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たくさん行動しているけど、いまいち結果に結びつかない、何も成果につながらないのはなぜなのでしょうか?
行動しても成果につながらない。その理由は、行動すること自体が目的になっていることにあります。結果が出ないときは、なぜ行動したいと思ったのか、その動機や行動の必要性を思い出すことが重要です。
どうしたら行動が結果に結びつくようになるのかを分析していきます。
「行動する」意味を履き違えているから
なぜ行動が結果に結びつかないのか?
それは、往々にして「行動する」という意味を履き違えているからです。行動すること自体が目的になっているからです。
何かを達成するためには、「行動しなきゃいけない」とはよく言われること。
でも「行動する」というのは、なんでも動けばよい、闇雲になにかにアタックすれば良いってことではないんです。
なぜ自分が動かなければいけないのか、どういう結果を生み出したいのか。そういうことを置き去りにしてしまっていませんか?
行動が結果に結びつかない具体例
たとえばこんなことがよくあります。
起業しようと思い、まずは自分を売り込むためにインスタを始めることにしました。
たけどなかなか集客できません。それで本を読んだりネットで集客方法を情報収集しました。集客するためには発信量を増やさなければならないと知り、投稿を増やすことにしました。
でも投稿を増やすと言ってもどんな投稿がいいかわかりません。とりあえず身近に目についたものを写真に撮り、投稿するっことにしました。何かやっていれば、そのうち当たるだろうという希望のもとに。
毎日気づいたら画像をアップすることにしました。写真をアップすることを習慣づけ、アップできなかったときはなぜできなかったのを反省し、いつでも投稿できるように改善していきました。
でも何日経っても反応がありません。
それもそのはず、投稿している画像自体が誰も興味を持たないような写真だらけなので、だれも登録してくれないのです。
発信量を増やすという行動が、結果に結びつかないのです。
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なぜ「行動する」必要があるのか
そもそもなぜ行動しなければならないと考えるのでしょうか?ちょっと分析してみましょう。
理想の自分に早く近づきたいという焦り
それはやはり、何かを変えたいから。自分の生活、考え方、習慣などを変えたいのです。つまり、自分を変えて、理想の自分の姿に近づきたいと思っているからです。
そして、その理想を実現したいと強く思っています。絶対実現しないと嫌だとさえ思います。しかも、いますぐに実現したいという切迫感もあります。
でも、実際どうすれば変えられるのか、何をすればよいのかということがよくわかっていません。こうなりたいという理想の地点はわかっているけれど、そこに到達する手段がわからないのです。
何もしないでいる時間がもったいない
でも、いますぐにでも実現したいと焦っているので、なにもしないでいる時間がもったいなく感じられます。無駄な時間を過ごしている感じもします。
だから、まるで磁石がくっつくように目についたものにすぐ飛びついてしまいます。そして、飛びついたものが最善の方法だとその時は思っているので、とりあえずそれで満足します。行動しているという実感もあります。
しかし、その方法が本当に理想を実現してくれるかどうかは、自分でも半信半疑のところがあります。これはあまり自覚していないことが多いです。というか、自覚したくないので意識しないようにしています。
無駄ではない。なぜなら行動しているから
「行動する」という意味を履き違えている場合、自分は行動しているという満足感があります。「自分は時間を無駄にしていない、なぜなら行動しているから」と思っているのです。
こういう風に考えている事自体、行動すること自体が目的となっている証拠でもあります。行動することで、自分のやっていることを正当化しているのです。(そういう場合、自分ではなんか違うなということは、うっすらとわかっているはず)
そのため、行動することで理想の自分にさらに近づくということにならず、気づいたら目標とする場所とは違うところにたどり着いてしまったり、同じ場所でぐるぐる回っているだけだった、ということになるのです。
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成果をあげるための行動ポイント
行動すること自体は悪いことではありません。行動することで今の状況を変えることに繋がるからです。行動しないより行動した方が良いのは言うまでもないことです。
ただやみくもに動くのではなく、行動の目的をはっきりさせて、行動の成果をきちんと得られているかをチェックしながら前に進んでいくことが重要です。
時には今までやっていたことをやめてみるといったことも出てくるでしょう。また、周りの人とは違うことを選択しなければならないこともあります。
成果を上げるためにはどうしたら良いかを考えてみます。
何を得たいのかをはっきりさせる
行動する前に何を得たいのかをはっきりさせましょう。何を得たいのか漠然としたままに行動することは避けた方が良いです。
そして、それを得るためにはどんなことをすれば良いのかを考えていきましょう。
たとえば、このページの最初のところで紹介した例でいくと、インスタで集客するためにどんな写真を投稿すれば良いかを考えることです。
将来のお客さんを惹きつける画像は何か、お客さんは何に興味を持つのかを考える、ということです。そしてさらに、集客ツールとしてインスタは果たして適当なのか、ということも考える必要があります。
このようなことはすべて自分のビジネスのマーケティングに関わることなので、行動を見直すことで自分のビジネスを成長させるきっかけとすることができます。
必ず振り返る
行動した結果どうだったのか、振り返って検証することが重要です。ちょっと面倒ですけどね。
これがベストと思っていても、本当にそうなのか、本当に成果につながっているのかを検証してみなとわからないです。時間が空いている時に10〜15分ぐらい時間をとって、行動をチェックしていきたいです。
行動をチェックしていくと、かならず修正点を見つける事ができます。修正点が見つかったら、どんどん直していきましょう。
もし得るものなければ、さっさと見切りをつけることも重要です。
自分ファースト
まわりはこのやり方でうまく行っているから、という理由で自分も同じことをやっていませんか?
周りの人とあなたとは、前提条件も違えば環境も違います。考え方も得たい結果も違います。だから、周りの人に合わせる必要は無いのです。
あくまで自分の出したい成果は何なのか、そのために何をするのか、に絞って行動しましょう。
いつまでもしがみつかない
「このやり方が気に入っているから」と、慣習にいつまでもしがみつかないことです。
なんとなくつきあいで続けていることで、あなたにとって何のメリットがあるのかを考えることです。
結果が出ないのに続けていると、時間とお金の浪費ということにもなります。
やり慣れたことを断つのは勇気が必要です。でも実は一番ハードルが高いのは、ほんの最初だけ。そこを乗り越えれば新しい習慣ができてくるので、苦になることは少ないでしょう。
結果が出ないと悩んでいる場合、古い慣習にしがみついていることがけっこう多いです。この機会に見直してみると良いでしょう。
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決まったやり方は無い
私達はどうしても、マニュアルのような決まったやり方を探してしまいます。
でも、実際問題としてそのような決まったやり方は存在しないと思います。あなたにはあなたのやり方・行動が一番合っているし、そのやり方はどんどん変えていくべき。
重要なのは、行動する目的にフォーカスすること。成果を得るためには、定期的に行動を修正していきましょう。
時には成果の上がらない慣れきった慣習をやめる勇気も必要です。
「なぜ行動しているのに成果が上がらないのか?」
これを悩むのは、実は成果の出る第一歩でもあります。これから成果の上がる行動に変えていけば良いのですから。
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