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給料は我慢代。仕事がつらくても家族のために我慢すべきか?

私が会社を辞めようと考えている時に、妻の両親から言われた言葉があります。

「給料は、我慢代です。会社で辛いことを我慢することの代償として、給料が貰えるのです。」(だから辞めないでください)

確かにこの言葉には一理あると思います。

しかし、どこか腑に落ちない部分があるのも確かです。

このブログを読んでいる40代の皆様も同じようなことを言われたり本で読んだりして、この言葉と格闘している方もいらっしゃるのではないでしょうか?

私も退職に悩んでいる時に、この言葉に影響を受けて葛藤してきました。しかし私は結局のところ、我慢代をもらい続ける生活を選びませんでした。

私がなぜ我慢代を貰うよりも退職を選んだのか、その時に考えていたことを書いてみたいと思います。もちろん今でもその考えには全くと言って良いほど変わりません。

給料は我慢代なのか?

さてもう一度、彼らの言葉を思い出してみたいと思います。

「給料は、我慢代です。会社で辛いことを我慢することの代償として、給料が貰えるのです。」(だから辞めないでください)

もし私が20代ならば、この言葉に強い反発心を覚えたと思います。

でも40歳も過ぎてますし会社の仕事のなんたるかについて一応は理解しているつもりなので、この言葉を聞いた時に特に反発心を持つことはありませんでした。

激しい反発心を覚えるよりも「そうだよな、給料は我慢代だよな。」と、なんとなく納得する気持ちが強かったです。

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「給料は我慢代」で得られること

確かに会社では、楽しいことよりも辛いことのほうが多いものです。上司からのプレッシャー、顧客からの要求、夜遅くの接待などは常につきまといますし、うまく仕事が進まないこともザラにあります。

だから仕事が辛いと感じている時などは、「我慢代を稼ごう」ぐらいに考えて気持ちを切り替えることができるでしょう。そうすれば、少なくともあと数時間ぐらいはがんばれそうな気持ちにはなれるでしょう。

でもそれはあくまでも正常な状態にある場合のときだけだと思います。会社に行くことが嫌に感じないし、仕事についても辛いときはあるけど楽しいときも多いといった、「つらい」と「楽しい」のバランスが取れている正常状態の時だけ、「我慢代を稼ごう」と思えるのです。

そういう状態の時だからこそ、我慢代だからもうちょっとがんばろうと思えるのではないでしょうか。

自分の辛さをお金に変えるのは、人生を惨めにしてしまうのでは?

でも私の場合は、9割以上が「つらい」でした。「楽しい」は1割未満だったので、「つらい」と「楽しい」のバランスは完全に崩れていました。

平日は目が覚めれば出社が嫌で吐き気がしましたし、週末は土曜日の午後から憂鬱な気分になっていました。

こんな風にバランスが取れていない状態では、いくら我慢代を貰えても会社に行きたくないと考えてしまうものです。家族4人がやっと生活できるぐらいの我慢代と引き換えに、通勤含めて会社で過ごす自分の12時間を犠牲にするのは、どうしても自分には受け入れられませんでした。

果たして家族の幸せや生活のために、自分が犠牲になる必要があるのでしょうか。

自分の辛さをお金に変えるという考え方は、自分の人生をもっと惨めにしてしまうのではないでしょうか。

自分としては、そこに明るい未来や希望を見出すことはできないと感じました。

つらいのを我慢して、それがプラスになるのか?

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「辛いことを我慢して給料を貰って、それで良いのだろうか?」

「家族はそのお金を喜んで使うのだろうか?」

そんな疑問が湧いてきてしまいます。

妻ともよく話をしましたが、父親がつらい顔をしているのを家族としては見たくないものです。できるなら、毎日元気で前向きに仕事に取り組む父親を見たいのです。

毎朝辛い顔で出勤する父親を見て、子どもたちはどう思うでしょうか。将来就職する際に、父親のつらい顔を思い出して、仕事や会社は嫌なものとして受け取ってしまうのではないでしょうか。

それはもしかして、子供の将来を奪ってしまうことにつながるかもしれません。

子供と遊ぶ時間や夫婦の会話など、つらいと感じている時はそこまで頭が回っていないものです。自分のことで精一杯になってしまうからです。

でも楽しい時や元気な時というのは、仕事だけではなく、家庭のことにも目を向けられる余裕が自然とできてきます。そのほうが家族としては嬉しいのではないでしょうか。

このように考えた時、やはり父親が幸せなら家族も幸せと感じるのではないかと思いました。逆に言うと、父親が辛ければ、家族にもその辛さが伝染ってしまうのです。

家族のため、自分のために退職を決意した理由

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そうであれば、まずは今の「つらい」に極端に偏った生活を変えることから人生を立て直そうと考えました。

今は「つらい」が9割以上ですが、これを5割に減らそうと思ったのです。「つらい」と「楽しい」がちょうどバランスがとれた状態まで持っていこうと思いました。

その状態であれば、もしも辛いことがあっても楽しいことを考えられるので、家族に毎朝つらい顔を見せなくても済みます。

そのためにはどうしたら良いだろうかと自問自答を繰り返してく中で、思い切って会社を退職し、かねてからずっとやってみたかった独立・起業をしてみようと考えるようになりました。

妻に相談したところ、「定年まであと20年もつらいのを我慢していても良いことは無い」と言ってくれました。

その後いろいろと紆余曲折はありましたが、現在のところ「つらい」と「楽しい」のバランスは取れているようです。

(あとはお金のバランスが取れれば言うことはないのですが、それはまた別問題のようです・・・・・・。)

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40代退職のリアル

40代退職のリアル

40代で退職を経験した私が、当時の日記を元に書いています。退職するまでの苦悩や経験、家族のこと、お金のこと・・・・・・。私のつたない経験が、皆様にとって少しでも役に立てば幸いです。

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