退職タイミング 40代退職の実際

40代の退職は、退職日までの期間を1年ぐらい見ておくと良い

私が退職するときに、一番やっかいだと思っていたのが、「上司に退職を告げる」ことです。

上司がどんな反応してくるかわかりませんからね。

退職告白して、すんなり「はい、わかった」なんて軽い反応はまず有り得ないでしょう。

いきなり態度が豹変して、罵倒されるかもしれません。退職など止めておけと説教されるかもしれません。

そんなことを考えると、怖くてなかなか言えませんでした。

上司に絶対言おうと決心していても、「やっぱり今日は言うのよそう」と諦めたことも何回もあります。

でも退職の告白をしないと、いつまでたっても退職はできないんです。

いったいどうしたらいいのか? と考えた挙句、思いついたのが、退職日までの期間を1年に設定することでした。

そして、退職日までの期間を1年にしたことで、上司から罵倒されることなく、円満に退職することができました。

その理由を書いてみたいと思います。

退職告白が怖くてなかなか言い出せない人は、退職までの期間を1年に設定すると、けっこう切り出しやすいと思います。

「退職したいです」と言い出しやすい

実は、退職までの期間を余裕を持って1年に設定することで、上司に言い出しやすくなります。

退職までの期間を一ヶ月と1年とで脳内シミュレーションで比べてみるとどうでしょうか。

来月で辞めたい場合の想定問答

自分「実は・・・、退職を考えておりまして・・・・・・。」

上司「マジで? で、いつ辞めるの?」

自分「来月で・・・」

上司「アホか! せめて◯◯プロジェクトを終わらせてからにしろ!」

結果→いつの間にか退職がうやむやに・・・・・・。

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退職日までじっくり1年の場合

自分「実は・・・、退職を考えておりまして・・・・・・。」

上司「マジで? で、いつ辞めるの?」

自分「来年の◯月いっぱいで。」

上司の心の声「一年先か、まだちょっとあるな。その間に心変わりするかもしれないから、一応内容を聞いておくか。」

上司「で、辞めて何をするの?」

自分「実は、新しいことにチャレンジしようと考えていまして・・・・・・」

上司が納得しやすいようなことをものすごくぼやかして言う。

上司「わかった。まだ1年あるから、ゆっくり考えて。3ヶ月後にもう一度本心を聞こう」

結果→1年後退職(円満退職)

実際やってみた結果

実際に、退職までの期間を1年にして退職告白してみました。

結果、脳内シミュレーション通りの展開になりました。

ピリピリした感じではなく、和やかなムードさえありました。

これも1年効果です。

結局、態度豹変も説教もなく、淡々と退職日を迎えることができました。自分で言うのもおかしいかもしれませんが、円満退社ができたと思っています。

なぜ退職日までの期間を1年に設定すると、なぜ円満退社につながるのか

happy

退職日まで1年の期間を設定しておくだけで、何故こんなにうまくいくのでしょうか。

理由を考えてみたいと思います。

会社にとって都合が良い

上司のメンツが立つ

最大の効果は、上司のメンツが立ちやすいということです。

「1年かかって必死に引き留めをしたが、本人の辞める意思が堅く、これ以上は慰留できないと判断した」といえますからね。「それじゃ、仕方ない」と、上役や社長への顔も立てやすいんです。

上司としては、上役や社長へうまく説明さえできれば、それでいいんですよ。あなたが退職しようが、退職して路頭に迷おうが関係ないんです。

上司が一番気にするのが、あなたが辞めることによって管理能力の欠如を指摘されることです。

でも、1年間という期間があれば、「その間に説得したが折れなかった」というもっともらしい言い訳ができるのです。

余裕を持って後任を決められる

1年あれば、余裕を持ってあなたの後任者を決めることができます。

これが短期間であれば、目についた人をいきなり後任者に任命してしまい、人選ミスも起こりやすくなります。そうなると、取引先に迷惑をかけることになりますし、最悪辞めたあとに呼び出されたりすることもあるかもしれません。

予算を組むときに予め考慮できる

1年という期間があれば、予めあなたが退職した後のことを考慮して、次年度の予算を組むことができます。

パソコンのやりくり、机の配置など細かなものから、人事的な計画、目標数値の設定など、事前に考慮すべきことは多いのです。

これは上司にとっては、不確定要素が減りますから、とても仕事がしやすくなります。

自分にとっても良い

上司や会社にとって良いことばかりではありません。

自分にとっても良いことがあります。

「まだ退職まで時間がある」と安心できる

自分にとって一番良いのは、退職まで時間がたっぷりあることです。

この時間を使って、割と冷静に退職までの計画を練ることができます。

借上社宅の契約変更、生命保険の切り換え、事務所の契約、銀行やクレジットカードの契約など、退職前にはやることがけっこうたくさんあります。

退職後に必要な健康保険、確定拠出年金、国民年金への切り換え

退職までの期間が短いと、バタバタと忙しく処理していまいますが、1年あると落ち着いて、やることをひとつひとつ実行することができるのです。

困ったときや、何か不安なことがあっても、「まだ退職までには時間がある」と思うだけで、けっこう安心できるのです。

40代退職準備の記事まとめ

退職後の資金をためやすい(貯金しやすい)

退職までの1年間は、退職後の費用を貯めるために、できるだけ節約するようにしました。

なんせ給料やボーナスがもらえる最後の貴重な1年ですからね。

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起業や転職の準備をしやすい

1年あれば、起業や転職など次の仕事にとりかかる下準備もできます。

英語能力が必要な転職先であれば、この期間を使って英語の勉強もできます。他業種へチャレンジする場合でも、例えばプログラミングスクールに通うなど、様々なことができるのです。

また、この期間を使って、人間ドックを受診するなど健康診断を徹底したり、ジムへ通って体力をつけることもできるでしょう。

退職後は体が資本 40代で退職を決心したら健康チェックは必須

40代ベテラン社員にとって退職までの期間は意外と重要

退職告白してから実際の退職日までの期間というのは、見過ごされがちですが、特に40代のベテラン社員にとっては、結構重要だと思います

社員規定では、退職日までの◯ヶ月以内ということが書かれています。でも、会社の都合を考えると、あまりにも短期で辞めるよりも、ある程度の期間を設けたほうが良いです。

と言ってもあなたの退職だから、何故会社の都合を考慮しなきゃいけないのか? と疑問に思うかもしれません。

20代や30代前半であれば、担当している仕事のボリュームや重要度が低いために、会社の都合よりも自分だけの都合を優先させて良いかもしれません。

しかし、あなたのように40代のベテランの場合は、抱えている仕事の量も質も高いので、自分の都合よりも会社の都合も十分考慮に入れる必要があるのです。

闇雲に自分の都合だけを優先させると、かえって退職がスムーズにいかない場合が多いのです。

ケチな会社の場合

会社にとっては、1年なんてトンデモナイ! 辞めると分かっていながら、1年も在籍しているなんて、そこまで人件費は出せないという会社も有るかもしれません。

でも、会社としても40代のベテラン社員を安易に手放したくないはずです。

辞めると分かっていても、1年はキッチリ働いてもらえれば会社としても悪い話ではないと思います。

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40代退職のリアル

40代退職のリアル

40代で退職を経験した私が、当時の日記を元に書いています。退職するまでの苦悩や経験、家族のこと、お金のこと・・・・・・。私のつたない経験が、皆様にとって少しでも役に立てば幸いです。

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