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入念に準備したつもりが1年で廃業 失敗確率を高める11のリスク 

hiker 後悔するか?

私のことで恐縮ですが、40代家族持ちで20年近く勤めた会社を退職し、WEBサービスのビジネスで起業しました。

しかし、うまくいかず1年で廃業しました。(そのあたりのことは、こちらの記事「40代で会社辞めて起業して1年で失敗。現実は厳しい。」に書いています。)

廃業したのは、資金面・集客面・メンタル面全ての面で当てが外れたことにあります。

幸い廃業後も資金が残っていたので、貯金を取り崩しながら派遣やバイトで生活費を稼ぎ、なんとか再起しようと奮闘している毎日です。

独立失敗したその後は、いきなり悲惨な生活とはなりませんでしたが、後悔や苦労も多いのが事実です。

再起しようと様々なことにチャレンジしますが、なかなか芽の出ないことの方が多いからです。

失敗は起業する前から始まっています。

失敗リスクの高い人は、これから起業するビジネスとは無関係で的外れのことを一生懸命やってしまい、その事業は何をすればお金になるのかが充分に検討されていないことが多いです。起業した後も間違った方向性のままで進み、そのまま失敗してしまうのです。

当たり前といえば当たり前かもしれませんが、自分が間違っていることに気づかないことが一番怖いのです。

気づいたとしても、その時点では手遅れになっていることが多いです。

起業に失敗するということは、実際どういうことなんでしょうか? 難しいことを抜きにして、私の失敗経験を語ろうと思います。

このページでまとめた失敗リスクの中で、もし、私と同じような状況の方や何か思い当たることがあれば、あなたも起業失敗する確率がかなり高いと言えます。

早めに起動修正して、失敗を回避するようにしてください。

  1. 起業に失敗してわかった11の危険リスク
  2. NO.1 入念な起業準備は成功を約束しない
    1. 起業準備が起業目的になっていませんか?
    2. 起業失敗する人にありがちな起業準備
    3. 起業後ほとんど役に立たなかった起業準備
    4. 会社員時代に作成した事業計画書は大甘
    5. 起業セミナーに入っても成功とは関係ない
    6. 起業ごっこにご注意
    7. 私の失敗事例
  3. NO.2 「好きなことで起業」は甘い
    1. 「好きなことで起業」だけでは足りない
    2. 「好きなことで起業」する場合、起業失敗を避けるにはどうしたらよい?
    3. 私の素人商売体験談
  4. NO.3 起業失敗しやすい人はこんなタイプ
    1. 起業に失敗する人の共通点
  5. NO.4 いくら努力しても結果がでなければ意味がない
    1. 何をしても結果がでない
    2. お金にならない仕事が増える
    3. 一人起業は間違った方向に進みやすい
  6. NO.5 大企業は容赦なく参入してくる
  7. NO.6トラブルの連鎖が続くときは廃業サイン
  8. NO.7「もう少し頑張れば」の線引き
    1. 失敗を自覚することが難しい
    2. 「もしかすると・・・」は錯覚かも?
    3. 「あと一歩だ」の前に確かめるべきこと
  9. NO.8 資金繰りこそが失敗か成功かを分ける境界線
    1. トコトンまでやるか、きっぱり諦めるか
    2. 私の失敗体験談
    3. 起業すれば自由を手にいれることができるのか
    4. フリーミアムは失敗しやすい
  10. NO.9 失敗がわからなくなる
    1. 失敗は自分で決断するしかない
    2. 私の失敗体験談
  11. NO.10 まずは手堅いビジネスから始めるのが良い
    1. 確実に食える商売からやる
    2. 固定費は低く
  12. NO.11 楽することを考えだしたら、失敗する
    1. 楽することばかり考えない
    2. お客さんを喜ばせる方法を考える
    3. 本来やるべきことに集中する
    4. 健康に気をつける
  13. 起業失敗の原因は普遍的な要素が強い
    1. 誰にでも失敗リスクはある
  14. 起業失敗しても悲惨な生活になるとは限らない
    1. 起業失敗その後の末路
    2. お金には苦労しているが、精神的には安定
    3. 後悔や苦労も多いのも事実
    4. 再出発が人生の希望

起業に失敗してわかった11の危険リスク

起業に失敗して、本当に身に沁みてみわかった失敗の危険リスクは、次の11点です。

このリストに一つでも当てはまる場合は、あなたも失敗するリスクが高いです。

早目に軌道修正してください。

いくら入念に起業準備したり事業計画を立てても、起業に失敗するときは、失敗するものです。

ビジネスは結果100%。血のにじむような努力をしても、結果につながらなければ意味はありません。

悲しいことですが、世の中には起業して成功を収める人と、失敗する人がいます。中小企業庁の廃業率を見ても、一定の割合で起業に失敗する人がいることは紛れもない事実です。

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NO.1 入念な起業準備は成功を約束しない

起業失敗のリスクは、起業する前の準備段階から始まっています。

起業に失敗する人は、実は起業する前から失敗の種を抱え込んでしまっているのです。そして、怖いことにそれに気づかないまま起業して、たいてい失敗してしまうのです。

起業準備が起業目的になっていませんか?

起業準備に時間をかけて、入念な下準備をしたとしても、失敗するときは失敗します。

怖いのは、起業準備段階ですでに成功したような錯覚に陥ってしまうこと。

起業に関しての情報収集や事前準備は重要ですが、あまり熱心になりすぎるのも危険です。ほどほどにしておき、起業後すぐにマネタイズできるような準備をするべきです。

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起業失敗する人にありがちな起業準備

入念な起業準備をすれば、起業は成功しやすいと言うイメージがありますよね。

でも、いくら入念に起業準備しても、成功するとは限りません。なぜなら、根本的に間違った準備をしてしまっているからです。

まちがった起業準備は、逆に失敗を呼び込みます。起業に失敗する人の典型は、ここから間違うのです。何故なら私がそうだったから。

起業に成功する人の起業準備

起業に成功する人は、マネタイズのやり方を習得したり、一人でも見込み客を増やしたりして、起業後すぐに現金化できるような準備をしているものです。

起業に失敗する人の起業準備

起業に失敗する人の起業準備って、これから起業しようとするビジネスとはまったく関係ないこと、見当違いのことをやっていることが多いです。その事業は何をすればお金になるのかが、まったくわかっていないんです。そして、知ろうともしないんです。

たとえば、これからそば屋を始めようとしているのに、お店のホームページづくりを頑張って準備しているようなものです。そば屋であれば、蕎麦の味、メニューづくり、お店の立地、レシピなど、ホームページの他にもビジネス上重要なポイントがあるはず。

もちろんホームページも集客に関しては重要ですが、それだけ商売は成り立たないです。

見当違いの起業準備をいくら頑張っても、成功などするはずはありません。

でも本人からすると、入念に起業準備している気になっているんですから、怖いです。

起業後ほとんど役に立たなかった起業準備

私がやった起業の準備は、起業後ほとんど役に立ちませんでした。

当たり前です。失敗する人に典型的な、間違った起業準備をしていたのですから。起業成功に必要な集客とかマネタイズ手法はまったく準備してなかったのですから。

だからあんまり根を詰めて準備しても、意味のない起業準備はまったくの無駄。むしろやらないほうがマシ。

今から考えると、的外れな起業準備に力を入れてしまっていました。起業成功させるために必要なことが何かが全くわかっていませんでした。

言ってみれば、起業失敗のための準備をしていたようなものです。

会社員時代に作成した事業計画書は大甘

はっきり言って、起業前の事業計画書って甘いです。

サラリーマン時代に作った事業計画って、実態を反映していないことが多いです。大甘です。

普通の計画ともう一つ最悪のケースを想定した「プランB」を用意すると思いますが、現実は「プランB」より厳しいかもしれません。

「甘い」ということを前提にして起業して、その後はどんどん計画に修正を加えていくべきです。

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起業セミナーに入っても成功とは関係ない

起業セミナーや起業塾は、はっきり言って時間とお金の無駄です。

コンサルタントに頼むより、自分でしっかり考えて行動するほうが価値があります。

脱サラで起業を考える場合、起業セミナーや起業塾に参加することを考える人も多いと思います。

私も様々なセミナーに参加し、起業塾にも入りましたし、起業コンサルも契約しました。

それでうまくいったか? と言えば、答えは「NO」です。

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起業ごっこにご注意

起業する!と言って、永遠に起業しない人たちがいるのはご存知ですか?

そういう人たちは、起業セミナーとか起業塾やサロンにたくさんいます。

「起業ごっこ」は楽しいけど、それにハマっていると起業時期がどんどん遅れます。

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私の失敗事例

[st-minihukidashi fontawesome=”fa-file-text-o” fontsize=”90″ fontweight=”bold” bgcolor=”#FFC107″ color=”#fff” margin=”0 0 0 0″]退職前の起業準備やったこと[/st-minihukidashi]

[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]

  • 事業計画書の作成
  • 創業セミナーに参加
  • 起業塾
  • 異業種交流会
  • 朝活
  • イベント主催
  • 勉強会開催
  • プログラミング勉強
  • 経営者ヒアリング

[/st-mybox]

退職前は事業計画書を作成したり、商工会議所の創業セミナーや起業塾に通ったり、異業種交流会に参加したりして、事業アイデアをブラッシュアップし、入念に起業準備をしてきました。

いつもより2時間早く起きて、出社前にカフェで起業準備をしてました。

帰宅してからも、事業に関係あるを読んだりしました。

休日は、異業種交流会で知り合った人とイベントを主催したりして、起業がうまくいくような下地作りをしていました。

起業の準備をしていただけですが、すでに起業成功したような気分になっていました。

でも実際は、それは幻の気分だったんです。

なぜなら、いくら勉強会やイベントを主催しても、それは本業にできるほど売上が上がっているわけではなかったのですから。

ここでも見当違いの起業準備をしていたんです。

このような幻の起業成功気分になることは、間違いなく失敗を呼び込むので要注意です。

結果は、起業して1年で廃業。売上もほぼゼロでした。

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NO.2 「好きなことで起業」は甘い

起業に失敗する要因は、それこそ様々な書籍やネット上に情報があふれていますが、私の経験ではほとんどが「無知」にあります。

つまり、参入する業界の知識が圧倒的に不足していたり、技術力がなかったり、お客さんの気持ちがわからないといったことです。

十分な経験もなく「自分が好きだから」「なんとなくできそうだ」という感覚だけで起業すると、痛い目に合う確率が非常に高くなります。

起業はそんなに甘いものではありません。

事業モデルの理解不足は命とりになります。

「好きなことで起業」だけでは足りない

私は「好きなこと」で起業しましたけど、好きだけでは足りなかったんです。失敗しました。

誰だって「好きなこと」で飯を食いたいです。でもそれを叶えているのは、ほんの一握りです。

好きなことだからと言って、そんなに簡単に成功できないのです。

そういえば「好きなことで起業」って、一時期盛んに言われていましたけど、今はもう聞かれなくなりましたね。

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「好きなことで起業」にはリスクがある

「好きなこと」で起業すると、もともと好きなことなので、間違ったことでも一生懸命やってしまいます。

まったくお金にならないようなことでも、好きなことだからのめり込んでしまうのです。

「好き」なことでビジネスをするのは、とても良いことだと思いますが、ビジネスを営む以上、経営的な視点や経験が必要なのです。

そのために必要なのは、やはりビジネスの経験を積むことです。

どうやって集客するか、クレームがあったときはどう対応するか、売上が落ちたときのリカバリー方法などのビジネスの経験やノウハウが必要です。

そういった経験やノウハウがまるで無く、無防備なままで起業すると失敗します。

「好きなことで起業」する場合、起業失敗を避けるにはどうしたらよい?

経験ある分野で起業する

異業種分野での起業は、事業モデルの理解が足りず失敗するリスクが高くなります。

ある程度失敗も成功も体験し、充分に経験のある分野で起業するのが大前提です。お客さんが何に価値を持っていて、何をすれば集客するか、ビジネスのツボは最低限押さえておくべきでしょう。

転職する

思い切ってこれから起業しようと思う分野で成功している企業に転職してしまう手もあります。

集客ノウハウや営業スタイル、トラブル対応などを実地に学ぶことができるので、かなりメリットがあります。

ただし、うまく転職できなかったり、辞めづらかったりすることもあります。また、起業することが会社にバレてしまい、妨害されることもあります。

ブログやYoutubeで情報発信する

今、一番現実的にはこの方法かもしれません。

起業したい分野のことを調べて、ブログやYoutubeで情報発信していきます。

お客さんがどんなキーワードで集まるのか、どんな情報を発信すれば反応が高いのかを事前にチェックすることができます。そこで集めたユーザーを起業後にお客さんにすることも可能です。

デメリットとしては、ゼロから始めることもあり、ある程度集客できるようになるまではかなり時間(半年以上)がかかることです。

また、最近は検索エンジンが高度化されており、あまり価値のない発信情報は、検索すらされなくなっています。必死で書いた記事なのに、誰も読んでくれないこともよくあることです。

真剣に濃い情報を発信するようにしてください。

専門のスクールで学ぶ

ネット系サービスの分野で起業する場合に有利なのがIT・プログラミングスクールです。

起業後の集客ツールとしては、今やインターネットは欠かせない柱です。

ホームページ制作を外部業者に発注する方法もありますが、立ち上げる時にかなりのお金が必要ですし、その後のメンテナンスにもお金がかかってきます。

検索順位が落ちてきたときのSEO対策や、セキュリティ対策など技術的な更新もあります。最近は動画配信で集客することも増えてきましたので、動画制作も外注すればかなりコストがかかります。

起業前にこういった知識を専門のスクールで学んでおけば、それだけ自分で対策できるので、金銭的にも時間的にもかなり節約することができます。

ITスクールだと、だいたいパソコン1台分ぐらいの費用で知識を習得できますが、起業後に業者に外注すれば、1回のメンテでパソコン1台分以上の金額を都度請求されることになります。

私は、インターネットのビジネスで起業しましたが、プログラミングやサーバーの知識が足りなくて、業者にかなりお金を取られました。今考えると、サラリーマン時代にきっちり勉強しておけばよかったと悔やんでいます。

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私の素人商売体験談

私は20年ほど働いた会社を辞めて、異業種であるWEBサービスのビジネスで起業することにしました。いわゆる「好きなことで起業」というやつでした。

異業種ではありますが、退職前の数年前から起業の準備をコツコツやっていましたし、実際に小規模なサイトを立ち上げて運営もしていました。知り合いも若干名いました。

その意味では、他業種とはいえ、そこそこ経験はあったんです。

週末は休日の空いた時間はほぼ起業準備の時間にあてていましたし、平日は会社が始まる前の早朝と終わってからの夜の時間を充てていました。

あとはお金を稼ぐだけ、と言う状況だったんです。と言うか、自分でお金を稼ぐと言う経験は全くなかったんです。

でもそれだけでは、本気でビジネスをやるには足りませんでした。

結局は、素人レベルより少し詳しいレベルでしかなかったんです。完全に素人商売でした。

ネットでどうやって集客するか、

どうやってマネタイズするか、

アクセスが下がったときにどうやってリカバリーしたら良いのか、

常にアップデートされるセキュリティのレベルをどうやって維持するか、

不正アクセスがあった場合にどう対応するか、などなど、

起業する前から知っておかねばならないことが完全に抜けていたんです。

好きなことで起業したり、異業種で起業する場合は、これから起業するビジネスの経験を積んでやるべきです。あるいは、経験豊富な人をパートナーにするべき。

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NO.3 起業失敗しやすい人はこんなタイプ

起業に失敗する人の共通点

世の中には成功する人と失敗する人がいます。失敗ばかり繰り返す、私のような性格の人もいます。そんな人の性格を分析してみると、失敗しやすい人の性格がわかってきます。

起業に失敗しやすい人の特徴を以下に4つ挙げてみます。

[st-midasibox-intitle title=”起業に失敗しやすい人” fontawesome=”fa-check-circle faa-ring animated” bordercolor=”#FFC107″ color=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”” borderradius=”5″ titleweight=”bold” myclass=””]

  1. マイナス思考
  2. 頭でっかち
  3. やるべきことが見えていない
  4. メンタルが弱い人
  5. 一言でビジネスを説明できない人
  6. 失敗を引き寄せる人

[/st-midasibox-intitle]

マイナス思考

「どうせこんなもん」「どうせ失敗する」

こんな考え方をしている人は確実に失敗します。私もその傾向があり、失敗しました。

起業前や起業したてのころは、自分が失敗することを現実のこととは考えません。

でも、マイナスなことを考えがちの性格の人は、無意識のうちに「失敗する」「失敗してひどいことになる」と考えているのです。

マイナスなことを考えているのが癖になっているんです。これは無理矢理ポジティブにしようと思っても無理で、時間をかけてポジティブになるように習慣づける必要があります。

このような人は、なにかささいな小さなことが起きたときに、「やっぱり自分には無理なんだ」と思ってしまうのです。それが回り回って、自信を喪失させて、仲間を引き込むことができず、事業を縮小させて行かざるを得なくなるのです。

頭でっかち

起業に失敗する人の一番の共通点は、「頭でっかち」になってしまっていることです。

本人はわかっているつもりになっているのですが、実際は理解不足だったり経験不足だったりして、本質的な理解をしていません。

他人から指摘を受けても、様々ないいわけをして言うことを聞こうとしません。

自分は決して間違っていないと信じてしまっているのです。

本当は、顧客ニーズなどまるでわかっていないのに、本人の頭の中では「お客様のために」改善を続けているんです。

ここがすごく難しいところで、本人はまったく気づかないんです。

やるべきことが見えていない人

むしろ、「正しいことをやっているのになぜ成果が出ないのだ?」と、自分のひとりよがりの誤った考えをさらに推し進めてしまいます。

コストと時間をかけて、顧客ニーズとは全然別の方向を向いて突っ走ってしまうのです。

他人から見るとまったくの見当外れのことをしていて、滑稽でもあるんですが・・・・・・・・・。

私も実際に失敗に気づくまで、誤ったことを繰り返していました。当時は、絶対自分が間違っているとは思いませんでした。

メンタルが弱い人

ちょっとしたことでも大げさに捉えて、すぐに凹んでしまい、そこからなかなか立ち直れなくなる人がいます。

そういう人は、あまり起業に向いていないかもしれません。

起業すると、自分のビジネスをプレゼンする機会があります。

そういうときに、けっこう自分のビジネスを否定されたり、けなされたり、ダメ出しを受けたります。

成功する人は、けちょんけちょんにけなされても、蹴飛ばされても平気でプレゼンできるんです。

私の場合は、最初のうちは、なにくそ!と思っていましたが、だんだんと意気消沈するようになってしまいました。ビジネス上の欠点を指摘を受けても、「あいつはわかっていない」と受けた指摘をなかったことにしたりしてました。(わかっていないのは、自分なんですけどね)

だんだんプレゼンするのも嫌になり、いつしか経営者への説明も避けるようになっていきました。

だんだん対人恐怖に怯えるようになり、名刺交換するだけで脂汗で手がびしょびしょになったりしてました。

あとあとから考えると、実はもうこの時点で失敗は決まっていたようなものです。失敗の芽が出ていたんです。私のように意気消沈して、精神的に負けてしまう人は起業失敗するでしょうね。

一言でビジネスを説明できない人

もし「人に自分のビジネスを説明できなくなった」ら、あなたのビジネスは確実に失敗の道を歩んでいます。

それは、あなたのビジネスのポイントがうまく整理されていないからです。

何をもってお金を稼ぐのが見えていないのです。

うまくポイントが整理されていないから、結果としてビジネスはうまく行きません。

うまく行かないから、卑屈になります。

「うまく行っていないことが人にバレたくない」という心理が働きます。

商売をやっていて売上ゼロなんて、とても言えるものじゃありませんから。

そのうちに、うまく行っていないことを隠すようになります。年商の話が出ないように必死で祈ります。相手が納得しやすいように、事業内容を捻じ曲げて説明したりします。

もうこうなったら、完全にアウトですね。起業するのは一旦止めにしたほうが良いでしょう。

失敗を引き寄せる人

失敗なれしていない人。失敗を怖れている人。失敗したくない人。

こういう人が結局失敗するんです。

失敗を避けようとするんですけど、結果的に失敗を引き寄せてしまうのです。

失敗のカードを常に引いてしまうのです。

たとえば失敗したくないから、勉強します。

でも本当なら、勉強するよりも営業に力を入れるべき。

いくら勉強しても、売上に結びつかないなら、それは時間の無駄。悪手でしかないのです。

このように、常に間違った方向に向かい、その結果失敗するのです。

私も含め、こんな人は非常に多いのです。

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NO.4 いくら努力しても結果がでなければ意味がない

きちんと顧客ニーズをとらえたビジネスをやっていれば、徐々にうまくいく兆しが出てきて、売上も伸びていきます。

問題は、うまくいく兆しがまったく見えない場合。

それは間違ったことをやっているからです。お客さんのニーズから外れていることを頑張っているのです。

必ず何かを間違えています。間違っていることを努力してもどうにもなりません。

私の場合も、いろいろと方法を考えて努力してきました。でも、仕事をすればするほど身動きできなくなっていくのです。

何をしても結果がでない

挫けそうになったときも自らを奮い立たせ、必死に前に進もうとしました。

それでも、お客様はまったく集まりませんでした。

それでも時々お客様が来てくれて希望が見えたりしましたが、同時にクレームも増えてしまい、クレーム処理対応で仕事時間の大半が奪われてしまい、精神的にも疲弊してきました。

必死の形相で対策を打つのですが、こういうときは何をやってもうまく行かないものです。

しかも素人商売ですから、何をやるべきかがよくわからないのです。手探りでやるのですから非常に効率が悪い。

暗闇で棒を振り回している感じです。徒労感だけが募ります。

お金にならない仕事が増える

結果が出なくても、支払いは容赦ありません。1円も儲からないのに、毎日出費はかさみます。生活費も交通費、事務所代など全て自腹。

そのために経費節減のために、これまで業者に頼んでいた仕事を削り、自分でやることを選択する場合があります。

そうなると、もっと集客や売り上げにつながるような攻めの仕事をしなければならないのに、それ以外の仕事をしなければならなくなります。

こうやって1円にもならない仕事だけが増え、儲かる仕事はどんどん減っていく悪循環にハマっていくのです。

私の失敗談

サイト構造を改善するために外部のプログラマーに委託していましたが、プログラミングを修正する都度、料金が発生します。

最後の方はプログラミングの修正費用も捻出できず、自分で修正するようになっていました。そのため、1日の仕事の大半がプログラミング作業に充てないとならなくなってしまいました。

集客や売上につながる仕事を削り、プログラミングの修正という守りの仕事に大半の時間を費やさねばならなくなったのです

一人起業は間違った方向に進みやすい

1人での起業は、気楽で良いんですが、全部をひとりでやらないといけないので、けっこうきついです。

自分がやるべきこと、やらなくても良いことをきちんと整理して、優先順位をつけていかないと自滅します。

気がついたら手を広げすぎていて、本業そっちのけでまったくカネにならない別のことをしていたということも普通に起きます。

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NO.5 大企業は容赦なく参入してくる

「スキマ産業だから競合が少なくて安心」「うちはブルーオーシャンだから」

なんて言って安心していると、ある日突然大企業が参入して根こそぎ市場を持っていかれます。

向こうは圧倒的な資本力と知名度があります。

こうなると、まったく太刀打ちできません。

きちんと差別化を考えておかないと、廃業一直線です。

私の失敗体験

大企業は参入してこないだろうと思っていた市場で起業したのですが、完全に甘かったです。

起業して半年ほど経ってから、徐々に競合他社の参入が増えてきたんです。

しかも競合他社は、大手企業。株式市場に上場しているような、名前の知られている会社。

1社だけではなく、同時に3社ぐらいがドドッと参入してきました。

一気に市場を持っていかれました。

これまで安定して伸びていたアクセスが激減して、なんとか回避策を練りますが、対応しようにも人手が足りません。なんせ自分ひとりしかいないのですから。

何をしても焼け石に水という状態に陥り、みるみるうちにサービスが過疎化していきました。

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NO.6トラブルの連鎖が続くときは廃業サイン

起業してビジネスをスタートすると、トラブルはつきものです。

しかしトラブルだらけで、対策にかかりっきりとなり、本業のビジネスができなくなってくると、かなり危ないと言えます。

そもそもうまく事業が回っていれば、トラブルが発生してもうまくリカバリーできることが多いです。

しかし、起業したてで売上も少なく、お客さんも少なく、認知度も低い状態で、トラブルにかかりきりになると、致命的です。

本来ならスタートダッシュにかける時間と費用がすべてトラブル対処に使われてしまうからです。

私の失敗体験

ある日突然サービスサイトのサーバーがダウンしてしまいました。

対策を取ろうにも素人の知識ではどうにできず、サーバー会社に問い合わせしても冷たい対応だし、外部のプログラマーからは高額の見積もり。

個人で支払うのもかなり難しい値段だったこともあり、ネットを調べてなんとか自分で対応することにしました。

この間、顧客対応はまったく手につかない状態で、問い合わせの回答もできませんでした。

そこに来て、大企業の参入。なけなしのお客さんもごっそり持っていかれました。

さらに、顧客からの返金クレームが多発。

もはや態勢を立て直す資金も有りません。

負の連鎖が続くときは、廃業が確実に近づいてくるサインではないかと思います。

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NO.7「もう少し頑張れば」の線引き

失敗を自覚することが難しい

困ったことに「起業の失敗」は、自分では気づけないことが多いものです。

「え、今オレ失敗してるの?」と気づけばいいんですけど、「そんなわけない、もうちょっとやればうまくいくはず」と無茶してしまうことのなんと多いことか。

もうちょっとやればうまくいく可能性はあるかもしれないけれど、もうちょっとやることで傷がさらに深くなってしまう場合もあるのです。

未来のことはわかりませんから、その線引きは非常に難しい。最後は、「これは失敗です」と自分で決断しないといけません。

最後の引導を渡すタイミングの明確な基準がないから、なおさらです。

「もしかすると・・・」は錯覚かも?

毎日毎日うまくいくように改善しているけど、これまで何の成果も生み出していないということは、つまりこれまでのやり方が間違っていたということです。

間違っていることを毎日毎日努力しても、結果は何もついてきません。やっていることが間違っているのですから。

当事者となると「もしかすると、もう少し先に何かあるかも」と錯覚するものです。間違ったことをやり続けて、その先にうまくいく可能性はほぼゼロです。

「夢はいつも、伸ばした指先の1ミリ先にあると思う」というのは、秋元康の名言。

この言葉は耳障りはいいけど、もう若くはない40代が頼る言葉としては、ちょっと危険です。

私の体験談

売上もずっとゼロのまま。請求書の束だけが積み上がっていきます。

穴の空いた桶で船内に溜まった水を掻き出している感じです。

これではマズイと思って対策を練るけど、何一つとしてうまくいかない。うまくいく兆しすら現れない。

営業で名刺交換するのさえ怖くなりました。

名刺交換すると、相手側に簡単に自分が何をやっているかを説明しなければなりません。でも、うまく行っていないことが相手にバレたらどうしようと怖くなってしまうのです。

その結果、名刺交換する場面を想像するだけで、冷や汗をかくようになりました。

そういうことを続けるうちにだんだん自分が恥ずかしくなっていきます。自己嫌悪が強くなります。

うまく行っている人と比較して、自分が無能に思えてきます。確実に精神的に病む方向へ進んでいきます

そのうち不眠となり、仕事することにも嫌気が指してきました。

「あと一歩だ」の前に確かめるべきこと

何をやってもうまくいかない、成果が出ない。でも、あともう一歩のような気がする。

と言う場合、本当にあと一歩で成功する場合と全く何も変わらない場合があります。

ほとんどのケースは後者の方で、一歩進んでも二歩進んでも何も変わらず、むしろ事態が悪化することの方が多いのです。

これらの二つのケースを決定づけているのは、「なにがなんでも絶対に実現させる!」という強い思い。そして、その前に「なにがなんでも」の部分が鮮明になっていること。なにを絶対に実現させるのかが明確になっていないと、思いも強くできませんからね。

だからこそ、「あと一歩だ」と思うとき、何に対して「あと一歩」なのかを確かめることが重要です。

明確な目標が無いのに、「あと一歩だ」と思っていませんでしょうか? その場合は、事態を悪化させる結果になることが多いです。

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NO.8 資金繰りこそが失敗か成功かを分ける境界線

事業を継続させられるか、それとも断念するか。それを決めるのは、資金繰り次第です。

資金が潤沢にあれば、今は売上が伸びなくてもまだ立て直す時間があります。しかし、資金が行き詰まればそこでゲームオーバー。

起業したら、資金繰りと隣あわせの毎日が続きます。

トコトンまでやるか、きっぱり諦めるか

資金繰りに行き詰まってくると、今後は引き際をどうしようかを考えるようになります。

資金が空になるまで玉砕覚悟で最後までトコトンまでやるか、それともきっぱり諦めてしまうか。

この線引が非常に難しいんです。

一念発起して、脱サラして起業したんです。

これまで安定してもらっていた給料を捨ててまで、選んだ起業の道。こんな簡単に捨ててしまって良いのでしょうか。

どうせやるなら、トコトンまでやるのが本当の姿ではないのか?

あと半年で貯金が尽きるのであれば、それまで必死でやるべきではないか? もしかして半年の間になにか良い変化があるかもしれない。

そう思うとなかなか廃業に踏み切れないのです。

そうやってズルズル決断を引き伸ばし、精神的にも疲弊するという悪循環。

ここまで来たら感情は捨てて、合理的に判断するしかないのですが、当事者にとってはなかなか決断つかないのです。

私の失敗体験談

このままでは退職前に貯めた資金が全て無くなってしまう。

事業を継続するか、それとも思い切って廃業するかの決断に迫られることに。

このまま進めば確実に「半年以内」に貯金が底をついてしまいます。

と言っても、あと半年で事業が急上昇する気配はまったくありません。

精神的もかなり疲れてきました。

眠れない夜が続いていました。

退職前の抑うつがまたぶり返してきて、早朝覚醒にも悩まされました。

それでもなかなか廃業する気になれません。

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起業すれば自由を手にいれることができるのか

起業すれば自由を手に入れられる?

いいえ、それは事業がうまく行っていて、貯金がある人だけです。

その逆の事業がうまくいかない人や売上が停滞している人が圧倒的に多いのが現実です。

成長が止まり、赤字に転落すれば、恐ろしい勢いで貯金が減っていきます。

しかもいくら努力しても結果がついてこなければ、それはすべて無駄な努力になります。

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フリーミアムは失敗しやすい

新しいビジネスモデルを広げるために、フリーミアムというか、無料で商品を提供して集客し、広告収入を稼ぐ方法がありますが、これは起業したての体力が無い時にやるべきではないと思います。

仮にうまく言っても、大企業にうまいこと真似されて、全部もっていかれて終わりです。

できれば、既存の、すでに確立されているビジネスモデルで起業した方が良いです。フリーミアムで、まったく新しいサービスを立ち上げるのは、失敗しにいくようなものです。

広告収入でビジネスモデルを組み立てるのでは無く、無料で提供する部分、有料で提供する部分をはっきり区分けすることが必要です。そして無料で提供する部分に関しては、お客さんがあなたの商品価値を試して好きになってもらうことを想定するべきです。

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NO.9 失敗がわからなくなる

失敗は自分で決断するしかない

失敗は自分自身で決断するものです。

誰かがポンポンと肩を叩いて教えてくれるわけではありません。失敗という辞令は出ません。自分で、「これは失敗だ」と決めるしかないのです。

武士は散り際が大事などと、うまくいかないビジネスと心中しようなどとは考えないでください。とことんまで突き進もうにも限界があることを念頭に置く必要があります。

限界は、銀行残高を見れば簡単にわかります。

残高を見れば、あと何ヶ月続けられるかを予測できます。その間にできることをできる限りやり、それでもうまくいかなければ自分に引導を渡してください。

残高に余裕を残せれば、敗者復活もできます。今やっていることは失敗だけど、その次にやることは失敗とは限りません。むしろ失敗を活かせるので、うまくいく可能性の方が高くなります。

「失敗」を決めることは精神的にかなり辛いことです。本当に失敗なのか?と何度も葛藤することでしょう。

「失敗」の後には、必ず次の展開が見えてきます。

次の展開が見えれば、その新しい展開に乗るかどうか、もう不安はあまり感じていないはずです。

私の失敗体験談

廃業を決断して、「時期を見て他の事業に再チャレンジしよう!」、そう考えると気持ちが楽になりました。

どう考えても活路は見いだせなかったんです。

これまでは「なんとか早く軌道に乗せなくては!」という焦りや張り詰めた気持ちが強かったんです。

それに、このタイミングで事業をストップさせれば生活は苦しいものの、あと1年は暮らせるという判断もありました。

今までは、失敗の恐怖に怯えていたのですが、失敗を決断すると憑き物が取れたように気持ちがフワリと軽くなりました。

夜もグッスリ眠れるようになったし、やっぱりうまく行かないものは、結局うまく行かないのかもしれません。

世の中には、たとえうまくいかなくても、成功するまではくじけず、粘り強く踏ん張って結果大成功した人もいます。いるんですけど、私の場合はそこまではやれなかった。

うまくいかない事業は早めに損切りして、次のチャンスに掛けようと思いました。

私の場合は、早めに切り替えた方が性格に合っていたように思います。

この判断は、正しい判断でした。なぜなら精神的に非常に楽になったからです。

ビジネスが重荷だった

起業に失敗して、これまでを振り返ると、どうも私が起業したビジネスは私には経験レベル的にも精神的にも重荷だったことがわかりました。

入念な起業準備をしてきたと思っていましたが、実際にはほとんどなんの役にも立たず、実際には素人商売で何をやってよいかさっぱりわからず、トラブルばかり。

売上はさっぱり上がらず、お客さんも増えず、精神的にもだんだんつらくなっていきました。どんどん減りまくる貯金残高を見るのもかなりの苦痛になっていました。

かなり悩んで、思い切って廃業を決断すると、気持ちがかなり楽になりました。これまでにないくらい前向きな気分になれました。

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NO.10 まずは手堅いビジネスから始めるのが良い

ビジネスの成功イメージ

確実に食える商売からやる

先にでかいビジネスを考えるんじゃなくて、小さくても確実に食える商売からやるべき。

まずはここが一番大事。ここを外せば、あとに書いてあること全部やっても意味ないです。

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詳しく 40代起業で成功する鉄則。経験者だけが知る起業の基本

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新しいビジネスモデルとか、理想のビジネスモデルとか、凡人には無理です。そんなのができていたら、もっと若い頃にやっていたはず。40代になって始めてもうまくいくはずがないです。

それよりもまずは手堅いビジネスが良い。

たとえばフランチャイズ契約で一人でできるビジネスで独立するのも有りでしょう。まずは手堅いビジネスで成功しておいて、そこから次のステップとして自分のやりたいビジネスを手掛けても良いのですよ。

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あるいは、すでに世の中にある商売の仕組みを利用する。小売業とか運送業とか。なにかをしたらお金を貰える仕組みが、すでに整っているビジネスを最初に選ぶべきです。

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固定費は低く

起業すると、成功を誇示したくなり、ついつい見栄を張ってしまいます。高級なオフィスを借りて高価な家具を買ったり。

固定費の膨張は、じわじわと自分の首を締めていきます。

事業が起動に乗ってくるまでは、固定費は極限まで下げるべきです。

たとえば、オフィスで仕事をするなら格安のシェアオフィスにすれば、家賃をかなり下げられます。

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NO.11 楽することを考えだしたら、失敗する

起業失敗する時は、頭ではお客さんのことを考えている「つもり」です。

しかし実際にやっていることは、まったく見当外れなことをやっていることがほとんどです。

空回りしていると言い換えても良いと思います。

楽することばかり考えない

効率とか合理性とか、そういうことばかり考えないほうが良いですよ。

成功方法ブログとかで、「南の島のリゾートかどっかで優雅なごはんを食べてます」、みたいな記事をよく見かけますが、あれって本当なんでしょうか?

本当に成功した人は、多分そんなことしていないし、もししていたとしてもブログとかSNSでアピールしないと思うんですけど。イエローハット創業者の鍵山秀三郎氏はトイレ掃除ですよ。リゾートどころじゃないです。

楽することばっかり考えていると、お客さんよりも自分のことしか考えなくなりますからね。作業効率ばかり重視して、お客さんの満足がおろそかになって売上が減ってしまった企業なんていくらでもあるでしょう。

いつも真剣にお客さんのことを考えるようにしたいです。

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お客さんを喜ばせる方法を考える

お客さんをどうやって喜ばせたら良いか、からまずは考えることです。

なにもアイデアが思い浮かばなかったら、それはかなりマズイですよ。

お客さんをどうやって喜ばせるかを考えるかというこは、お客さんのことをしっかりわかっていないとできないものです。

お客さんの欲しいものは何か、何に価値を求めているのか、何をしたら楽しんでくれるのか、などなどお客さんのことを研究してください。

今やっていることを中断しても、お客さんの喜ぶことはなにかを考えることをまず優先させてください。

意外と「こんなことで良かったの?」レベルの対策が有効だったりします。

本来やるべきことに集中する

「自分がやらなくても良いビジネスはしない」

あまり儲けがないときにやりがちなのですが、「金が儲かりそうだから」という理由で、やりたくもない仕事を始めちゃったりすることがあるんです。

そういう仕事は、最初のうちは良い方向に行くんですが、後々重荷になったりします。

せっかく起業したのに、お金のためにやりたくもない仕事をしなきゃいけないなんて、本末転倒もいいところです。

健康に気をつける

起業したら体が資本です。

あとちょっと、あとちょっとと仕事に没頭していると、すぐに足をすくわれます。

あなたが体を壊せば、その時点で即、ゲームオーバーにつながってしまいます。

そうなると、お客さんにも大変な迷惑がかかります。

治療には時間もかかりますし、費用もかかってしまいます。思わぬ事態に対処できずに止む無く撤退した人も多いです。

お客さんのためにも虫歯一本つくらない、そんな思いでいたほうが良いです。

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起業失敗の原因は普遍的な要素が強い

失敗の原因というのは、業績や業界などの違いはなく、割と普遍的な要素が強いです。

ほとんどの失敗原因は、経験不足だったりして市場への理解が低いことにあります。そしてその原因をつくっているのは、自分の考え方にあると思います。

本来やるべきことに目を向けず、やらなくても良いことに一生懸命になってしまうのです。

困ったことに、本人は自分が間違ったことをやっていることに気づかないのです。

気づかないままそのまま突っ走ってしまうので、いくらがんばっても成果があがらず、本人も精神的に疲れてしまいます。

そういうタイミングで、トラブルが多発してくるから不思議なものです。

そのうちに資金がショートしてきて、廃業を受け入れざるを得なくなります。

でも一旦失敗を受け入れると、精神的には楽になります。

早めに撤退できれば、その後の生活も悲惨なものにならずに済みます。

誰にでも失敗リスクはある

最初は失敗するなんて誰も思わないものです。

失敗することなんて考えてたら、本当に失敗しちゃうかもと思ってしまうからです。

最初は、誰でも失敗について目をつむってしまう傾向があります。

とは言っても、誰にでも「失敗」はやってきます。

どんな成功者でも、たくさん失敗して修羅場を切り抜けて成功たというような話は、自伝や起業成功本などでよく目にします。

失敗リスクを避けることは、自分が間違っていることに早めに気づくことだと思います。

つまりここで書いてあるような失敗を頭に入れておくことで、ご自身が同じようなケースに出会った時に気づくことができるのです。

私のような失敗を避け、起業を成功させてください。

やっぱり起業するなら成功しないければ意味ないですからね。

起業失敗しても悲惨な生活になるとは限らない

起業失敗その後

起業失敗その後の末路

幸い借金がなかったので、起業失敗したその後は派遣やバイトをやりながら残った貯金を取り崩しながら生活しています。

まだ資金的に余裕のある内に廃業を決断できたのが良かったと思います。

いざ失敗してみると本人はかなり冷静で楽観的でいられるものです。

起業に失敗した末路は悲惨なものになると考えていましたが、そんなに悲劇的な結果とはならず、淡々と毎日が過ぎています。

生活自体は、なんとかやりくりしながら成り立っています。

新しい借金もつくることなく、ホームレスになることもなく、家族と生活できています。

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詳しく 40代家族持ちで起業に失敗したその後の生活 なんとかなってる

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お金には苦労しているが、精神的には安定

給料をもらっていたサラリーマン時代と比べると欲しいモノが買えず生活レベルは落ちました。

とはいえ、精神的には今の方が気に入っています。

サラリーマンに出戻るのはなんとしても避けたいので、なんとか再起のチャンスを得ようと毎日奮闘しています。

起業に失敗したのは悔しいですが、なんとか再起してやろうというチャレンジ精神が自分を支えてくれているように思います。

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詳しく 起業失敗後の心境 ドン底を経験すると肝が据わる

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後悔や苦労も多いのも事実

貯金を取り崩しながらの生活なので、貯金が無くなればまた会社員に戻らなければなりません。

貯金が無くなる前に早く、再起しないのですが、なかなか思ったようにうまくはいかないのが現実です。

チャレンジしては失敗し、もう一度チャレンジしては失敗を重ねています。その度に落ち込んで「なんでこんなことをしているんだろう」と思うこともあります。

一度失敗しているので、やっぱり自分は失敗体質が染み付いているのだ、と思ってしまい、自信喪失することもしょっちゅうです。

再出発が人生の希望

それでも、一度失敗しても他に何かできるはずだ、他の方法がなにかあるはずだ、と考えるようにしています。

なぜ40代にもなって長年勤めてきた会社を辞めて独立したのかといえば、やはりビジネスを成功させたいという気持ちが強かったからです。

だから一度の失敗ぐらいで終われないな、という思いでいます。

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