消えていきます。

会社を辞めたい辞めたいと思っていましたので、40代で退職してしまって良いものなのか、取り返しのつかないことをしてしまうのではないか、と心配が心配を呼び、マイナスなことばかり考えてしまうのです。

眠いのに、頭の中はフル回転。眠りたいのに眠れません。

無理やり寝ようと思って目をつむり、しばらくはじっとしているのです。それでも徐々に頭のなかで悩みが膨れ上がり、結局そのまま出勤時間になってしまうことを繰り返していました。

出勤時間が近づくに連れて、「また嫌な会社に行かなければならない」「上司と顔を合わせたくない」「でも仕事があるから会社に行かなくては」「家族を養っていけない」という思いが募ります。

それが葛藤になり、そんなことで悩んでいる自分への自己嫌悪感が、吐き気を誘発してしまうのです。

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なった人じゃないとわからない辛さ

毎日のように早朝覚醒が続くと、また明日の朝も早く起きてしまうのではないか、と前日の夜から過剰に心配するようになっていきます。

今朝もよく眠れなかったという思いがさらに悩みを大きくしていき、こんなにつらいなら死んだ方がいいという気持ちにさえなります。

妻にも相談しましたが、あまりよく理解してもらえませんでした。早朝覚醒でも寝付きは良かった為、「よく寝ている。不眠症じゃない」と言われてしまいました。

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「もう限界!」心療内科を受診

ある朝、もうどうにもつらくなって心療内科を受診することにしました。

当日の朝でもネットで予約を受け付けてくれる心療内科があったので、会社を休んで受診しました。

ちなみに、多くの診療内科は完全予約制で診察日の2日以上前からの予約が必要だったりします。でも、そもそも心療内科を受診することに慣れていない40代男性としては、かなり思いつめないと受診する気にならないです。

当日の朝でもネットで予約できるのはすごくありがたかったです。ちなみに私が通った心療内科の名前は、ゆうメンタルクリニックという心療内科です。

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抗不安薬

抑うつ症と診断され、早朝覚醒時の睡眠導入剤と抗不安薬を処方してもらいました。

私の場合は睡眠導入剤を飲んでも効果は無く、つらい早朝覚醒が良くなることはありませんでした。しかし、デパスという抗不安薬はかなり効きました。不安感がすうっと軽くなっていくのです。この薬を飲めば少しは眠れるようになりました。

薬を飲めば不眠状態を少しは改善できる、ということが自分の中に安心感を作ってくれました。眠れない時はデパスを飲めば良いと思うだけで安心できるのです。

依存症が心配だったので、連続して飲むのは避けて重要な会議や商談がある日に限って飲んでいました。

カウンセリング

薬をもらうことで不安感を減少させることができましたが、心療内科でカウンセラーと個室で話ができたことが自分を見つめなおす良いきっかけとなりました。

私の場合、周りに自分の悩みを相談できる相手はいませんでした。

会社の同僚とは出世競争に巻き込まれていて、隙を見せたら自分の弱みを握られてしまうような状況にありました。学生時代の友人とは疎遠になっていたり、すでに出世してしまったりして公平な立場で相談できるような間柄ではなくなっていました。

自分ひとりで悩みを抱え込んでいる状態だったのを、カウンセリングを通して徐々に自分の悩みを話せるようになりました。

家族からの気付き

心療内科を受診したことで、妻からも理解を得ることができました。

それほど深刻なことだったとは思わなかった、そんなにつらいなら会社を辞めるのも良いと言ってくれました。

これがきっかけとなり、会社を辞めたいと思っていること、転職ではなく起業したいこと、退職後の生活について家族で話すことができるようになりました。

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早朝覚醒が退職するきっかけとなった

今から考えると、あの時早朝覚醒にならなければ退職していなかったかもしれないと思っています。

診療内科へ受診するきっかけとなり、妻からも自分の悩みに対しての理解が得られ、そこから退職することが現実味を帯びてきたからです。

退職後しばらく経ってから、早朝覚醒の症状は無くなっていきました。

今は朝早く目覚めてしまうこともなく、毎朝快適な目覚めです。まだまだ思うように稼げていませんが、つらい早朝覚醒に悩みつづけるより、すっぱり辞めてしまって良かったと思っています。

もし早朝覚醒で毎朝つらいと感じているなら、心療内科受診をおすすめしたいと思います。はっきり言って、今の日本で40代男性が不安を打ち明けられる受け皿というのは、心療内科しか無いと思います。

おまけ

早朝覚醒に悩まされた時期に読んだ本です。睡眠をうまくコントロールできる方法も書いてあります。

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40代退職のリアル

40代で退職を経験した私が、当時の日記を元に書いています。退職するまでの苦悩や転職失敗経験、家族のこと、お金のこと・・・・・・。そして起業失敗経験まで。私のつたない経験が、皆様にとって少しでも役に立てば幸いです。

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