退職したいと思っているけど、お金のことを考えるとついつい不安になってしまうもの。
転職するにしても、給料が減ってしまったら果たして生活が成り立つのだろうかと心配になります。
悶々と悩んで退職自体を先送りしてしまい、結局いつまでたっても自分のやりたいことができないで自己嫌悪に陥ってしまうことも多々あります。
お金の問題が一番の不安要素
こちらのページ「40代での退職の決め手となる3条件とは」でも書いていますが、退職の決め手となる条件として一番重要なのは「お金」の問題です。
お金の問題がクリアになっている人は、比較的簡単に退職に踏み切ることができます。
もし一生お金に不自由しないことが保障されたとしたら、何の躊躇なく明日からでも退職できるはずです。
やっぱりお金の不安があるからこそ、退職しても大丈夫だろうかと思い悩んでしまうものなのです。
不安を解消する方法
私の場合もかなり思い悩みました。
不安とプレッシャーで押しつぶされそうになって、心療内科に通ったこともありました。
一時期は精神的にかなり病んでしまい、会社のロッカールームでマフラーで首を吊ろうと思ったこともありました。
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不安解消には、年間支出の把握が一番良い
そんな中で私が実際にやってみて効果があったのは、年間の支出傾向を概算で把握しておくというものです。
これは効果ありましたよ。
年間このくらいの支出があるということをわかっているのといないのとじゃ、雲泥の差があると思います。
年間支出がわかっていれば、今の貯金総額と退職金からあとどのくらいの期間を無収入で暮らしていけるのかが、だいたい計算できますからね。
年間支出は、エクセルで簡単に計算できます。
エクセルのフォーマットを作ってみたので、週末とか空いた時間を使ってコーヒーでも飲みながら計算してみてください。
エクセルのフォーマットと記入要領は、こちらのページ「今週末できる!年間生活費をザックリ把握しておこう <EXCELテンプレート付>」で紹介しています。
年間支出の把握から退職する自信が湧いてきた
年間支出を計算するという簡単な方法ですが、退職の不安を解消するにはこの方法が一番実践的じゃないかと思います。
私のブログで散々書いておりますが、無収入の時期を乗り越えるのはなんといっても貯金額です。事業に失敗しても、貯金額は精神的にも拠り所になります。
年間支出を把握しておくことで、自分が次に何をすれば良いのかが明確になります。
このまま行けばあと半年持たないから早めにバイトをしようとか、あと5万円あればなんとかやっていけるというのがすぐわかるのです。
私の場合、この計算をした後でだんだん不安が解消していき、退職を前向きに考えられるようになって行きました。
無収入でやっていける期間がわかったので、そのくらいの期間だったらなんとかやっていけないこともないな、と自信が出てきたのです。
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