タイミングは、結果を左右します。
愛の告白のタイミング
たとえば、好きな女の子に告白するというのもそうですよね。
場違いなタイミングで女の子に愛の告白をしても、うまくいかないことが多いです。
でも、グッと来るタイミングで告白すれば、女性の側も「イエス」と言ってくれる率も多くなると思うのです。
男性の側も女性の側も「ここだ!」というタイミングがあって、そこにピッタリ合わせて告白するとムードも盛り上がるというものです。
愛の告白のセリフが同じでもタイミングが違えば、結果に差が出てきます。
退職のタイミング
退職のタイミングも、同じです。
退職するにもタイミングがあります。
タイミングが、結果を左右するのです。
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ベストな退職のタイミング
ベストなタイミングとは、退職するにあたって何も障害が出てこないときです。
たとえば「退職ロード」という道があったとします。「退職」という看板が書かれたところが目的地。すなわちゴールです。
ゴールまで道がまっすぐ伸びていて障害物が何も無い状態のときが、ベストなタイミングです。
途中でたぬきが横切ったり、カルガモの親子が道を横断してたり、牛が道路に寝そべってたりといったような、道を塞ぐ障害がなにもありません。
まっすぐ道を進んでいけば、「退職」という目的地に楽に到着できそうです。たとえ目をつむっていても到着してしまうほどのスムーズさ。
それがベストなタイミングのイメージです。このタイミングで会社に辞表を出せば、円満退社間違いなしでしょう。
退職にふさわしくないタイミング
でも、逆にタイミングじゃないときもあります。退職にふさわしくないタイミングのことです。
そういうときは、「退職ロード」は障害物だらけです。
急に大きな仕事が入ったり、病気や怪我をしてしまったりして、RPGゲームのようにモンスターのような障害物が次から次に現れて、道を進むことに労力を使いそうな場合がそうです。
こういう時は、まだ退職するタイミングじゃない証拠です。
こういう悪いタイミングで辞表を出すと、会社や家族から猛反発を食らうのは確実でしょう。
「はあ、退職?冗談でしょう」ぐらいなことを言われると思います。
えらいことです。退職どころじゃなくなります。
動かざること山の如し
そういう悪いタイミングのときは、決して焦らないことです。
良いタイミングが巡ってくるまでは、チャンスを待つのが一番だと思います。
「動かざること山の如し」(武田信玄)のような泰然とした気持ちでいれば良いと思います。
何も急いで会社を辞める必要ないです。(そんなことしても、良いことないですよ。お金ばっかり使う羽目になるだけです。)
変なタイミングで会社を辞めても、変な苦労するだけですよ。
霧が晴れる時は必ず訪れます。
貯金でもして、じっくり待てば良いんです。