「会社がつらい・・・・・・。」
「毎朝会社に行くのが苦痛でしょうがない・・・・・・。」
「こんな気持を引きずって、定年まであと20年もとてもやっていけない・・・・・・。」
「今の生活から抜け出したいのに、なかなか抜け出せない。」
「このまま会社にいるのは、生き地獄だ。」
なんとかしないといけない・・・・・・。
退職に悩んでいた頃、こんなことを考えていて毎日苦しかったです。そこから抜け出すきっかけになったのが、人に相談することでした。
思い切って妻に相談したところ、「会社辞めてもなんとかなるよ」と言ってくれたのです。その言葉を聞いて、人生はもっと肩の力を抜いて生きていってもいいんだ、と思えるようになりました。
誰も救ってはくれない現実
仕事がつらくてこのままではもうダメだという思いが強くなって、しばらくはなんとか過ごしていました。
そのうち、不眠に悩むようになり、出勤するのが苦痛になって人生そのものが嫌になってきました。
メンタルクリニックに通い、抑うつ症で治療を始めました。
心の中では、「誰か助けてくれ!」と叫びまくっていました。
仕事をしながらでも「早く会社を辞めたい。誰か助けて!」と心の中で救いを求めていました。
でも、心の中で叫んでいるだけでは結局誰も助けてくれませんでした。当たり前です。
社長が自分のところまで歩いてきて「私が君を助けてあげよう」なんて言ってくれることは、100%あり得ません。
けっこう長い期間(10年ちかく)心の中で叫び続けていましたが、誰も救ってはくれませんでした。当然のごとく、まったく何も変わりませんでした。
自分から何か行動しなければ、現状を変えることは不可能なのです。
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会社辞めてもなんとかなるの一言で救われた
私がまずやったことは、妻に相談したことでした。
関連記事 一歩前進!妻へ退職を正式に伝えました
妻に相談してからは、退職することも考えていいんだと思えるようになりました。
それまではやっぱり男はどんな辛くても我慢して働いて給料を家に入れることが正しいことだと思っていました。もう40歳を越えているし、これから教育費もかかるし、自分が辛いからと言って簡単に退職なんてできないと考えていました。(だからこそ余計につらかったんです)
会社を辞めても人生なんとかなるよ
でも思い切って妻に話をしてみると、それは単なる思い込みであり、多くの女性はそのようなことにあまりこだわっていないことがわかりました。会社を辞めても人生なんとかなるよ、と言ってくれたのです。
その言葉を聞いて、人生はもっと肩の力を抜いて生きていってもいいんだ、と思えるようになりました。
そして、このまま生き地獄でつらい毎日を過ごすのであれば、思いきって外に飛び出してみようと考えることにしました。
退職すれば会社のレールからは外れてしまうけど、そのほうが自分の人生にとっては良いのじゃないかな、と徐々に将来に対して希望が湧いてくるようになりました。
それから具体的な退職準備にとりかかり、途中いろいろあって3年ほどかかりましたが、ようやく退職日を迎えることとなりました。
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妻へ退職を伝えたら、「やってみたら?」とあっさり賛成してくれました
これは、実際に私が妻に退職について詳しく話をしたことについて、当時の日記を元に思い出しながら書いたものです。 妻へどうやって退職の話を切り出そうか考えている人にとって、この話が参考になれば幸いです。 ...
本当になんとかなる(たとえ失敗しても)
退職した今だから言えることですが、会社のレールから外れてしまってもなんとかなるんだな、というのが実感です。
退職して始めたビジネスも1年で失敗しましたが、結局なんとかなっています。バイト、アフィリエイト、在宅ワーク、貯金の取り崩しでなんとかなっています。(最近妻が副業をやりだしたので、助かっています。)
死ななければ、生活はしていけるものです。
日本はセーフティネットなんてない、冷たい社会だと退職前は思っていたけど、40代で退職してもまだまだ稼げる方法はたくさんあるものです。
転職やアルバイトを始めとして、派遣、在宅ワーク、アフィリエイト、ネットショップ、ポイントサイト・・・・・・。
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失敗しても本人次第でいくらでも巻き返せます。
そういうチャンスはたくさんあるのです。
日本政府も一億総活躍社会の実現に向けて再チャレンジ可能な社会をつくることを目指していますし、今後はさらにチャンスが広がっていくのではないでしょうか。
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もし退職しなかったら? 退職していない自分と退職後の自分を比較
歴史にif(イフ)は無いというけれど、もし退職していなかったら今頃どうしているんだろう? 最近こんなことをよく考えています。 そこで、「退職していない自分」と「退職後の今の自分」とを比較してみることに ...
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一度決めたら、後ろは振り返らない
退職するかしないか、どっちを選ぶかは自分次第。
大切なのは、一度決めたら後ろは振り向かないことだと思います。
横も見ない。ひたすら前だけを見続けます。
「ああ、あの時こうしてたらなあ」という後悔もしません。
もし、そういう気持ちがもたげてきたら、すぐ打ち消します。
「これでいいのだ」
あるいは、
「だから人生おもしろいんじゃない」
と呟いて、頭から後悔の念を追い払うのです。
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人生のカウントダウンは始まっている
40代。
人生の残り時間は、すでにカウントダウンに入っています。
このまま会社にいるのが生き地獄と感じているなら、なんとか状況を変えようと考えるなら・・・・・・。
定年まで地獄の苦しみと向き合い続けるのか良いのか、それとも自分を信じて飛び出してみるか、そろそろ結論を出しても良い時期だと思います。
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退職の決心がつかないのは、人生の目標が曖昧だから
いつまでも退職の決心がつかない理由は、退職というリスクを負うことより「今のままが心地よい」と無意識で思っているからです。退職の覚悟を決めるのは自分が何をやりたいか、どこまで実現したいのか、という気持ち次第です。失敗してもいいからチャレンジしよう!と思うようにしてください。
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