あなたの職場は、休みを取りづらい雰囲気ですか?
職場にひとりでも無欠勤を誇らしげに語る人がいると、とたんに休みを取りづらくなりますよね。
そんな人に流されずに、休みづらい職場の雰囲気にも流されずに、確実に有給をとるコツを紹介します。
まずはあなたから動きましょう。
あなたが最初に休みをとれば、周りも休みやすくなりますし、職場の雰囲気も良くなりますよ。
ポイントは、半休を取ることから。午後でも午前でも良いので半休なら、休みを取りやすいです。
半休を取ることから始めよう
なかなか休みづらい場合は、最初は半休から始めると良いです。
半休は、休むハードルがとても低いので、休みづらい方はまず最初にトライしてみてください。
半休なら誰にも迷惑かけずに休める
半休であれば、午後から仕事を片付けることができますし、同僚に迷惑をかけることも少ないです。
上司としても仕事が滞留しなければ、たいていの場合はOKと言います。
「あの仕事はどうなった?」と聞かれても、「午後から出社してからやります」と言えば、「ああ、そうか」で済むことも多いです。
この手は使えます。
半休で休む理由
休む理由は、家族のことが一番良いですね。
たとえば、子供や妻が熱を出したので病院に連れて行くとかが無難でしょう。
戦略的に半休を取る
半休のデメリット
もちろん会社を休みたい時に半休を使うのも有りですが、ここはもっと積極的に有給を取ることを考えてみましょう。
半休は、丸一日休めません。
必ず午前か午後は出社する必要があります。
なので、少しの時間しか休めませんし、頭の片隅には会社のことがずっと残ってしまいます。
なので究極的には半休だけでなく、その日一日休める体制づくりのまず最初のステップとして半休を使うのです。
半休は、丸一日休むことのワンステップ
3回ぐらい半休をとれば、職場の人も休むことに寛容になり、あなたが一日休むことのハードルも低くなるのです。
あなたがいないときの仕事の進め方も3回の半休で、同僚も学習していることでしょう。
一日ぐらいあなたが休んでも、うまく立ち回れるようになるはずです。
あなたが休んでいても同僚がうまく仕事をさばけているのを見て、上司もOKを言いやすくなります。
ただあまり頻繁にやると、あなたがいなくても良いということになり、評価が下がったり、左遷の対象になったりするので、やりすぎは控えましょう。
休みやすい職場の雰囲気を率先して作る
なぜ休みづらいかと言えば、職場の雰囲気が悪いから。
職場の人が休まないと、なんとなく休めない雰囲気になってしまいます。
でもこんな停滞した雰囲気は、仕事の効率から言ってもあまり良くありません。
あなたが率先して変えていきましょう。
同僚が急に休んだら、ラッキーと思え
例えば、同僚が急に会社を休むというようなとき。
この知らせを聞いて、文句を言ってはいけません。
否定的なことは、心の中だけにしまっておきましょう。
絶対に口に出してはいけません。
口に出すのは、もちろん肯定的なことだけ。
「いいよ、いいよ。お互い様だし。」と、休んだ人の仕事で、できることはやってあげましょう。
休んだ同僚に貸しを作ってしまう
なぜなら、理由は二つあります。
一つは、休んだ人に貸しができること。
貸しができたので、もしあなたが突然休んでも、その人は広い心で受け止めてくれるでしょう。
二つ目は、休むことに対して職場の雰囲気が和らぐことです。
やはり、職場の雰囲気が悪ければ休みづらい。休むことに対して否定的なことを言う人がいれば、職場全体が休みづらくなります。
全員が有休消化できるようになれば、あなたもプレッシャーを感じることなくスムーズに休めるはずです。
あなたのイメージを変えよう
「無欠勤」イメージは返上
会社の中でのあなたのイメージはどんなですか?
もし「無欠勤」とか「あまり会社を休まない人」と言うイメージがあれば、変えたほうが良いでしょう。
ロボットじゃないんだから、いつも元気100%のはずはありません。
あなたの「弱いところ」もアピール
「弱いところ」も少しはアピールしてみてはどうでしょう?
会社を休むことがその一つ。
思い切って休んでみることで、周囲の評価もすんなり変わってきますよ。

そうか。
思い切って休んでみようかな。
でも、出社拒否の時って罪悪感との戦いなんだよね。

やはり罪悪感はありますよね。
でも、ただの思い過ごしということも多いんです。
罪悪感の解消の仕方はこちらのページに書いています。
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どうしても無理してしまう人の、仕事を休む罪悪感を解消する方法
会社を休むのは単なる甘えではありません。出社することに美徳を感じる人は放っておきましょう。40歳を過ぎてやっとわかった、どうしても無理をしてしまう人の、会社を休む罪悪感を和らげる方法を紹介いたします。
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当日欠勤のコツ
当日欠勤を伝える人を事前に決めておく
当日欠勤する場合、会社に電話などで一報を入れると思いますが、欠勤を言いやすい人を事前に決めておくと心理的にプレッシャーが少ないです。
当日欠勤するとき会社に電話する時って、けっこう罪悪感きついですから。
それに、いきなり気難しい上司と話をしたくないですからね。
こういう時に、言いやすい人を決めておくと電話しやすいんです。
当日欠勤を伝える人の毎朝のスケジュールを把握しておく
その人がだいたい朝何時頃に出社するのか、どんな行動を取るのかを観察しておきます。
そして、いざ当日欠勤の電話を入れる時が来たら、その人が電話を取るであろうベストなタイミングに電話します。
まあ時々外すことはありますが、狙った通りにその人が出てくれるだけで気持ちよく休めます。
当日欠勤できなさそうなときの裏技
上司が渋っているなどで、当日欠勤できなさそうな雰囲気の場合は、とりあえず午後から出社すると伝えましょう。
午後から出社すると言えば、上司もOKという確率は上がります。
そうしておいてからお昼すぎに会社にもう一度電話して、「やっぱり調子わるいので今日は出社できない」と言うのです。
お昼すぎというのがポイントで、かならずランチが終わった時間にしましょう。
ほとんどの場合、朝に機嫌が悪かった上司もランチ後はお腹が満たされて、ゆったりとするものです。当然「しょうがないな」という流れになるでしょう。
私はこの裏技をかなり使いましたが、必ず成功していました。
といっても、「どうしてもやらなければならない仕事があるときは休まない」が社会人のルールです。
この裏技は不要不急のときに限って使うことをオススメします。

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