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あなたはどっち?「勢いで会社を辞める」には2種類ある

会社を辞める勢いには2種類ある 退職タイミング

「勢いで会社を辞める」

よく聞く言葉だと思います。あまり良いイメージはしません。誰かからこの言葉を聞いたときは、「大丈夫?」と心配して不安な気持ちにさえなります。

でも私の経験だと、退職にはある程度の勢いは必要だと考えています。勢いがないと、会社に「辞める」となかなか言いにくいのが現実でもあります。

しかし、なにがなんでも勢いをつければ良いというのではなく、会社を辞める勢いには悪い勢いと良い勢いの2種類があることを知っておくべきです。

仕事が嫌で会社を辞めたいなら、悪い勢いに乗って辞めるのは最も避けるべきことでしょう。

このページでは、会社を辞める2つの勢いについて解説し、後悔のない退職に向けて望ましい勢いの付け方について紹介しています。

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「勢いで会社を辞める」には2種類ある

会社を辞めるための2種類の「勢い」

  1. 衝動的な勢い
  2. 準備を整えて、会社を辞めると打ち明けるときの勢い

会社を辞めるには、勢いが必要です。そして、会社を辞めるには2種類の「勢い」があります。

一つ目は、瞬間風速的な衝動的な勢いです。後先考えずに、感情の高ぶりに合わせて辞表を提出するパターンです。

二つ目は、会社を辞めるための準備を終え、会社に「辞める」と言うための勢いです。

どちらの勢いを使っても、退職することはできます。しかし、後悔のない辞め方をするには、後者の勢いを選ぶのが理想です。

もう少し詳しく見ていきましょう。

後悔する「勢い」→衝動的な勢い

まずは、前者の勢いから。衝動的な勢いについて。

私の経験では、このパターンでの退職は後悔する確率が高くなります。

後のことを考えずに辞めてしまうので、金銭的なことが問題になることが多くあります。また、金銭的なことから、家族内でも問題を抱えてしまうことにもつながります。

ローンを抱えていれば、その返済も重くのしかかってきます。そのために、早く職を見つけないと、と焦ってしまい不本意な仕事に転職するケースもよくあります。

こうなると、やはりどうしても後悔してしまいやすいです。どうしてあのとき辞める!って言ってしまったのだろう?もう少し冷静になればよかった、そう思ってももうあとの祭りということです。

後悔のない「勢い」→準備完了した後の勢い

とはいえ、会社を辞めるには勢いは必要です。ずっと冷静なままだと、気持ちが「辞める」モードになりにくいからです。

理想的な退職の勢いは、事前の準備をある程度済ませて、そろそろ辞めるタイミングが来た!と自覚して気持ちが盛り上がって来たときの勢いです。

金銭的な問題も含め、退職後にやることもクリアになっていて、家族も退職に納得していて、住むところもキチンと確保できている。そんな状態にあっての勢いです。

目の前のモヤモヤしていた霧が晴れ渡り、これから進むべき道がバーン!と見えている。そんな状態の「勢い」があれば、もう後悔などすることはありません。後ろを振り向いてクヨクヨ後悔するよりも、前に進もうと考えでしょう。

なぜなら、そこには前に進む動機や目標があるからです。

仕事を辞めるタイミングで結果が変わる

会社を辞めるには勢いが必要、というのは私が経験から得たことです。特に40代以上であれば、勢いがなければなかなか会社に「辞める」とは言えないものです。

そして「会社を辞める勢い」には、突発的で衝動的な「勢い」と準備が整った後の「勢い」の二つの種類があります。前者は後悔につながり、後者は前進につながります。

両者を比較すれば、どちらを選択すれば良いかは明白です。理想は後者だというのは言うまでもありません。

だからもし、何か理不尽な出来事があって衝動的に「辞める!」と言い出しそうになったときは、ちょっとばかり落ち着いて、その言葉を引っ込めるべきです。

勢いで「辞める」と言ってしまったら

とはいえ、ついつい勢いで会社を辞める!と言ってしまったらどうしたら良いのでしょうか?

そう言うことを考えると言うことはおそらく言ってしまったことを後悔していると思われますから、上司に直接撤回を伝えるべきです。

「あのときはついカッとなってあんなことを言ってしまいました。本心ではなく、勢いでつい口が滑ってしまいました。辞めると言う発言を撤回させてください」と、このような感じで素直に言えば受け止めてもらえると思いますよ。あいても同じ人間なんだし、やっぱり人がいなくなれば困るのは上司ですからね。よっぽどのことがない限り、大丈夫でしょう。

だからこそこの撤回は素早くやるのがポイントです。時間との勝負。言った翌日の朝一ぐらいでちょうど良いぐらいです。

ぐずぐずしていると社内に噂が広まり、人事や幹部層の知ることになり、相当面倒なことになります。

それに、時間が経っても撤回の言葉がないのは、本人が本気で辞めると思っている証拠だと言うように思われてしまいます。

こうなると撤回するのはかなり信用を失うことになるでしょう。懲罰が絡む場合もあるかもしれないので早く言うに越したことはありません。

「辞める」はいつでも言える

「辞める!」というのは、いつでも言えます。一度「辞める」と発言すれば、もう後には引けません。後から後悔しても、もう遅いのです。

辞めたい気持ちはこっそり胸にしまっておき、しっかり辞める準備をするべきだと考えます。

何か嫌なことがあって「辞めてやる!」と思ったら、その衝動的な気持ちや葛藤を退職の準備に充ててください。

年間カレンダーを持ってきて、この日までに退職する!未来の退職日を設定し、その日までに何を準備したらよいかを計画しましょう。(→計画の立て方「退職当日までのロードマップを作ってみよう!」)

すると、やるべきことが山ほどあることに気づくでしょう。退職したら何をやりたいのか、お金は足りるのか、もし失敗したらどうするのか、家族は賛成するだろうか・・・・・・。

今日から準備を始めるべきです。「辞める」と言うのはいつでもできます。準備ができてからのお楽しみにとっておきましょう。経験者として言いますが、そのときに言う「辞める」は、最高の気持ちです。

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