私的なことになりますが、退職前にやっておいてよかったことのひとつに、家族旅行があります。
家族旅行といっても、遠い田舎に住んでいる祖母に会いに行っただけの素朴なものですが・・・・・・。これが結果的に良かったのです。
実は、私の退職後しばらくして祖母が急に亡くなってしまったのです。
退職前に家族で会いに行っていたので、まだ生きている間にひ孫の顔を見せることができました。
旅行に行く前は正直行こうかどうか迷ったのですが、今から考えると行っておいてよかったと本当に思います。
退職って人生の節目でもあるので、こういうタイミングで普段会えない人に会ったり、家族旅行に行っておくと、退職後の切り替えもうまく行くと思うのです。
比較的余裕がある退職前というタイミング
退職前は先が見通せず精神的に不安になりがちですが、まだ給料も貰えますし有給もあります。
退職後は、仕事が忙しくなりますし生活も不安定になりがち。家族で旅行することもままならないことも多いです。
まして、私のように身内に不幸がある場合もあります。
このタイミングで家族旅行や遠方の親戚・知人に会っておく
逆に言うと、普段会えない遠方に住んでいる知人や親戚に会えるのは、退職前のタイミングしかないのかなあと思うのです。
それにしても、なにも不安な退職前の時に行かなくてもいいじゃないか。退職後に生活が軌道に乗ってからの方が良いのではないかと思うかもしれません。
でも、退職後は何かと忙しくなりますし、退職後になにが起きるかわかりません。
比較的余裕のある退職前が一番良いタイミングではないでしょうか。
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退職後は忙しくなる
起業した場合も転職した場合もどちらの場合も退職後は忙しくなります。
起業や独立した場合
起業や独立した場合は、早く事業を軌道に載せなければなりません。
それこそ休日返上、寝る間を惜しんで仕事をすることになります。
とは言っても、やらされている感満載のサラリーマン時代とは違い、自分のための仕事なのでそんなに苦労は感じませんが。
転職した場合
転職した場合は、新しい仕事や人間関係に慣れる必要があります。
新しい仕事を覚えるために残業や休日出勤が増えたり、人間関係を気遣って休みが取りにくくなるかもしれません。
家族から旅行に行きたいと言われても、そもそも行ける余裕が無くなってくるのです。
何が起こるかわからない
退職後も今と同じ状況が続くとは限りません。
突然の事故、病気、身内の不幸に合うかもしれません。
私の場合は、退職後に祖母を亡くしました。
なにが起きるかわかりません。
災害が発生して会えなくなってしまう人がいるかもしれません。
それに仕事がうまく軌道にのらず、貯金が大幅に減ってしまい旅行どころではなくなることもあり得ます。(私の場合は現実にそうなってしまいました・・・・・・)
比較的余裕のある退職前のタイミングをフル活用しておくと、後で後悔することも無くなります。
貯金に関しては、こちらの記事で熱く語っておりますので、是非読んでみてください。
https://40taishoku.com/jumbi/money/money-deposit/
余談になりますが、タレントの有吉弘行著 ”お前なんかもう死んでいる プロ一発屋に学ぶ「生き残りの法則50」 (双葉文庫)” を読んでたら、彼も貯金の大切さを熱く語っておりました・・・・・・。
軌道に乗るまでは節約したい
退職後は本当になにがあるかわからないので、稼げるようになるまではできるだけ貯金は温存しておきたいです。
不安定な退職後に家族を守ってくれるのは、なんといっても銀行の貯金額ですからね。
退職後は、貯金残高との戦いになります。
残高に余裕があれば、精神的にも余裕があります。
一気に何十万ものお金が出て行ってしまう家族旅行は、余裕を乱す要因になります。
できるだけ退職前に家族旅行は済ませてしまい、退職後は仕事を軌道にのせることを第一にしたいです。
親戚や知人がいない人は?
特に家族旅行してまで会わなきゃいけない人が特に無い場合は、単純に家族旅行を楽しんでしまうのも良いと思います。
退職は人生の節目。そして、家族にとっても節目でもあるのです。
そのタイミングで家族旅行を楽しんでおけば、家族との絆も深まります。もし退職後に何かあっても、家族が力になってくれると思います。